気持ち新た。

11周年感謝祭の途中ですが 実は 本日がパスティーユがオープンしたその日です。初めての開店の日、はたして お客様は来て下さるのか・・・そんな不安を抱えながらの初日だったことを思い出します。

こうして11周年を迎えられたのも本当にお客様のおかげです。不便な場所にあり、一見すると怪しさの漂う外観のお店を“何か”を発見できる場所にしてくださったからです。私たちだけでは 到底出来ないことです。すべては そんなわくわく出来る場所にしてくださった お客様のおかげなのです。夫婦ともども心から 御礼を申し上げます。

先日、机の中を整理しようと 中身を出していたら、開店に向けての事業計画書が出てきました。20ページほどのその計画書には どんなお店にしていきたいかという熱い思いが綴られています。その思い通りにならなかったことも多いけれど、変わらずに居られることも多くあります。理想には 程遠いその道程の もっと出来ることがあるという指針になっていたことに気付きました。まだまだ頑張らなければ!と気持ちも新たになりました。

11周年記念のオリジナルプレートもまだまだご用意しています。寒くって道路事情もよくありませんが いつものように素敵な時間を用意してお越しをお待ちしております。

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雰囲気作り。

古いものを飾るには 雰囲気作りが大切だと思います。思い入れをもって集めたものは やはり目の着くところで いつも眺めていたいものです。それは なにも古いものだけに限らず、新しいものであっても 可愛く素敵に、雰囲気を大事に飾ってあげることは そのものに対する愛着も より深くなることにつながるからです。ただ、ことは大ごとだったりします。全体の家の感じ、家具の印象、身の回りの小物に至るまで 統一感がいるからです。好きなものを知っている人にこそ出来ることなのだと思います。

そこで、小さなシェルフを作ってみました。ちょっと寂しく感じられる壁に 一枚の絵を飾るような感覚で・・・・・足踏みミシンの小物いれを活かしたので 古いものとの相性はきっといいことでしょう。視線の先の雰囲気作りに・・・きっとお楽しみいただけると思います。

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近くに。

脚の折りたためるテーブルといえば ちゃぶ台などが思い浮かびます。昔の暮らしには 欠かせないものだったに違いありません。

日本家屋は狭く、現代のダイニングなど無い時代です。家族が多ければ 茶の間に布団を敷いて寝るなんてことも珍しいことではなかったのではないでしょうか。ご飯を食べて、家族が集まっての団欒の中心には ちゃぶ台があったはずです。でも、寝る時間には脚をたたんで 立てかければ 寝るスペースが簡単に出来たわけです。出来るだけ置き場所に困らないように・・・脚をたためるテーブルがあったのです。

洋風家屋が当たり前となった現代、このようなテーブルは必要ありません。一人暮らしのワンルームでない限り、リビングと寝室は別なはずです。置きっぱなしのテーブルで食事をするのが当たり前だからです。そんな現代だから あえて、おすすめできる理由があります。

日常の食卓は食卓として必要だけど、今日は ちょっと趣向を変えて・・・和室に置いて、座布団をしつらえ 熱燗で一杯・・・。普段のテーブルの距離よりもぐっと近くに感じられて・・・普段とは違う食卓になりそうです。

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一番のお気に入り。

古いものとの出会いは 本当に突然で、よくぞ残っていてくれました!と感動を覚えることも少なくありません。

毎年印象深いものがあるのですが 今年はなんと言ってもこの陶器のフィギュア。可愛くて一目ぼれして購入しましたが 調べても調べてもその正体は不明・・・見れば見るほど謎めいた存在です。

細工が細かく、何色もの色が使われていて 流れ作業で大量に作られた感じがしません。当然、職人さんの手作業による着色で 筆運びの苦労が垣間見られます。一つ一つ手作業だとすれば 気の遠くなるような工程を経て、作られたのだと思います。

最初は ただ可愛いと思って手に取りましたが よくよく見てみると、昔の内藤ルネさんが描く好奇心旺盛な女の子の表情のようで・・・カメラを構えた人に、そんな女の子が自身たっぷりに ポーズをとる一瞬を捉えたようで・・・手の表情も 足の開き具合も その一瞬を立体化させた職人さんのすごさを感じることが出来るのです。ただの陶器のお人形という風には 私には思えないのです。

それに、描かれている場面も面白く、興味を惹かれます。雨が小降りになるタイミングを見計らい、森へと きのこ狩りに出かけます。片手に傘を もう一方にはバスケット一杯のきのこを持って・・・しかし、そのきのこは どう見ても毒性のありそうなきのこです。いったい何のために・・・正体はわかりませんが 私には 内藤ルネさんの内面を写し出したもの・・・という感覚を拭い去ることが出来ません。男性でありながら 同姓のことを好きになる・・・現代でこそ そういう感覚を理解できる環境が出来つつありますが、60年ほど前の日本は それを異常なことと考える風潮が一般的でした。

自分の内面を知り、葛藤する姿は ルネさん自身 たくさんの作品で表現されました。若い男の子をコレクションする魔女のお話だったり・・・どこか陰鬱な印象を受ける不思議なお話です。その作品を発表する以前の段階では おおっぴらに出来なかったその感情を 可愛い女の子の人形で 間接的に表現したかったのかも・・・と推察できるわけです。カメラの前でポーズした一瞬・・・と書きましたが 本当はきっと、誰にも言わず たった一人の思いつきで出かけ、その時の秘めた想いを俯瞰から見て 自分を写し出した像・・・それが正解のような気がします。

そんな大げさなことではないかもしれない。それに、ぜんぜん違う人の作ったものかもしれない。正直、そんなことはどうでもいいのだけれど そんな風に鑑賞できるこのお人形は 私にとって大切な宝物となったのです。

古いものには いつも感心させられます。そんなことを思わせてくれるものって、本当のアートだと思うのです。今年一番のお気に入りは 大切なコレクションの仲間入りとなりました。

追伸、お店はイベント中ではありますが 明日、15日(水)はお休みを頂きます。

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ひとつひとつ。

「11周年感謝祭」が始まり 日頃お世話になっているお客様から お祝いの言葉やお花を頂いたりして本当にうれしく思います。続けてこれた感謝の思いをお伝えする機会にもかかわらず・・・違う作業をしていて 直接言うことができないので、この場を借りて御礼申し上げます。 足を運んでくださった皆様・・・本当にありがとうございます!今後ともよろしくお願い申し上げます!(イベントはまだまだ続きます。)

お店というものは 日々変わっていきます。品物が売れて、新しいものが入り、それがまた売れて、違うものが入ってくる・・・その繰り返しの中で、少しずつ変化していくわけです。売れなければ 変化も無く、いつ来ても変わらないとすれば もはやそれはお店とはいえないのだと思います。品物は変わるけど 魅力が無ければ、きっと見向きもされないでしょう。お客様にとって魅力を感じてもらえるものを揃えることは とても大変です。すべてのお客さんに気に入られるものなど無いからです。

漠然と品揃えできるほどのキャパは無く、一般受けするものが売れればいいという商売ベースでの運営をすることはできません。ほんの一握りの個性ある暮らしを望むお客様に 夢を探せる場所として、うちのようなお店はあるのだと思うのです。そして、うちのお店と出会って 個性ある暮らしの楽しさに気付き、長い時間をかけて 自分の暮らしを作っていきたいと思う人が増えてくれれば・・・たとえうちでなくても 自分の感性で 似合うものを探し続けながら、自分らしく生きる喜びを知る人たちが増えてくれれば・・・そんな人たちが住むところは きっと面白いことが一杯ある町になりそうな気がするのです。そんなことを問いかけ続ける存在になりたいのです。

そのために、うちは一つ一つの品物を大切にします。そして、その一つ一つの積み重ねでお店を作っています。それは お店でなくても、日常の暮らしにも共通して言えることです。気に入ったものと出会い、それを大切にし、そんな愛すべきものがひとつひとつ増えていく・・・その先にきっと どこにも無い あなたの暮らしが待っているのですから。

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伝統とデザインと。

大好きな椅子と再び出会うことが出来ました。思っていれば いつかきっと・・・。が叶ったのです。

ウィンザーチェアは 古くから椅子のデザインの定番です。しかしながら、この手の椅子は 一般の家具屋さんでは あまり見かけることはありません。手間のかかる椅子だからです。特に この椅子の特徴である背もたれの基礎の部分は 曲げ木によるもので 特別な技術が必要とのこと。どんなメーカーでも出来るものではないようです。

勿論、多売を目標とするメーカーは 価格を抑えるため あえてこういう椅子は作らないのではないでしょうか。やはり、いいものを届けたいという伝統あるメーカーが 作る椅子。と言えるのではないかと思います。

面倒なことをあえてするには 理由があります。古くからのデザインがいまだに椅子の代表的なものになっているのは その座り心地にあるのではないでしょうか。木の椅子でありながら背中をふんわりと包んでくれる感覚は 実感できます。それに、この椅子のあるテーブルは どこか素敵な風景になります。我が家の ばらばらな四脚の椅子の中でも、佇まいが違うのです。

いいものは やはりいいものです。伝統の技術とデザインが融合して 長きに渡り、定番として作られただけのことはあるものだと 実感できるのです。

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意気に感ず。

先日、ショッピングセンターの食器売り場を覗いてみました。どんな食器が普通に売られているのか気になったからです。

一番目立つ場所には コレールが飾られていました。耐熱食器もたくさんあるのですが なんか素っ気ありません。デザインは豊富にあるので 使い勝手は良さそうですが 古い耐熱食器を知る私にとっては 素っ気無く感じるのです。

耐熱ガラスの業界を取り巻く環境も 昔とはすっかり変わり、パイレックス・コレールに関しては輸入品となり、長らく日本のパイレックスを作ってきた会社は 独自路線のラインナップで作り続けているようです。

コレールは いろんな柄物が作られ 現行品でもお好きな人が多いのではないでしょうか。キャラクターがデザインされたものもあり、行事にあわせて選びたくなる・・・そんな工夫を垣間見ることが出来ます。でも、時代の空気がそうさせるのかどうか分かりませんが 私には 断然、昔のデザインのほうが素敵に思えます。キャラクター人気で 食器が売れるとしたら・・・それは あくまでもキャラクターに頼った もの作りとしか思えないのです。長く愛される定番食器なのですから 独自のデザインで、いい食器として人気が出るような努力をするほうが私はいいと思えるのです。

いろんな暮らし方があり、いろんなインテリアがある。好みも様々で みんなに人気が出るものなど食器の世界では存在しません。だからこそ、インテリアの世界とリンクして それに似合うもの作りをしたりして時代を作っていく・・・そういう挑戦の歴史の連続があって、この先があるのだと思うのです。かつてのものには そんな心意気を私は感じます。10年後、20年後も 使ってもらいたい・・・そんな心意気です。

私たちが大好きな食器も 誰しもに好かれるものではないことは重々承知です。でも、暮らしに合わせ、もし食器を選ぶなら やはり私たちは昔のものを選びます。昔の人のもの作りを、意気に感じるからです。

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『11周年記念感謝祭』

いよいよ冬がやってくるのでしょうか・・・気温も低くなってきて 風邪がはやり始めています。どうぞ、暖かくして 風などひかれませんようご自愛くださいませ。

さて、今年もあと2ヶ月。本年も 皆様のおかげで なんとかやってこれました。日頃のご愛顧 心より御礼を申し上げます。というのも 11月22日で 11周年を迎えることになるからです。一年というのは あっという間ですが 開店11周年を迎えられるのも ひとえに足しげく通ってくださるお客様がいてくださるおかげです。

そこで、日頃の感謝の気持ちをこめて、『11周年記念感謝祭』を開催します。今年は 日程を少し早め、期間を長く設定しました。ご用意した 特典を存分にお使いいただけますように・・・。

『11周年記念感謝祭』 11月6日(月)~12月10日(日) ※11月15日(水)お休み

特典1 2000円以上お買い上げの方に 特製オリジナル記念プレートプレゼント(数量      限定)

特典2 メンバーズカードのスタンプが通常の2倍!!(即時発行いたします。)

特典3 お買い上げの皆様の中から 抽選で10名様に 11周年特製オリジナル

     レターラックをプレゼントいたします。期間中は 何度でもご応募いただけます。

今年の記念プレートもレターラックも 来年1月をもって終了してしまう スイマー・チョコホリックへの今までの感謝の気持ちを込めて、印象深いチョコホリックの電気スタンドをイメージしてデザインしました。11周年記念祭だけの限定品です。

スイマーの最終の新商品も入荷して いよいよ・・・という感じで 寂しい限りですが 「今までありがとう!」の思いを込めて・・・ひとつひとつ心を込めて作りました。こんなことでしか 感謝の気持ちを伝えられないのが歯がゆくもありますが 「こんな暮らしをしてみませんか?」と言い続けてきた雑貨屋にとって お客様にも共有していただければ・・・という気持ちでお渡ししていきたいのです。きっと、スイマー・チョコホリックのファンの方以外の古い物好きの方にもご理解いただけることと思います。

日頃の感謝を パスティーユセレクトの商品に込めて・・・素敵な何かを探しにいらして下さい。

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昔のものは情緒的。

久々に すごく面白いものと出会いました。「ディズニータイム」という目覚まし時計です。

丸い形のものはたまに目にしますが この形は初めて。ひどく汚れていたので 動くかな・・・と心配しましたが きれいにして整備したら コチコチと動き始めてくれました。手巻きのゼンマイ動力ですが まる二日たち、割と正確に時を刻んでくれています。ムーブメントはSEIKO製なので おもちゃ的な感じがしないのです。

目覚ましの機構に 少し難がありましたが 調整すると驚きのギミックを見ることが出来ました。

おそらく、色んなシリーズで売られたものだと思うのですが(調べましたがどこにも出てこない)、今回出会ったのは 「わんわん物語」のキャラクターが描かれたものです。レディーがいて子供たちがいて、ジョックがいて・・・おや、と気が付きます。トランプがいません。開きそうな扉があったので この中か?と思ったのですが 無理に開けるのは壊しかねないと考え、整備を進めました。何とか調整し、目覚ましをかけてみました。すると・・・ジリジリとけたたましくなるベルの音・・・この音なら すぐ目が覚めそう・・・で、しばらくすると・・・扉の中から まるでびっくり箱のようにトランプが飛び出してくるではないですか!これなら ねぼすけでも 飛び起きそうです。で、扉の横の窓には トラスティが嬉しそうな顔をして トランプを見ています。なんとも 微笑ましい景色です。

ただの目覚ましに こんな付加価値を付けてくれるなんて・・・さすがに 昔の日本のもの作りは 情緒的です。飾るだけでも・・・と思ったのですが 当時のままの動きが見られるのはとてもいいものです。素朴なイラストや 家の形も素敵です。ミッキーのオルゴールとディズニーまんがこけしの白雪姫と並べてみました。どこから見ても 昔のものは情緒的です。

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いつでも、外でも。

素敵なマホービンをご紹介します。

昔ながらの真空二重構造ビンのポットです。でも、見た目は 籐で本体を巻いてあるので手作りの温かみがあります。保温効果の高いマホービンですから熱いお湯が欲しい時にも、氷を入れれば冷たい水も、飲みたい時に・・・それに、スクリュー式の蓋が採用されているので 漏れる心配が無く、外に持ち出してみたくもなります。

だから、いつでも熱いお湯が使えて、外でも温かい飲み物が楽しめます。何処へでも連れ出せる素敵なアイテムです。

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«わくわくの食卓を。