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そのままがいいもの。

「せっかくの古い家具に色を塗るなんてもったいない。」と時々いわれる事があります。「何でも白く塗ればいいってモンじゃない。」と思ったりもします。オールドパインのアンティークや猫脚の英国家具に色を塗る気は全くありません。でも、うちで扱う家具はとてもカジュアルなものばかりですし、スーツが似合う家具というより普段着に似合う家具のご提案なので、むしろ塗ったほうが素敵に感じられるものは積極的にペイントします。それは、今の住宅事情を考えると大多数の方は現代の家具に囲まれ生活していらっしゃいますので、それらの家具にも違和感無く合わせられるようにと考えての事です。たとえペイントした家具であれ古さはしっかり残っているので、古い家具とも相性はいいはずです。いくら古い家具に囲まれた雑誌に載っているような生活が素敵に見えても新婚時代にそろえた思い出の家具を追いやってまで買い換える必要も無く、むしろその家具に違和感無く合わせられる家具が増えていく事が理想と考えるからです。

しかしながら、うちで扱うカジュアルな家具の中にも「これは、そのままがいい。」と思うものがあります。このシャッター式のキャビネットだったり、今回仕入れた、脚の折りたためるロングテーブルなどです。黒いパイプの脚は所々錆が浮き、使い込まれた天板もいい感じです。テーブルやカウンターとしては勿論、長さが180cm程もあるので、上に物を飾りながら、下のスペースも籠などを置いて収納棚としても重宝しそうです。これもまた初めてお目にかかった家具なんですよね。(古いものは奥が深い)

これからも、木の質感やデザインによって色を塗るべきか、塗らざるべきか、イメージを膨らませながら、ご提案していきたいと思います。

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