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2008年2月

春は玄関からやって来る。

「いってきまーす。」「ただいま~。」 玄関が明るいと 出かけるときも、疲れて帰ってきてもなんだかいいものです。

雪が解け始めると スニーカーがはきたくなります。真っ白のキャンバス地のスニーカー。ブーツや長靴が下駄箱にしまわれ、パンプスやスリッポン、スニーカーが玄関に出始めると ようやく春がやってきたと実感できます。足取りも軽やかに自転車に乗ってさっそうと風を感じながら走りたいものです。

チョコホリックの新商品 「コットンマット」は玄関はもちろん、キッチンマットとして、お気に入りの一人がけソファのラグ代わりにも重宝しそうです。

出かけるときのウキウキや、帰ってからのくつろいだ時間を楽しくしてくれそうな可愛いマットです。

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何故好きなんだろう。

頭の中に消えないものがたくさん残っています。子供の頃見たテレビ番組。「トムとジェリー」「スーパースリー」「奥様は魔女」「スタートレック」それから、大人になってから見た映像。「グラン・ブルー」「ツイン・ピークス」「ブルーベルベット」「炎のランナー」「マディソン郡の橋」「アメリ」・・・なんで消えずに残っているんだろう。

子供の頃は 外国のものが珍しくて強く印象に残っているんでしょうね。大人になってからは 余韻が残るもの・・つまり 心に共鳴して鳴り続けるものが残っています。こうして書き出してみると共通点がなにもないことに気づきますが、待ってください・・・「トムとジェリー」は 住んでる家が好きでした。「スーパースリー」はポップな感じが好きでした。「奥様は魔女」はダーリンのアイビールックが好きでした。「スタートレック」は感情がないのに人間的なところを垣間見せるスポックが好きでした。「グラン・ブルー」はエンゾの母親が作ってくれたただのパスタが食べたくてしょうがなくて、「ツイン・ピークス」はカイル・マクラクランが立ち寄るカフェのチェリーパイといつもうまいといって飲むコーヒー、「ブルーベルベット」のストーリーとは裏腹に 最初ののどかな風景と音楽、「炎のランナー」の青春をかけたそれぞれの情熱、「マディソン郡の橋」のひと時の恋模様、「アメリ」の頑張って幸せをつかんでいく行動力・・・私にとっては どれも魅力的な事柄なんですよね。

雑貨屋って何を扱っても良いから雑貨屋なんですが、なんでもあるのは大資本のお店に任せて、うちの場合はやっぱり私達が好きなものを特別な方達に見ていただきたいって思っています。頭の中に残っているものにインスピレーションを得て品揃えしています。それが 良いか悪いかは別として 私達には精一杯の表現方法です。本当であれば、大好きなファイアーキングやパイレックスなどのガラス食器もたくさん扱いたいところですが、必然的に高いお値段をつけざるを得ないので よっぽどの掘り出し物でもない限りは 扱う気にはなりません。(掘り出し物が見つかった時には、いいものがあるってことです。)だから、今回の春の新作のミルクガラスシリーズはとてもうれしい物です。「奥様は魔女」の朝食風景や「ツイン・ピークス」のカフェででてきそうな感じだからです。「マディソン郡の橋」で いけないとわかっていても惹かれあう二人のディナーの席にもでてきそうな感じなんです。だからきっと 好きなんだな~。

Miruku

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どこにも売ってないもの。

アイデアがあっても探せど探せど見つからないものってあります。それを捜し歩くって言うのもお買い物の楽しみですが最近は自分で作るかたも増えてます。「売ってないものは作っちゃえ!」っていうのが手作りの醍醐味。世界でたった一つのオリジナルです。

パスティーユではオリジナルの木製品も扱っていて主に店頭にあるものはシェルフなど小さい木製品です。製作するときのポイントはやはり何処にも売ってないものです。ディテールや塗装でオリジナリティーを出すようにしています。今までたくさんのご依頼を受けいろんな家具を製作してきました。一番多くご依頼を受けたのがキッチンのところにあるオリジナルシェルフでペーパータオルハンガーや扉をつけたりしてお客様のご要望でお作りしました。それからベンチや本棚、家のスペースにあわせたテーブル、子供用のキッチン・テーブルセットなどなど・・・。そして、kaorinさんご依頼のキャビネット。何でも出来るわけではないので「ごめんなさい。できません。」とお断りする事もありますが、なるべくならご要望に精一杯お応えしたいと思っています。

まずは、簡単なイラストを描いていただき 出来上がりのイメージを伺うところから始まります。それから、よりいいものを製作するためいろんな資料を参考に具体的な図面を作り 木材を選んで見積もりを出します。それでOKをいただければ製作に取り掛かるという手順です。

それで今回お受けしたのがこのシェルフ。窓枠を使ったシェルフを作りたいとのご要望でしたが、肝心の窓枠がない。でも、古い波ガラスが見つかったので窓枠自体をご要望のサイズに合わせて作りました。苦労したのは塗装でした。使い古された感じを出すには塗装して、紙やすりをかけ また塗装して紙やすりをかけるを何度か繰り返し ようやくイメージに近づけることが出来ました。いつもの事ですが 自分は出来る限りのことをしたつもりでも お客様が喜んでくださるんだろうか?って言う不安は見ていただくまで続きます。

いかがでしたか?ご想像通りでしたか?いつもいつも本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。ミウミウさん。

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あめふり

あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかえ うれしいな

ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん♪

雨降りの時期をむかえます。「あめふり」って歌 今は習うんでしょうかね。北原 白秋の詩ですね。すごく郷愁を誘う詩ですね。憂鬱なはずの雨の日が嬉しい日に感じます。歩いて迎えにいく母親の気持ちまでも感じることができる素敵な詩です。

今は車で迎えに行ったりするから こんな風景も見かけることがなくなりました。ちなみに、私は迎えに来てもらった記憶はありませんが・・・。傘を差して歩いてかえる道すがら 今日学校であったことや友達のことを話したり、道端の花や 水たまり、仲いい親子の風景が目に浮かびます。

一緒に帰ってきたのに 「ただいま~。」って声が聞こえてきます。

Kasa

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自分にとっての本物とは何ですか。

日々が過ぎ行く中で人っていろんなことに遭遇しています。好む好まざるに関わらず。それは周りの環境やかかわった人やものによって大きく左右されます。素敵な人に出会ってうきうきしたり、ふられて落ち込んだり。賭け事で儲けて、賭け事で大損したり。商談がうまくいって「やった!」と思った次の日には上司に大目玉を食らったり。可愛いと思って買ってきた洋服が次のシーズンにはタンスの肥やしになってしまっていたり。大枚払ってようやく手に入れた家が気に入らなくなってしまったり。絶対この人!と思って結婚したけどなんか違うって思ってしまったり・・・。人の感情には必ず表と裏があります。だから迷うし落ち込んだりします。もしも、誰かがひいてくれたレールにのって生きられるとしたらそんなに楽な事はないと思います。どうしていいか判らなくなったときレールをひいてくれた人の言うとおりにすれば良いだけなのですから。自分にとっての本物って何だろうなんて考える必要もありません。ただ そんな風に生きられたらなんて良いんだろうとは思います。

でも、そうはいかないのが人生で 分岐点の時、決めるのはやっぱり自分で 何となく決めてしまったり、人に決められたりしたら必ず後悔したりします。やむおえずそうするしかなかったってことも覚悟を持って自分で決めたのだから前に進むしかないって思います。恋人との出会いもギャンブルをすることも仕事に対する姿勢も洋服選びも家作りも結婚を決める時も やっぱり基準は自分なんだなーと思います。自分が思うことをキチンと伝えればよっぽどのわがままでない限り周りの状況も変わるって信じてるし納得できるって思ってます。しかしながら時々 自分ってひとにどう思われているんだろうって気になる事があります。自分のことは自分ではわからないからです。だけど、自分が好きな人や好きなものはしっかりとわかっていて、そんな事柄が自分を形成してるんだと思います。流行や他人の影響に流されずに自分の信じているものを信じ続ける事が自分にとっての“本物”を持つ事だと思うんです。

かつて 栄華を誇った店があっという間になくなってしまったという現実を何度も目にしてきました。その原因は 流行を追ったからでした。それまで来て下さっていたお客様を裏切ってしまったからです。自分を押し殺してやりたくない事をやってしまい自分を見失ったからです。だから、お店を始めるとき 自分が伝えたい事を存分に表現しようと思いました。それを気に入っていただけるかは お客様次第ですが 今来てくださっているお客様を裏切る事のない様 自分にとっての本物を表現し続けて行きたいと思います。

変わる事のない家族への気持ちとお店への情熱を持って。

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コメントとはうらはらに明るく可愛いディスプレーにしてみました。

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味わいが増すものがいい。

この世の中にあるものは全て生まれた瞬間から 時を経ていきます。最新の家電も新築の家も新車も種から出た芽も そして、人も・・・傷が付いたり 成長して 経験をして時を積み重ねていきます。私が惹かれるものって 経験をつんで味わいのあるものです。飾られるために生まれたものには興味がわきません。だから使い込まれた古いものが好きです。でも、新しいものでも 使い込んでいくことで良くなっていくものを選びたいと思っています。古くなっていくことを想像して それでもいいと思えるもの。パスティーユで扱っているものの基本的な考え方は それです。

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大切だから使わずに取って置くってのも分からないではないんですが、だからこそ大切なものを大事に使うってことが肝心って思うんです。大好きなレコードも何度も聞くことで傷が付いたりして その傷までも好きになっていくし、大切に扱っていてもかけてしまうコップやコーヒーカップやホーロー製品は花活けに使うといいと思います。しかしながら、傷のつきにくい家具っていうのはどうなんでしょう?古くなることを想像して買う新車って今 あるんでしょうか?・・・。現代のものにはそんな疑問が浮かんでしまいます。

パスティーユのリメイクした家具やオリジナルの家具は使っていただく事を想像して作業しています。つかわれる事でついていく傷までもが味わいとして感じていただけるように、自分のものとしていつまでも お使いいただけますように。

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そして、自分も味わいのある人になりたいって思っています。これからの長い道のりの先に きっといつの日か。

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春支度。

この大雪で春が一気に遠のいてしまいましたが、暦上はもう春。洋服業界もとっくに春。春の新作雑貨も続々届いています。

レースのテーブルセンターやコースター。ステンドグラスにバスケット。レッドリムのホーローシリーズ。キッチンクロスも新柄が入りました。飾っても楽しいポストカードもたくさんあります。

どなたか 身近に春を感じる事って起きてませんか?早く実感したくてウズウズしてます。

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工夫すること。

良く来てくださるお客様 ミウミウさんと ミシンの引き出しの使い道について話していた時の事。それだけで雰囲気があるから 何かの入れ物にしてもいいですねー。とミウミウさん。何か良い使い道ないですかねー。う~ん。電球でもつけてみたらどうでしょう。とパスティーユ。やってみましょうか!と出来上がったのが、この「電球付きミシンの引き出し」。

いかがですか?私はとても気に入っています。ミウミウさんもディスプレーしたところの写真を見せてくださるのですが、素敵にお使いいただいています。

ほのかな灯りの下で ほのかに色ずくガラスのビン。お気に入りの雑貨の特等席です。ちょっとの工夫で 素敵なステージが出来上がりました。

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店内散歩。

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この冬一番の大雪で、本日2回目の雪かきが終わったところです。みなさんもお疲れ様です。こんな思いももう少しの間なので頑張りましょー。 

今日は水曜日で どちらかというと暇な日の上 この大雪で一歩も外に出たくない天候なので 密かな企みを実行中です。それは、“ラ・ジ・オ”。AMしか入らないので 奥様たちからのファックスやパーソナリティのお話に 大笑いしたり しんみりしたり 思わず聞き入っています。今日はのんびりムードなので コーヒーでも飲みながら散歩気分で店内を歩いてみようと思います。

今日の看板と犬の三輪車。この看板 ほぼ毎日描いてます。

Inu

最近お目見えした ショーケース。思ったより大きくてぎりぎりです。でも収納力は抜群。

Case

入って右手のパインのクローゼット。テーブルクロスの新柄も入荷しました。

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左手には チョコホリックの可愛い小物のそろった キャビネット。新商品は「フォトスタンド」「カーテン」「コーティングのバッグ」。お部屋の印象をぐぐっと変えるカーテンはおすすめ!

Tana

そして 奥へ・・・。やっとそろいました。「SMILLY」何故か男性に人気。

Houki

窓の外は猛吹雪。さむそー!

Mado

変わった形(台形)の 小学校の机。並べると先生を取り囲む生徒たちのきらきらした目。

薔薇模様のスチール製 カップボード。子供に使わせるのはもったいない!

Kodomo

こちらもスチール製の吊り下げ棚。壁面を使うと収納力アップ!オレンジ色が可愛い。

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そしてキッチンへ。赤い雑貨はキッチンを明るくしてくれます。

Kitchen

春を感じるテーブルで ゲストをおもてなし。意中のお相手なら・・・。ドキドキ。

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白いシャツが似合う彼氏と浅黄色のシャツが似合う彼女の生活をイメージした風景。

Cya

明日はバレンタインディですね。そして 乙女たちは秘めた思いを胸に 美しさに磨きをかけるんですねー。

Kesyou

おっと!現実に帰ってみれば そとは吹雪。3回目の雪はねに行ってくるとしましょう。

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女性の細やかさが素敵を作る

私、極まれに料理をしたりします。そりゃもう男の料理だから大雑把。うまけりゃ見た目はどうでも良いって感じです。でも女性って(かみさん含む)毎日の事でありながら、見た目にも気を使っていらっしゃるんじゃないでしょうか。お客様からお菓子をいただくことがありますが 可愛い紙に包んであったりするのでおいしさもひとしおです。このケーキを焼くのにいったいどれほどの手間がかかっているんだろうと思うと、チャーハンをぱぱっと作るようなわけには行かない事は明白です。たくさんの道具を使い、可愛い型を選んで作ったりしたんだろうなー。しかも後片付けも大変だぞ!と考えただけで自分には絶対無理って思います。

食べる人のことを考えて作るから 見た目にもこだわりがあるんでしょうね。その一つ一つのこだわりが、たくさんの素敵を作り上げているんですね。

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秘密への入り口

物心が付き始めた時、妙に鍵に惹かれた覚えがあります。昔の安価な錠ってブリキでできてました。おもちゃがブリキで出来てた時代だったので どこか親しみがあったんですよね。玄関の鍵が これだった家がたくさんありましたが 今考えると無用心ですよね。髪留めのピンで簡単に開きそうです。それに、どこかメカっぽくてロボットみたいな感じで子供心をくすぐったんです。

危険な場所や見ちゃいけないところ、大切なものをしまった入れ物にも錠がかかかってました。冷蔵庫にもついてました。鍵がなければ開けられない。錠ってすごいと思いました。身近なおもちゃの中にも鍵つきのものって結構あって 貯金箱なんかは入れるお金もないのに 欲しかった記憶があります。ただ、開けたり閉めたりするだけの事が楽しかった。

やがて、中学生にもなると自分の部屋が欲しくなり 勝手に入られたくないから鍵をつけた。そのうえ、日記帳も鍵つきのものにしてさらに厳重にした。なにかやましい事があったわけではないんだけど、ただ「秘密」ってものに触れられたくなかっただけだったような気がする。

小さい時は秘密などなかった。ただ「秘密」って言葉に惹かれただけで 鍵に興味を持っていたんだと思う。鍵には秘密が隠れています。秘密を持ち始めたとき鍵は必ずそこにあります。なんか、心がざわざわしますね。まさにキーポイントってやつですね。(ぷぷっ。)

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幸せをありがとうございました。

昨年の年末も近づく頃、良く来てくださるお客様がいらっしゃったので いつものように 「こんにちは。」とお声をかけると、鞄から一枚のイラストをだされました。「こういうのオーダーしたらいくらくらいになりますか?」と聞かれたので イラストをお預かりして じっくりと眺めました。そこには、ガラス扉のついたキャビネットのイラストが描かれていました。サイズや色合い デザインも描かれていたので、イメージするのは簡単でした。が、しかし サイズを見直してびっくり 横幅が2740mm。2メートル74センチ!で、でかい。本格的なキャビネット。お話をいただいた時は、正直 「できるのか!」と自問自答をしていました。リメイク家具はたくさん扱ってきましたが一からここまでの大きなものを作った経験がなかったからです。前々から大型キャビネットなどを作ってみたい気持ちはありましたが、とても時間がかかることと、日々の仕事に追われる中で 出来ずにいたのです。「できるのか!」と何度も自問自答を繰り返していましたが、とても やってみたい気持ちもあったので とりあえず、見積もりをだすため そのイラストをお預かりしたんです。  そして、数日のお時間を頂き 見積もりが出たので連絡をしました。金額が金額でしたので、半ば断られる事を念頭において お話をしました。しかも、ご来店くださった時にも 話したように 今まで作った事のない者に 依頼をしてくださるなんてことは、なかなか出来ないんじゃないかと・・・。ところが、「お願いします。」とおっしゃってくださったんです。びっくりしました。と同時に 思いっきり気合が入ったんです。

そして、イラストから起こした図面を手に 打ち合わせのためご自宅へ。置くスペースを拝見して やっぱりでかい。と実感。細かなご希望を伺っていると カウンター部分に食洗機を置きたいので タイル張りにして欲しいとのこと。板の上にタイルを張る事に問題はなかったのですが、重いものを置くとなると ひび割れなどの心配があったので 何か良い方法はないかと 考えていたら・・・思い出しました!お世話になっている金物屋さんで譲っていただいた スチール製のタイルパネルがあったことを!それなら何の問題もなく重いものを乗せても大丈夫。後日実物を見ていただき それを利用する事に。それと、既製の取ってじゃないものをつけたいとのご希望もありました。お友達がアイアンの工房をしていらっしゃるとのことで 製作を依頼されるとの事でした。どんな取っ手が出来上がってくるのか 私も楽しみでした。打ち合わせの中で受け取ったお客様の思いを実現するために とにかくしばらくの間 キャビネット製作に没頭しました。

それから、約一ヶ月。正確を期すため 先にキャビネットをお届けしました。とても喜んで下さいましたが、まだ 完成じゃありません。それに、もし 本当は想像していたものと違っていて 面と向かって「これじゃ ちょっと・・・」とは言えず、心の中で思っていらっしゃるかもしれない・・・。本当の本当のところが聞きたい。でも聞くのが怖い。そう思いながらも、カウンターをつけるところの寸法を測り、いよいよ最後の 仕事に取り掛かりました。

そして、今日。出来上がったカウンターを手にご自宅へ。すると、一番気にかかっていた事をお客様のほうからおっしゃていただけたのです。お子さん達が帰ってきて キャビネットを発見したとたん 「すごいね。」「よかったね。まま。」って言ってくれた事を話してくださり、極め付きは ご主人が「いいねー。」って言ってましたよ。とおっしゃってくださった事です。何よりも 良かったー。という瞬間でした。

長年にわたり 想像しておられたことが形になり 喜んでいただけている。それに、触れられた瞬間、心のそこから幸せを感じる事が出来ました。たくさんの勉強になる事も経験させていただきました。本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。

パスティーユやってて良かったー!

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植物と暮らす。

すっきりと晴れ渡った いい空です。

昨日、ほとんど丸一日 排雪作業が入りダンプがずらっと並んで 車が駐車できない状態でした。もしかして、お店に来て下さって 駐車できなくてお帰りになられたお客様、大変ご迷惑をおかけいたしました。本日は、いつものようにひっそりと でも元気に営業中です。

北海道はほぼ半年近く 雪におおわれて植物と触れ合える期間が短いので 雪解けがほんとに待ち遠しいです。田舎育ちの私にとって 植物は雨上がりの森のイメージが強くて、きれいに手入れされたものより 大きな木の下に芽を出した野草が好きだったりします。特に雨上がりには 葉っぱの上に雨粒がきらきらして そのみずみずしさがなんともいえずひきつけられます。冬の間も みなさんも観葉植物などお部屋に置いていらっしゃると思います。雑誌などを見てもインテリアの一部として楽しんでますよね。やっぱりグリーンがあるって いいなーと思います。

「garden house」っていう洋書には 見事なまでに植物がお部屋に取り入れられた写真がたくさん載っていて すごく素敵です。使い込まれた家具との相性もばっちり。とくに印象的なのが このペールトーンのグリーンの色合いの家具。これが、植物にぴったり合うんです。基本的な木目や白い家具にも相性良し。グリーンを飾るように こんな色合いの家具を取り入れてみたらいかがでしょう。

Midori

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「おはよー。」って言葉

子供のときから「おはよー。」って言葉が苦手でした。言っては来たけど はっきり言わないで、どちらかというと もごもご言ってました。友達や先生、近所の人 じいちゃん ばあちゃん 親戚の人なんかには「おはようございます。」とはっきり言えた。でも、ごく近しい親や兄弟には はっきり言えなかった。今でも そうかもしれない。娘には あいさつは大事と言っているので、ちゃんと言うようにしている。なんでだろう・・・。なんてことない言葉なのに・・・。照れくさいのか、なぜか心のどこかで意識してしまう。無意識に。

テレビで 『平均寿命が日本人の半分しかない国がある。』っていうCMを見て ふと、思った。日本人男性の平均寿命が79歳だから もし自分がその国に生まれていたとしたら 今の自分はもういない。その国に生まれた自分は 今の自分みたいに 「おはよー。」がはっきり言えないことをもやもや考える余裕なんてあったんだろうか。おそらく、貧困や医療体制が整っていないなどの理由での平均値なんだろうけど、それがわかっていたら きっと倍のスピードで自分のやるべきことをしているのかもしれないと・・・。

私は寿命を迎えるとき 自分が存在した理由を見つけたいと思っています。そのために もがき 悩み 笑い 感動してその答えを導こうとしています。幸いな事に 体調もすこぶる良いし、ご飯もおいしい。やりたかった仕事もできて、素敵なかたたちとの出会いもある。しかし、その答えを見出すまでにはまだまだいたっていません。その国の人たちよりも 倍の時間があると、どこかのほほんと考えてしまっている自分がいるんです。でも本当は、明日どうなるかも分からないっていうのが現実です。だから、あと倍生きられるって言う考えを 隅っこに追いやって 今を精一杯頑張って答えを見つけるための一日一日を大切にして行かなきゃって思っています。

「おはよー。パパの歯ブラシどれだっけ?」「パーパ・・間違えて私の使わないでよ。」なんて会話から新しい一日が始まる。

Asa

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