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美しい・・・だなんて。

古い家具は 職人さんが1台1台手作りしていたものが ほとんどです。だから、おそらく同じ家具を作っても その職人さんの感性で、出来上がりの印象が きっと違って見えたはずだと思います。塗装するにしても 刷毛で塗っているので 色の濃さも 刷毛の運びも 違ったに違いないと・・・。おそらく、図面的なものはあったはずですが 材料の切り方一つで 1ミリ2ミリの寸法が違ってきたり、釘を打つ場所によっても 違う印象になったはずです。

御注文で 家具を作ったりもしているので 古い家具の作りや デザインに目を向けることで 気が付くことが たくさんあるのです。(あくまでも推測ですが)

中には 見えないところがわりと雑に作られていたりすることもあるので、自分が作る時には 見えないところこそ 丁寧にしようと思うようになったりします。 隅々まで見ることは 大事な作業だったりするのです。

色んな家具を見ていると、時に ハッとするものに出会うことがあります。それが このブックスタンドです。

Photo

引き出しのあるブックスタンドは 珍しいものではありません。でも このバランスのものは 初めてお目にかかりました。何故 引き出しの配置を中央にしたのでしょう・・・真ん中の仕切りの寸法が短いのは 何故なんだろう・・・木地を選ぶ時 何故この厚さにしたんだろう・・・シンプルなのに モダンな印象を受けるのは シンメトリーなデザインだからなのかも・・・どうして こう感じるんだろう・・・作った職人さんの感性と表現したかったことなのかもしれないと思うと・・・やられた!という感覚に陥ります。(本当はそんなこと思わずに 作られたものかもしれませんが・・・)

口に出して、面と向かって なかなか言えない言葉なので、この場を借りて 言っておきたいと思います・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「美しい。」

追伸  

「冬のマルシェ」も半ばを過ぎました。26日まで開催中ですので お時間あれば 遊びにいらして下さい。

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