« あわただしい朝に。 | トップページ | 休息時間。 »

生活感。

お部屋の中は いくら素敵に飾り立てても 生活している以上 どうしても生活感が出てしまいます。例えば、冬の時期 冷蔵庫に入れる必要のない野菜などは 玄関において置く風景をよく目にします。ごたぶんにもれず うちもそうです。そんな時、どんな風に片付けておくか・・・で玄関先の印象が全く違ってきます。どんな入れ物を選ぶかで 生活感が生活臭さに変わってしまう瞬間でもあります。雑貨屋に求められるのは そんな瞬間を埋めるための道具を見つけられる場所であること・・・のような気がしています。

冬は特に家にいる時間が多くなるので 「ちょっと気分転換に・・・」と無性に出かけたくなることもあると思います。そりゃあ 生活感たっぷりの家を抜け出して、ちょっと素敵な場所に身を置くことは いい気分転換になります。生活感のない場所の代表といえば 気軽に出かけられる “カフェ”があります。おいしいものが食べられて、おいしいお茶が異空間で楽しめるとあっては、日常を離れるにはもってこいの場所であります。ただ単に おいしいものが楽しめるから・・・では満たされないものがそこにはあります。お気に入りの カフェには 好みの音楽が流れ、調度品が置かれ 居心地のいい場所であるはずです。そこには、家の生活感とは程遠い ときめきと刺激が存在しています。きっと そのときめきと刺激が大切なのですね。なにも お茶を飲むだけであれば 家で楽しめる本格コーヒーは いつでもどこでも 手に入るのですから。

私は 若い頃、大好きなカフェのときめきと刺激を部屋に持ち込みたいと考えていました。好きなものに囲まれて暮らすことは ローマならずとも一日で出来ることではありません。だから ずっと追い求めています。子供が生まれ、おもちゃや色んなものが雑然としていて 生活感たっぷりの暮らしではありますが ところどころに ときめきと刺激はちゃんと存在しています。

例えば コレクションしているものが見やすい場所に飾られています。たくさんのミルクガラスを初めとする食器類は 3台のショーケースにびっしり収まっています。

Photo

暮らしを御提案するお店の店主としては 勿論、“使いながら飾る”ということが大切だと思っています。まさに生活を共にする雑貨との付き合い方だと思っています。

で、普段見えないところには 自分のコレクションがいっぱい並んでいます。こればっかりは 個人の趣味なので 暮らしとは全く別物であります。でも、ときめきも刺激も いつでも楽しむことが出来ます。レコードを聞きながら 手にとって眺めれば それは自分だけの時間であります。そんな空間が家の中にあって 自宅に居ながら、おいしいお茶が楽しめる 自分だけの素敵な時間を持てるようになれて ほんとに嬉しいなぁ・・・と思ったりしているのです。

Photo_2

|

« あわただしい朝に。 | トップページ | 休息時間。 »

懐かしいもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« あわただしい朝に。 | トップページ | 休息時間。 »