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2010年8月

懐古と憧れ。

ある日、アメリカにお住まいの方との出会いがありました。メールのやり取りを何度も重ね お店で扱う品物を送っていただくところまでこぎつける事が出来ました。そうして、届いたのがアメリカの懐かしい雑貨たちです。

ある本を読んでいると、お店でよく言われる言葉が載っていました。「こんなの実家にあった~!」という言葉です。実は アメリカでも同じようなことがあるようで、日本人が買い求めるファイヤーキングやパイレックスなどの古い食器をはじめ、ヴィンテージな雑貨は 興味の無いアメリカ人にとっては ただの懐かしい古めかしいものとしての認識しかないようです。確かに 実家やおじいちゃんの家にありそうなものは、骨董品のように特別な感じはしないのかもしれません。

日本に居て アメリカのものに惹かれるのは、“憧れ”の表れなのでしょう。違う国同士で同じ時代に生まれたもの達なのに、かたや 懐かしい身近な存在で、かたや華やかな存在なのですから・・・。

とにかく こうして実際に手にとって眺めていると、こういう品物を扱うことが出来る喜びとお客様にこんなに素敵な品物をご紹介できる喜びが同時にこみあげてきます。出会えたことに・・・・・感謝であります。

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クリアーガラスのスナックセットはフェデラル製。ミルクガラスのデザートボウルとカスタードカップはファイヤーキングのプリムローズ。TINキャニスターは天使のプリントです。ちなみにチューリップのグラスは日本製。

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古い絵本のイラストの可愛いことといったら・・・。どのページをめくってもアメリカがそこにあります。グラスはヒョウのメリーゴーランドプリント。パイレックスのカラーボウルにはマーブルチョコレートが似合います。

色んなものを目にして思うのは、日本のものも外国のものも ずっとそばで一緒に暮らす大切な相棒なんだなぁ~ということです。

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強い味方。

毎日暑いですね。食べ物屋さんにお勤めの皆さんは大変なご苦労があることでしょう。勿論、火を前にしての毎日の家事も大変な重労働です。おいしくいただいて 「ごちそうさま。」と感謝の気持ちを伝えることで精一杯ですが、本当に大変なことだと思います。

今日の献立は何にしよう・・・揚げ物は暑いし・・・ふぅ~。という気持ちはよくわかります。そこで ちょっと特別な器を使ってみると 少しだけ気分も軽くお料理できるかもしれません。アメリカからミルクガラスの食器が届きました。キャセロール(蓋なし)、カスタードカップ、リフリッジレーター(蓋なし)です。こんな器を使ってみると 普段の献立も楽しく作れそうです。逆に、少し手の込んだものを作ったりしてしまうかもしれません。

器に興味の無いご家族だとすれば 自己満足でも結構!暑い中、火に向かう気分が少しでも軽くなるなら、自分にとっての強い味方になるに違いありません。私はそう思います。

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家事も一息ついたら、こんなカップで自分の時間を楽しむのも やっぱり気分を満たしてくれる大切なツールだと思います。

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お茶碗も大切。

昔から外国の暮らしに憧れがありました。映画の影響なのですが、「炎のランナー」に出てくる人々のファッションや暮らしの中の調度品には しびれました。勿論、ストーリーも大好きで 自分にとってのフェイバリットムービーです。その他にも影響を受けた外国映画は数知れずあるもので、うちでご提案したい暮らしの形は それらを切り取った場面のイメージが根底にあるのだと思っています。

しかしながら、暮らし方や会話やスタイルは 頑張れば真似できるかもしれないけれど、毎日の食事が 外国のものばかりというのだけは、きっと我慢できないと思うのです。ピザやパスタも大好きだけど毎日は無理。ステーキやパンやハンバーガーがいくらおいしくても きっと3日で飽きてしまうに違いありません。家で食べるいつものご飯が やっぱりうまいなと実感しているからなのでしょうね。

部屋を見渡せば、食器棚の中には 外国製の洋食器がいっぱい並んでいます。どれもこれも大好きな器たちです。では、ご飯をおいしくいただく 肝心のお茶碗は・・・というと キッチンのキャビネットに 少ない和食器といっしょに こじんまりと収まっています。食は生活の基本だから お茶碗も大切にしなきゃな~と思います。

そう思わせてくれたのは、この茶箪笥と出会ったからです。サザエさんの居間にありそうな茶箪笥です。でも少し 違和感を持たせました。ベニヤ張りだった扉を全て ガラスに入れ替えて 外側は塗装を施しました。こうすれば、今の暮らしの中にも自然に映ると考えたからです。ただ、内側は塗装せず 渋い焼き物をいれても合うように 古いままにしました。右手にある蛇腹の部分はシャッター式になっていて 食器以外の・・・コーヒーの瓶やお茶を入れておくのに良さそうです。ガラスは古いざらめの氷ガラスとシャッターの蛇腹にあわせて 波ガラスを入れました。和食器を素敵に見せる茶箪笥になったと思います。

でも、あえて洒落で 洋食器を入れてもいいかも・・・と浮気心が湧いてきたりしちゃうんですよね。どうしても。

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出会いは不思議。

古いものとの出会いは不思議です。

ある日、ブルーの可愛いグラスと出会いました。すると・・・立て続けに 違う場所で出会ったのもブルーのグラス。そんなことが続くものだから、ショーケースの中はブルーのグラスがいっぱいに。そうこうしていると、今度は赤と金のグラスに出会いました。最初は椿の柄。次は チューリップ。次はバラ。と言う風に、偶然とは思えないほど 関連するものとの出会いがあるのです。しかも、どれも可愛いのです。

きっと、いい巡りあいをさせてもらっているんだな。と感じていた矢先・・・素敵なソーイングバスケットと出会いました。バラ柄がとても素敵です。すると・・・やっぱり立て続けに出会ってしまったのが、足つきの丸型ソーイングバスケットです。すごく古いものではありませんが 状態もよく とても綺麗です。

お部屋に置いてあっても いい雰囲気なので、裁縫道具を入れるだけじゃなく 小物の収納にも使えそうです。

出会うべくして出会えたのか、単なる偶然なのか・・・いずれにしても不思議なものです。

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あたたかい気持ち。

お店を始めて たくさんのお客さまにお会いしました。「時は流れているんだな~」とほのぼの感じる時があります。

いっしょにお見えになっていた 片言のお話しか出来なかった ちっちゃなお子さんが背も高くなり すっかり成長して ちょっとおませさんになっていたり・・・「おめでたですか!おめでとうございます!」とお話させていただくこともあったりします。

うちの娘の成長の早さを感じているこの頃なので、そんなことがあった日は 心があたたかい気持ちになります。話せなかったことが話せるようになり、逢えるはずもなかった新しい命と出会えるのですから・・・。

さて今回のチョコホリックの新商品は・・・

お子さんがちっちゃいうちはお出かけの準備も大変です。あれもこれも持って行かなくちゃ・・・そんなお母さんへ。マザーズバッグの登場です。ポケットもたくさんあって、入れるものを整理しやすくなっているので 使い勝手はバツグンです。可愛いだけじゃありません。大きめポーチとボトルホルダーがお揃いです。

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最近 うちの娘、かみさんとは何をそんなにしゃべることがあるのか アイスとか食べながらいつまでもおしゃべりしています。父親には聞かれたくないこともあるだろうから、なるべく聞かないようにしています。ちょっとさみしい気分にもなりますが 実は内心、大きくなる過程では当たり前のこと・・・と思って 嬉しい気分だったりもします。そんなおしゃべりタイムにぴったりの ミニスプーン・ミニフォークがカラフルに登場です。スティックのりは取り合いになりそうです。

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そんな場面を見ているだけで あたたかい気持ちになる今日この頃です。

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見知らぬ紳士。

私が小学生だった 暑い夏のある日。いつもの駄菓子屋さんで 虫のシールがおまけでついているチョコレートを買いに行こうと、駅前に通じる道に出るために 神社の鳥居の下を抜け 玉石の敷かれた曲がりくねった道を歩いて 近道を選んでいた時でした。

「タマムシのシールが出ますように・・・。あの綺麗な まさに玉虫色のきらきらのシールが出たら・・・もう他には何もいりません。どうかどうか、タマムシが出ますように・・・。カブトムシならまだいいけど、カマキリはもういりません。」

なんて考えながら どちらかというと急ぎ足で、歩いていました。うつむきながら歩いていたので 気付かなかったのですが、前をゆったりと歩く人の気配がしたので 目を静かに上げました。

足元から すーっと見上げて・・・顔に到達するまで しばらくの時間を要したような気がしました。私が子供で背が小さかったことと、その人の背がすごく高かったためと気付くことになりました。全体の姿を視野に入れたとき ある衝撃を受けたことを今でもしっかりと思い出すことが出来ます。

茶色の革靴に 白いスーツ。手にはステッキを持ち、頭にはストローハットといういでたちのその紳士は 実は白髪のおじいさんでありました。こんな田舎に およそ似つかわしくないその存在は テレビの中の1場面を見るような感覚でした。

ただそんな紳士と出会った。というだけのことであれば さして衝撃を受けることのほどでもなかったと思います。では、何故こんなにも心に残ったのかと言いますと・・・。

子供の頃は 洋服の知識も無く、その紳士が着ていた白いスーツの素材が麻であったと知るはずもありません。大人になり 初めて認識できたことではありますが、風にゆれるしなやかなジャケットの裾、きちっとプレスされたスラックスの折り目・・・間違いなく、糸の細い苧麻(ラミー)のスーツでありました〔亜麻(リネン)のごわつきが無かった〕。そして、綺麗に磨き上げられた 革の靴、ステッキ、帽子・・・何度も言いますが 田舎に似つかわしくないそのスタイルだったというだけでは ただ通り過ぎるだけのちょっとお洒落な老人としての印象しか残らなかったはずです。

頭の中に鮮明に 今でも写るのは、その颯爽とした歩く姿であります。周りの大人にはいなかった位の長身で、背筋が本当にすっと伸びて 美しかったのであります。田舎育ちの子供の心にも訴えかける 毅然として颯爽とした美しい歩みだったのです。照りつける夏の午後の太陽がその紳士の生き方さえも 映し出しているような気がしてならなかったのです。

早足に対しゆっくり歩きなので その老紳士を追い越すのは、一瞬のことでありました。何かわからず受けた衝撃を受け止めた瞬間、子供の私は 「自分もあんなおじいさんになりたい。」と心底思っていたのです。

追い越しただけのその見知らぬ紳士は 今も私に 「どんな塩梅だい?」と問いかけつづけてくれているのです。

結局 その日もタマムシのシールを手に入れる願いはかないませんでしたが・・・・・・・。

さぁ、お茶の用意が出来たので、たまには ゆっくりとそんな話でもしてみましょうか?

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あひるのように。

一ヶ月ほど前、いつもお世話になっているお客様から 家具製作のご依頼がありました。イメージの図面をご用意くださったので、どんなご依頼かは 一目でわかりました。

「チェストだ!」 正直 心の中で小躍りしました。作りたいとは思っていても 踏み出せなかったものだったからです。以前、小引き出しを作り その出来栄えは納得できるものになりました。「大きな家具も作れそうだぞ!」そう思っていた中で、念願が 叶うかもしれないチャンスを与えてくださったのです。

早速、具体的なイメージを図面にし、バランスを考え 材料を選び、見積もりをお出ししました。お客様からはご承諾をいただき 「さぁ、頑張るぞ!」と気合を入れたのですが・・・材料を切り出すために 一つ一つの寸法を最初に割り出す段階で、大きくつまづいてしまいました。目に見える 外側の部分は計算で出すことは容易なのですが、表面には見えない内側の細工や 木と木の組み方を頭の中で考えれば考えるほど どうすればいいのか 全く持ってわからなくなってしまったのです。何時間、図面を前に にらめっこしても 「ここをこうすれば・・・ここを組ませるには・・・」もう頭の中はぐちゃぐちゃ状態で、夢に出てきたことも1度や2度ではありません。お客様は 期待を胸に楽しみにしてくださっているはず・・・何とかそのご期待に 精一杯応えたい・・・他のことは一切考えず、とにかく作業に集中する日が続きました。

チェストや引き出しの場合、とにかくパーツが多く 目に見えないところの緻密さは 想像をはるかに超えるものでした。こうして、出来上がって思うのは まるで“湖面を優雅にすべる白鳥のようだ”ということです。目に見えるところは優雅に見えていても、目に見えない水面下では バタバタと脚を動かして進んでいるんだな・・・。みたいな。でも、白鳥のように優雅な感覚は自分には無いので ぴったりなのは“あひる”だなと思いなおしたところです。

早速、出来上がったチェストを見に来てくださり、お求めくださいました。こんな告白はお客様にとって、決して気持ちのいいものではないと思います。でも、だからこそ「収めてしまって はい終わり。」ではなく 後々までしっかりと自分の家具に責任を持ち、初めて作ったチェストとして 決して頭から離れることが無いのです。そして、いつも心の中で、気にかけ続ける存在が1つ増えたのです。今回も たくさんの経験と勉強をさせていただきました。心から御礼申し上げます。末永くお付き合いいただけますように 願ってやみません。  本当に 本当にありがとうございました。

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この場をお借りして、お知らせがあります。

8月13日(金)はお盆休みを頂きます。皆様もいいお盆休みでありますように・・・。

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コツコツと。

『marche’du PASTILLE』も終わりました。この猛暑の中 わざわざ足をお運びくださったお客さま 本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。外よりも お店の中のほうが暑く、ご迷惑をおかけいたしております。一汗も二汗もかかれたのではないでしょうか。

イベントを終えるたびに いつもお世話になっているお客さまが楽しんでくださり、新しいお客さまと出会い・・・こうして 歩みは遅いけれど、前に進んでいることを実感させていただいています。ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願い致します。

お店はまた まったりムードに戻りましたが、私がまったりしている訳にはいきません。朝から 新しい家具を入れたので、レイアウトに大忙し。ようやく 一段落ついたところです。大型家具の製作のご依頼を進めながら、探し歩いて やっと見つけたのが 小ぶりなキャビネットです。足をつけて 木製の取っ手をプラスしました。扉のデザインがいい感じです。

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そして、和家具だった引出しは 取っ手を変えて ラベルプレートをつけました。上2段の引き出しが小ぶりなので こまごましたものを収納するのにいいですね。

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いい家具とも なかなか出会えませんが 一つ一つ コツコツと手間隙かけて、これからもご紹介していこうと思います。 

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夏はこれから。

夏のイベント 「marche' du PASTILLE」も残すところあと1日。うちのイベントらしく のんびり過ぎていきますが、お越しくださった皆様 お楽しみいただけましたでしょうか。チョコホリックのハッピーバッグは ドキドキワクワク、ご満足いただけましたか?暑い中、わざわざ足を運んでくださり 本当にありがとうございました。最終日も のんびりゆったり営業いたします。どうぞ気軽に遊びに来て下さい。

久々の暑さに見舞われた北海道。小さい頃の 夏を思い出します。夏休みも後半に入り 宿題が残っている子供たちは 少し焦る頃です。お盆には おじいちゃん、おばあちゃんや親戚やいとこ達が 久しぶりの再会を楽しみに待っています。その前には 終わらせるべく おしりをたたかないといけませんね。

チョコホリックの新商品のご紹介です。

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旅の必需品。トラベルバッグが入荷しました。ラベル柄が旅気分を盛り上げてくれます。そして、アクセサリーなど こまごましたものを整理するのにピッタリのアルミ缶の登場です。お出かけにも重宝しますね。

お招きする時は 可愛いグラスでおもてなし。たっぷり入るピッチャーにジュースを入れて・・・。小さかった頃の話に 花が咲きそうです。

どうやら、9月も暑さが続くようです。外で過ごす機会が多くなりそうな 夏はまだまだこれからです。

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