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気の長い話。

古いものを訪ね歩く仕事をしていると 時々、いいものを見つけても これだけじゃ使い道が無いしなぁ・・・というものに出くわすことがあり、そのたびに決断を迫られます。

1ヶ月程前、とてもいい板を見つけました。着物を仕立てるときの裁ち板です。厚くどっしりした無垢の1枚板でした。「いい板だな・・・何かの天板にするといいテーブルになりそうだけど・・・でも、これだけあってもしょうがないか・・・」と心の中でつぶやきました。結構いい値段だし・・・。あきらめようか?とも考えたのですが、幅が通常のものよりも広かったことが気にかかり 結局、買って帰りました。車に乗り込み、「さて、どうしたものか・・・テーブルにするには 合う脚が見つからないと しばらくは倉庫に置きっぱなしだな・・・ま、いつか出会えるでしょう。」なんて 気の長い話だなと思っていたのです。

ところが、昨日 いつもお世話になっているところで 見つけてしまったのです。折りたたみ式のアイアンの脚を。ただ、わりと大きいサイズだったので あの天板に合うかな?と思いつつも、また・・・「合わなければ 合う天板に出会うまで取って置けばいいか。」と考えて いただいて帰ることにしました。ほんとに気の長い話です。

そして、今日 倉庫からあの板を引っぱり出して その脚を合わせてみたら・・・なんと、ぴったり合うのです。ぎりぎりであれば、思っていた通り 両方とも倉庫行きになっていたはずなのですが、長さも 幅も テーブルに必要な余裕がピッタリと有り まさにあつらえたようでした。古いものに時々起こる 不思議な出会いなのかもしれないと思うほどでした。

ワックスをかけると しっとりと自然なつやが出て いい感じに仕上がりました。天板のサイズは 1767mm×530mmと少し大きめ。広くゆったり使えるカウンターテーブルになりました。

もし、この板と出会えなければ、この脚と出会えなければ・・・とてもとても気の長い話になったに違いありません。

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