雑貨は楽しい。

先日、「Ma cocotte」さんの一筆箋やポストカードなどの紙ものが入荷しました。どれもかわいいイラストなのですが とても気になるキャラクターがありますので ご紹介します。

一筆箋は ちょっとしたメッセージを書けるので とても重宝します。で、どんな一筆箋を選ぶかが その人の個性となるわけですが、文具店などで見てみると 季節柄、金魚のイラストなんかが目に入ります。私も年ですから そんな落ち着いた柄を選んでしまいそうですが この一筆箋を見ていると こんなおじさんでも 洒落が効いてて 案外いいかも・・・。と思わせてくれます。どんな一筆箋を選ぶかで その人の性格みたいなものを相手に伝えることもできますからね。

そんな一筆箋で気になるのが “りんご氏”と“レモン先輩”です。レモン先輩は きりっと さっぱりしてそうな感じで腰に当てた手も どこか自信ありげ・・・。だから りんご氏とレモン先輩がカフェに行った時も レモン先輩は シュワっとした飲み物をすぐに頼みます。でも、どこか夢見がちなりんご氏は リンゴジュースにするか りんご色のマグカップで温かい飲み物を頼もうか 随分迷っているようです。りんご氏というからには それなりの品格をそなえた人格者のはずなんですが メニューは決めかねているようです。でも、りんごに関係するものを 思い浮かべていることだけは 想像できます。だって とにかくりんごが大好きなのですから・・・膝あてのアップリケが物言わず語ってくれているのです。

こんなイラストが描けるのはやっぱりすごいことです。雑貨の楽しさを改めて 教えてもらいました。この他にも いろんな可愛い柄ありますよ。

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襟を正して。

以前から 家具製作のご相談をいただいていました。ご自身で作られた ステンドグラスを生かしたオープンシェルフを作りたいというご依頼でした。

ステンドグラスについては その作成方法など 知識がないのでわかりかねますが 一から思い描く作品を作るというのは それは大変なご苦労を経てのことだと想像します。もの作りは どんなものでも苦労を伴います。そう。どんなものであってもです。

その苦労や大変さは いやというほど知っているので、どんな作品が持ち込まれるのか 楽しみでもあり、もし 具体的にご依頼が来たら・・・と考えるだけで 身の引き締まる思いをしていました。作品を引き立てるのも、そうでなくしてしまうのも 私自身のご依頼に対する取り組み方次第ですから・・・。いつものことですが「思いを形にする。」その仕事に 改めて襟を正して向かわなければならないと思ったのです。

完成品をご覧いただき、とても気に入ってくださり、心からほっと 安堵することが出来ました。大事な作品を託してくださり ありがとうございました。素敵な作品と共に 暮らしの傍らに いつまでも お使いいただけますよう、願いを込めて・・・お届けに伺います。

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アクセサリー。

アクセサリーといえば 指輪やイヤリング、ネックレスにピアス・・・可愛らしく 自分を引き立ててくれる大事な存在だと思います。いいものを身につける人は ステイタスを表し、年代に合ったものをチョイスして あれこれ付け替えるってのもお洒落で素敵なことだと思います。自分に似合うものを探す時間も きっと楽しい時間なんでしょうね。女性の そういう好奇心はとても大切です。男には 時計を凝るくらいしかありませんから、アクセサリー選びは女性の特権といえそうです。

でも、アクセサリー選びは女性だけの特権といえない部分もあります。身につけるものだけが アクセサリーとはいえないからです。

アクセサリーが好みを表し、自己表現の一つと考えると 暮らしの場面は そのほとんどがアクセサリーといってもいいかもしれません。人が暮らす中で、自分の好みに合ったものを選ぶことも アクセサリー選びと同じくらい 楽しく、目を向けるべきことのように思うのです。

少し理屈っぽくなりますが つける人を輝かせるもの・・・それがアクセサリーです。あくまでも 付ける人が主役です。暮らしも同じで、暮らす人そのものが主役ですから、生き生きと居られるように作り上げていくことが 選ぶ楽しさ、そこで暮らす喜びになっていくのです。

メインテーブルじゃなく 外の景色が見渡せる窓際の席は その人をリラックスさせてくれます。そんな場面をはたから見ているお相手も いい景色だな・・・と感じることでしょう。テーブルや椅子は そこで過ごす人を輝かせる あくまでもアクセサリーなのです。

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せっせと机に向かって作業しています。手仕事だったり、読書だったり・・・。雰囲気のいい、机は勿論お部屋のアクセサリー。そして、机の上の照明や小道具は 机のアクセサリー。似合うものを選んで置きたいものです。

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お庭の主役は お花です。それを引き立ててくれるのも ガーデンアクセサリーです。お庭の景色を壊さないアクセサリー選びは お手入れのやる気も引き出してくれるものです。

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食べることは最も重要なこと。ただおなかを満たすだけでなく、テーブルの景色にも ちょっとだけ気を配ってあげることで 主役であるお料理が ぐっと引き立てられます。食器は あくまでもお料理のアクセサリー。いつもの料理が 特別に感じられそうです。

アクセサリー選びは とても楽しいもの。自分に似合う暮らしのアクセサリーと出会う 豊かな時間を楽しんで欲しいと思います。

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元気の源。

皆さんにとって 元気の源とは何ですか?

私の場合は 思いつく限り書き出してみると、美味しいものを食べること。喜びを感じること。愛されていることを実感すること。必要とされていること。挑戦すること。だったりします。自分が元気かどうかは 健康だということは勿論ですが 気分が満たされていないと 本当の意味で 元気絶好調!とは言いにくいと感じます。ほとんどの方は 仕事や人間関係、何かしら満たされない思いを抱えていて、自分は元気か?と問いかけると 健康だけど もの足りない・・・と感じているような気がします。病気を抱えていないだけ幸せで、何の不満があるんだといわれてしまいそうですが 元気の源を見出せなければ 気力も引き出すことは難しく どんどん前に進むパワーも出てこないのではないでしょうか。

はたして、元気でいるために その源に満たされている人ってどれくらいいるのでしょう。誰しもが そうなりたいと願っているに違いないのですが なかなか出会うことは出来ないものです。

でも、私は 元気でいたいと願う一人として すべての項目を満たすことは出来なくても せめて ほんの一瞬でも元気を失っている自分から抜け出そうと考えたいと思っています。

そもそも、そんなことに心を向けざるを得ないのは 齢をとったせいです。見るもの見るものキラキラと輝いていた子供時分には そんなこと微塵も感じませんでした。悩みを抱えながらも 悪と戦うヒーローに憧れ、恋に恋する頃は その高揚感に心満たせれていた気がします。元気だったと思えるのは その頃がピークだった気さえしてきます。悪との戦いも、恋のお相手も 頭の中で生み出されたもので 勝手な妄想は自分だけのものでしたから、他人に左右されない自分だけの世界にいることが出来たのです。今となっては そんな自分だけの世界に浸ることは出来ません。現実の世界で生きていかねばならないのです。

だから、そんな子供時代に一瞬にして連れて行ってくれるヒーローのおもちゃを集めては眺めていますし、当時の女の子の恋する気持ちを表すようなファンシーグッズにも心惹かれるのです。そんな子供時分を思い出させてくれるもの・・・なかなか元気の出ない今の自分に 少しの勇気をくれる懐かしいものたちが 元気の源となっているのです。

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ショーケース。

昔も今も ショーケースの中には 憧れや夢がたくさん詰まっています。高級品や ちょっと珍しいものは 簡単に手に触れられない場所に置かれているものです。キラキラと輝いて その魅力を増幅しています。でも、いざ手に入れることが出来たとして 普段の暮らしに溶け込んでしまうと 一気にその輝きが失われるような気分になったことはないでしょうか。

憧れの品が 大事に思えなくなってしまうのは 手に入れた後の扱い方で違ってくるものだと思います。高級バックや装飾品も 普段使いのものと一緒くたに置いてしまえば 同様の扱いになってしまうはずです。そうすると気持ちもなえてしまいます。せっかく手に入れたものの輝きを自ら壊してしまうのです。使うごとに手入れをし、箱にしまい ちゃんとしたケースに入れておくだけで その後の気分も違うはずなのに・・・。

でも、デパートのようなショーケースを部屋に置くような暮らしは なかなかできませんし、そんな発想も湧かないものです。憧れのものをどう扱うか・・・考えてから買うってことが大事な気がします。

しかし、なにもショーケースにしまうものは 高級品だけとは限りません。自分が大切にしているものという点からいうと 普段使いの食器や コレクションのフィギュアなどをしまっておくには なくてはならないものだと思っています。

普通の食器棚やサイドボードにしまったとしても 何故か素敵に見えなかったりしてしまうのは もしかすると 実家の光景と重なってしまうからかもしれません。今見ると 素敵だと思えるものが普通に扱われることで どんなにいいものであっても その輝きは失われてしまうような気がするのです。

好きで集めているものは やはり特別扱いしてあげることで よりその魅力を発揮してくれます。ショーケースは それ自体が輝くものではありません。中に飾るものの魅力を存分に引き出してくれる存在なのです。

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ゆったりと まったりと。

若い頃は 何か楽しいこと無いだろうか・・・と夜の街に繰り出す日々でした。時に 騒いで、はしゃいで、大笑いして・・・そんな日々も 遠い昔のお話です。

今は 好きな音楽を聴きながら、本を読んだり、コレクションを眺めたりする ゆったりとまったりとした時間が 至福のひと時です。そんなひと時を こんな景色の中で過ごせたらいいな・・・と 将来の自分の部屋を夢見ています。

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使うごとに。

先日、大変お世話になっているお客様のお嬢さんが ご結婚されました。お嬢さんにも日頃からお世話になっていて、ささやかながら お祝いに・・・と 大事にしている食器を贈らせていただきました。

新生活が始まるにあたり、家財道具もこれから揃えられると伺ったので うちからは食器棚のご提案をさせていただきました。必ず必要で、一度買ってしまうと 後々買い替えることの難しくなる家具です。ご提案できたのも リメイクすればきっと素晴らしく可愛くなりそうな いい素材が見つかったからです。このタイプの食器棚は 10年ほど前にご紹介したきりで 2度目の出会いでした。程よい大きさですが たっぷりの収納力と使い勝手を兼ね備え、デザインも可愛いのです。仮置きの天板が引き出せて 食器が取り出しやすいのがこのデザインのみそです。

古い家具なので、長くお使いいただくには直しておかないといけない箇所がそれなりにあり、イメージに合わせてガラスを交換し、塗装を施しました。すっかりと見違える出来栄えとなりましたが ただ、可愛いというだけのリメイクは避けました。可愛くシンプルに 大人っぽく・・・。これからのお二人の暮らしをお手伝いする家具として、使うごとに愛着を持ち続けていただけるように・・・。

思えば 結婚とはただ一緒に暮らすことではありません。生まれも 育ちも違う環境にいた二人が お互いを思いながら、ともに白髪の生えるまで支えあうのが結婚です。決して、いいことばかりではなく 必ず越えなければならない問題も出てきます。その時に お互いを支えあいながら、励ましあいながらでないと越えられないことのほうが多く起こります。そんなときの一番の理解者となれるように 努力をすること・・・結婚とはそういうもの・・・この年になり そう思うのです。

お互いに力を合わせ、困難を乗り越えていく・・・そういう気持ちの部分を大切にしていってくれますように・・・と願いを込めて、リメイクにあたりました。表面的な見てくれに目を奪わることなく、思いあい、尊重しあい 支えあう。そんなご夫婦に・・・。

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追伸

5月のお休みは 年号が変わる令和初日ではありますが 5月1日(水)とさせていただきます。ゴールデンウイーク中ですが ご了承くださいませ。

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素敵の入り口。

暮らしは日々の積み重ね・・・いくら雑貨好きといっても 常に部屋を綺麗に保つのは 至難の業。家族それぞれが 部屋を散らかし、みんな大好き整理整頓!なんてご家庭は存在しないものではないでしょうか。時間を掛けて 大掃除するよりも 日常からこつこつ心がけることが出来れば いいのになぁ・・・と思うのですが なかなかそうも行きません。

自分の部屋は まあ大目に見て、服が脱ぎ散らかしてあってもしょうがないと諦めて せめて見えないようにドアを閉めておけば プライバシーの名の下に 好きに出来ますが みんなが使う共有スペースは 最低限散らかさずにおきたいものです。でも、できれば いつ見ても素敵にしておきたいと願ってやみませんが・・・日々忙しくしている中では 目をつむることもやむなし!なのです。

雑貨屋としては 暮らしを楽しんでいただくために 素敵だと思えるものをご提案していますが ただ素敵なものを持っているというだけでは 物足りません。暮らしを支える家具があり、そこに暮らしを彩る食器や雑貨が並び 自分の好きな景色の中で 生きていくことを理想としています。世の中には 様々なものがあり、選ぶ自由があります。特にこだわらずとも 暮らしは成立します。でも、こだわりのある人はそれでは満足できません。自分の好みで暮らしを彩り、自分らしく生きることが楽しみであり、喜びと感じているのです。

お部屋が素敵だとそれだけで 暮らしは生き生きとしてくるものです。大好きなものに囲まれて 目に映る景色を楽しみ、実際に使うことで喜びを感じる・・・家族との時間を大切にするために 色々吟味して雑貨探しをしてみて欲しいと思うのです。

すでに、かみさんのインスタではご紹介していますが 私もブログに残しておきたくて 写真を撮りました。未使用のビーズ暖簾です。何度か 色合いの可愛いポップな玉暖簾はご紹介してきましたが 全部中古品でした。勿論、漂白し きれいにして店頭に出していましたので 油でこてこてなんてことはありませんでしたが 初めて、未使用のデットストックに出会うことが出来ました。玉暖簾ではなく 小さなビーズでできたビーズ暖簾なので ほぼドア一枚分のお部屋の仕切りが出来ます。水玉がきらきらと滴るように 大きさの違うビーズでできています。光を受けて とても綺麗です。

暖簾は本来お部屋とお部屋の仕切りのような役割があり、ともすれば見せたくないところの目隠し的に使われることもあったようですが それではもったいないなと思います。この暖簾をくぐるたびに 自分のお気に入りの景色が目に飛び込んでくる・・・ワクワクする部屋への入り口・・・そう、素敵への入り口にしていただければ・・・そう思うのです。

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憧れが詰まってる。

昭和30年代の初め頃、少女向けに 小さなポーズ人形がたくさん作られました。ケースに入ったフランス人形や大きなポーズ人形が作られた 少し前のことでした。まだまだ 庶民が貧しかった時代だったけれど 外国の文化が広く紹介され、可愛い洋服に 多くの少女たちが夢と憧れを抱いていた頃のことでした。

小さな鏡台に向かい 髪をとかし、身だしなみを整えるその傍らに 小さなポーズ人形が飾られていたのです。時に ちょっと大人な大き目リボンのついたワンピースで デパートに出かける日を夢見て・・・白鳥の湖を演じるプリマドンナに憧れて・・・少女たちの憧れを後押ししてくれていたのです。

今見ると 実際には決して可愛いとは言いにくいですし、端切れで作られたような洋服を着ています。のちに出てくる フランス人形のような高級感はありませんが 少女が夢見るには十分な出来栄えです。「どう?似合うかしら。」と自信たっぷりなポーズが どこか夢見る少女らしく、微笑ましく・・・可愛いと思うのです。

現代のように ものがあふれた時代には考えられないかもしれないけれど、物はあれど おいそれと手にできなかった時代には こんな小さな人形が 憧れを育むことに一役買っていたのです。

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レトロを楽しむ。

古いものの中でも 私が子供の頃のものが一番ウキウキします。テレビをつければ 子供番組が目白押しで とても楽しく、夢を育んでくれていましたし、電化製品など新しいものがどんどん生まれ より便利に、未来は明るいと想像させてくれる空気に満ち溢れていたころの 暮らしの背景にあったものばかりだからです。楽しかった子供時代を思い出させてくれるものに 心が騒ぐからなのです。

特に70年代は 小・中学校に通う中で 心に残る出来事も多く、ちょうど古臭いものから 新しいものへと暮らしも入れ替わりをしていた時代でしたから 一番印象に残っています。でも今思えば、その時代 もう少し大人だったら もっとすごいものが見られたのに・・・とも思います。

私の興味は ウルトラマンや仮面ライダー、江戸川乱歩の少年探偵団やフォークソングなどなどでしたから、暮らしの道具になど興味はありませんでした。時々連れて行かれる家具や雑貨のお店などへ行っても 花柄の食器類や サイケデリックな家具などを見て 「派手。」と思うくらいしか出来ませんでしたし、でも確実に そういうものが暮らしにどんどん入り込んで来る中で 新しい時代が来ていることだけは実感できていたのです。大人になり 大好きになったアメリカやフランスのミルクガラスの食器なども 実はたくさん輸入されていましたし、花柄グラスやファンシーグッズなども 所狭しとお店に並んで・・・それはすごい景色だったのですから・・・。

そういう時代も遠い過去、あの時大人だったら・・・と思ってみたところでどうしようもなく、今は せめてもその足跡を追いかけることしか出来ません。でも、なかなか出会えないから 余計にウキウキするともいえます。しかしながら 懐かしければ何でもありかというとそれは違います。それぞれの世代によって レトロと感じるものは違うからです。好きなものを集めて作ったお店の片隅は 私が子供の頃の時代背景そのもの。眺めているだけで 楽しくなってきます。

アメリカからの輸入品のカップアンドソーサーとサーバーも 日本生まれの雑貨類も 国は違えど 同じ時代を色濃く象徴しています。レトロを楽しむこと・・・それは 大人になって初めて出来ることなのです。

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