コーディネート。
雑誌「POPEYE」については以前 ちょっとだけふれた事がありますが、その中で1番に影響を受けたのが、実はファッションについてでした。「Men’s CLUB」に隅から隅まで目を通し、地元の洋服屋さんに入り浸り 毎日、ビシッとグレイフランネルのスーツに身を包んだ クルーカットのカッコいい店員さんと洋服談義に花を咲かせたものでした。
学生だった私は おいそれと高い洋服を買うことは出来ませんでしたが、とにかく基本を知らなくちゃならないと考え、『VAN』が全盛期だった頃の古本や石津さんやくろすさんの本を探し出し、伝説の写真集「TAKE IVY」が復刻するやいなや本屋へ買いに行き、男のファッションの基本となるものを知ろうと努力しました。
よく目にしたキーワードは“~でなければならない”という言葉でした。60年代銀座にみゆき族が闊歩していた以前は、洋服は洋服でしかなく、ファッションといえるような文化は、一部の人たちのものでした。VANの登場で若者達はファッションに目覚め、様々なジャンルのファッションへと広がりはじめたのです。例えば、ブレザーを選ぶ時の条件として、当時の雑誌には、「パッチ&フラップポケットで、ナチュラルショルダーの3釦の段返り、フックベントでなければならない」と書かれていました。もとは、アメリカやイギリスのカレッジファッションなので、その学生達のキャンパスでの様子を紹介していた「TAKE IVY」を見て納得しました。なるほど その通りのものを着ていました。そのほかにも、たくさんの決まりごとがあって、それは奥深いものでした。
基本を知ることで、“着くずし”ってことができるようになります。わかっているから そこに洒落を感じるんですよね。
長々と、親父話を綴ってしまいましたが、ある意味 住まう事や雑貨選びもおんなじことだと思っています。雑誌などでよく見かける ○○風のインテリアや暮らしを知った上で、どんな風に自分らしく暮らしの中に取り入れるか・・・そうしなければ、流行は流行でいつか終わりが来て、新しいものを追い続ける事になってしまいます。そうならないために、私は好きなものをずっと 暖め続けて行きたいと思っています。
そして、こんな食卓で素敵な夕食を楽しみたいです。そのためのシアサッカーのジャケットはすでにクローゼットの中でスタンバイオッケー!です。
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コメント
「メンクラ」に「ポパイ」懐かしいですね。。。。
我輩も大学生の時の「教科書」でもありました。。。。
あの当時は、ヘビーデュテイーとかいう言葉で今でいうアウトドアーファッションも走りでしたね。。。(今よりもっと硬派)
当時のダウン・ベストの高価だったこと。。。L.LBeenも高くて、フィールド・コートもなかなか手にいれることが出来ませんでした。
フィールド・コートは友人に譲りましたが、アナのあいたメイン・ハンテイング・シューズは「宝物」として残っています。。。
投稿: ロンサム・カーボゥイ | 2009年4月16日 (木) 07時24分
そうですね~。ヘビーデューティもトラディショナルの一環でしたね。着る事が生活に密着していて、いいものを長く大切にすることを学びましたね。
パスティーユ
投稿: ロンサム・カーボゥイさんへ | 2009年4月16日 (木) 10時07分