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2012年9月

本棚。

人生において 良い本との出会いは欠かせないものです。

それが 子供の時であれば、感情を揺さぶるものとなり 心を育てる一端となりうるものです。

若年期においては 親から学ぶこと以外の 考え方や生き方を示す 道しるべとなりうることも稀なことではありません。

その時期を経て、ある程度 自分なりの考えかたが固まってきつつある時でさえも ある本をきっかけに 気付かされ 考え方や生き方までも変わってしまうこともある・・・それが 本の持つ力だったりします。

いろんな人の物語を読むことや 考えかたに触れることで、自分にとって必要な 知識を得て、思い、悩み、自分のなすべきことを見つけていくことが “生きる”ということだと思っています。だから いい本とたくさん出合うことが大切なのだと思うのです。

本を読まなくても たくさんの人と出会い その人と話し、考え方に触れ、感銘を受け、自分の中に 少しでも良い部分を取り込みたいと常に思っていれば、いいことなのかもしれません。ところが そうできないのが 人間だし、合わない人とは そんなことをしても あまり意味が無く、疲れてしまうだけです。物言わぬ本は 自分に合わなければ 途中で読むのを止めてしまえばいいだけなのですから 相手を傷つけることもありませんし、自分が傷つくこともありません。

ただ、いろんな人がいて その人達以上に様々な本があるので どんな本と出合うのかは、やはり選ぶ側の問題となってきます。それこそ、自分にとって “良い本”というものは 手元に置いておきたくなるものですが なかなか簡単に出逢えないものだから 古本屋がたくさん存在するのでしょう。多くの人が 良い本との出会いを求めるが故の 結果なのかもしれません・・・。

ともあれ、自分にとって大切な本は どんな人にもあるはずです。それが 多いか、少ないかは その人の言動や行動を見ればわかる気がするのです。

シンプルだけど 良い本棚を見つけました。大型の本も納められる本棚です。

この本棚をいっぱいに埋めるだけの本との出会いは 自分には まだまだずいぶんと時間がかかりそうです・・・もし、いっぱいになった時、どんな本棚に なるのかが楽しみでもあるわけです。

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乙なもの。

自分は男ですし、気が付けば 随分 いい歳になってしまったけれど、恋に恋していたときのことは 意外と忘れてはいないものです。リアルな日々の中では 遥か昔に置いてきたものなのですが、テレビドラマやコマーシャルを見ていると その当時のことが頭の中に ふわふわと浮き上がってきたりするものです。

特に 音楽の影響は大きくて、女性の歌の歌詞に共感を覚えるものが多い気がします。「恋に恋する」というのは いわゆる“頭でっかち”。居もしない相手のことをあれこれ想像して、あたかも 本当に存在しているかのように、歌の歌詞の中で 相手を具現化して、勝手にキュンキュンしているのです。いい年の男がすることではないとは思うのですが 意外と忘れてはいけない感情だと思う気持ちも 実はあったりします。(お恥ずかしい。)

チョコレートのコマーシャルだと思うのですが 「ジューシーフルーツ」というバンドの “ジェシーはご機嫌ななめ”という昔の曲が使われて まさに当時のキュンキュンを思い出すという事態に陥る時があります。(そんなに大げさではありませんが。)当時のレコードがいまだに手元にあり 聞こうと思えばいつでも聞けるのですが 自分から聞くのではなく 聞かされた時の あの不意をつかれたタイミングだから・・・そう思うのかもしれません。余談ですが 当時その歌が流行っていた時、たまたま買い物に行っていた4丁目プラザで 生ジューシーフルーツのライブを見聞きしたことにも 影響があるのかもしれません。(ラッキーでした。)

歌には そんな感情を思い起こさせてくれる力があることは間違いありませんが ちょっとした雑貨にもその力があることを忘れたことはありません。ものに触れ 色んな感情が溢れてくることの大切さを幾度と無く 書き綴ってきたのですから。チョコホリックの雑貨には 本当のところはわかっては居ないと思いますが “乙女心”というテーマが根底にあるといつも感じています。まさに “恋に恋する気持ち” “ノスタルジー” “可愛らしさ” “小旅行”・・・などなど。好きな歌を聞いて キュンキュンするのと似た感覚です。

今回の新商品は まさにそんな感じの雑貨たちです。

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乙女心を鞄に詰めて歩けること。

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メリーゴーラン型のオルゴールを聞きながら もの思いにふけるのも、また乙なものです。

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さながら。

うちのお店 チョコホリックの商品がたくさんあるので とてもカラフルで賑やかです。家具などは 渋~いものもあるので シンプルなコーナーもありますが 古い食器なども カラフルなので やっぱり賑やかです。

部屋の雑貨を選ぶ時、インテリアも含め 色合いを統一させると安心感が得られます。色んな色を取り入れると ごちゃごちゃ感が生まれるのも事実です。でも、うちには色んな色があふれています。ところが ごちゃごちゃ感とは違う感覚を お店に居て感じています。それは ディスプレーする時、テーマを決めているからです。色をあわせるだけ・・・とは違うものです。言葉では うまく表現できないところがもどかしい所ですが 一つのテーマに沿って 組み合わせしていくのです。だから いろんな色が組み合わさっても大丈夫。むしろ その方が 面白いし 個性的で素敵だと思うのです。マネキンの服をそのまま着ることをせずに、自分の理由をもって組み合わせるのです。もの選びの楽しさは “そこ”にあるのだと思います。

暮らしのものを選ぶことは 誰に見せるためでもない自己表現だと思っています。自分が好きなものを自分の感性で選び 積み重ねていくのです。暮らしを共にするものは そういうものでありたいと 私は思っています。

ここで御紹介するものも とてもカラフルで個性的です。大好きなガラスの器とカトラリーが見つかりました。

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薄く色づいたカラーガラスは とても綺麗です。そして・・・・・

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オレンジのバラが優しい印象のティーポットのセット(カップ&ソーサーはチョコホリック)。昔よく見かけた 花柄のプリントされたプラ製品。メーカーも見つけた場所も ばらばらなのに とてもしっくりきています。

さながら、色んな花が咲き乱れる 6月の庭のような風景です。 

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雑貨は・・・。

キッチンは 家の中で女性が自由に使える唯一の空間と言えるかもしれません。最近では 男性がキッチンに立つことも 多くなったと聞きますが それでも やはり主役は女性で 料理にまつわる道具や雑貨は 女性が自由に好きなものを選んでいらっしゃることと思います。たまに立つ男性は 道具を借りて調理する・・・という感じかもしれません。男性主導で 道具から厳選し・・・というのは よほどの料理好きの方だけだと思います。

昔から “キッチンは女性の城”といいますが まさにその通りだと思います。仕事をしていれば 疲れて帰ってからも 料理作りが待っていますし、毎日の献立を考えるだけでも大変なことです。今年の夏のように 暑いさなか 火を使うわけですから それもまた一苦労であります。栄養のバランスを考え おいしく作ろうとしてくれることは、自分のように腹さえ満たされれば・・・という安易なものではありません。その点でも やはりキッチンでは女性が主役なのです。だから キッチンのことは かみさんの好きなようにしてもらっています。当然です。

だから、雑貨には キッチングッズがたくさんあります。女性の数だけ 自分だけのキッチンがありますから、使い勝手がよく ともすれば可愛らしく飾ることは女性の大きな願望なんだと・・・・自分が女性ならとことんやってしまうことでしょう。

でも、好きなイメージも多種多様だから 色んなキッチングッズが存在します。うちは カラフルな古い食器が多いので ポップなキッチンです。日本の古いもの アメリカやフランスの古いものが合わさって 古いショーケースや戸棚に並んでいます。そして、欠かせないのがチョコホリックのキッチングッズです。古いものともばっちり合うので 欠かせない存在となっています。

そんなうちのキッチンにも 仲間入りしそうな ミルク色のガラス食器がチョコホリックから登場しました。カップ&ソーサーに 大きめマグ、そしてカフェオレボウルです。光を優しく通す様が 安らぎのひと時を演出してくれることでしょう。そして、木製のキッチンペーパーホルダーは トイレットペーパーのストック置きとしても使えます。

キッチンを演出する楽しさは 女性のだけの特権です。雑貨は キッチンに立つことを楽しくしてくれる 自己表現の大切なツールです。

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コラボレーション。

今までいったい何台くらいの家具をリメイクしてきたんだろう・・・。思い出せないくらいたくさんの古い家具と出会い、そして送り出してきました。みんなどうしてるかな・・・。と感慨にふける時間を与えてくれた 古いけど新しい家具との出会いがありました。

今まで 似たようなデザインの家具はあったけれど どれ一つとして同じ家具はありませんでした。基本的に 今と昔の家具製作の現場は違ったからだと思います。昔の家具は 家具職人(高級家具とは違い 庶民的な家具は およそ熟練の職人によるものとは 思えないような作りのものがほとんど。)さんが鋸やノミを使い 一台ずつ手作りしていた様子が伺えるので 同じものを大量生産することがなかったからだと 考えられます。だから そこに、職人さんの個性や 感性が感じられて 暖かいし 面白いと思うのです。

御紹介するキャビネットは おそらく本棚として作られたものだと思います。奥行きが あまりないことと 厚めの材質は 重いものに耐えられる作りになっているからです。

ただ、少し変わっているぞ!と思わせてくれたのが 一番下の段に 扉が付いていた形跡があったことです。両サイドに残る蝶番の穴の跡・・・・そう出会った時から 扉は元の持ち主が取り外してしまっていたのです。考えてみると 横幅があるので 観音開きの扉は 中央部に負荷がかかり きっと ゆがみが出てきて 扉が閉まらなくなってしまったのでしょう。それなら いっそ外してしまえ!というのが 普通のことだと思うし、無理もありません。でも、扉が付いた姿を 想像してしまったからには どうしても扉が必要と考えました。でも、同じように 観音開きの扉にしてしまうと 元の扉と同じ結果になることは 火を見るより明らかです。だから、一枚扉にして 上から開くタイプにしようと考えました。写真にはありませんが 扉がバタンと落ちてしまわないように 古い鎖をつけたのが ちょっといいアイデアだったと思います。

「角の丸みと背の高くないサイズがなんか素敵だよ。どんな扉が付いていたのかみてみたかったな。」と私。「初めからこういう扉にしておけばよかったな。いいじゃない。」と昔の家具職人さん。

こうして、コラボレーションした結果 素敵な家具になりました。

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置き土産。

私が子供の頃は 高度経済成長の真っ只中。誰しもが 少しでも豊かさを求めて 夢を見ていたような気がします。ほとんどのものは 国内で生産され 珍しいものは 輸入されたもの、という時代でありました。

企業もお互いに しのぎを削りあい 様々なものを生み出してきました。ライバル会社との競争の中で あれやこれやの手段を駆使し 生き残りを図ってきました。コマーシャルも その一つで 企業や商品イメージを高めるため インパクトのあるコマーシャルがたくさん作られ、流行歌も そんな中からたくさん生まれました。今のように 大型安売り店が出来る前の話ですから 小規模商店も そんな企業努力に後押しされ 商店街も たいそうな賑わいを見せていました。それに、価格を安くすることで 自社製品を買ってもらうことよりも いいものを作り より良いイメージを持ってもらうことが 売上につながるという 風潮があったと思います。そういう経済の流れが 雇用を生み出し、消費意欲を生み出し、地域を活性化させてきたのです。海外で安く生産し たくさん売るという手法は その波を完全に停止させてしまったといっても過言ではないと思うのです。

昔を知らない 今の若い人に 「昔は良かった。」といってもちんぷんかんぷんなのは、その 夕方の込み合うスーパーの活気あふれる雰囲気やテレビコマーシャルの勢い、商店に並ぶ 魅力的な品物の数々、人々の表情・・・その時の “空気感”が伝わらないからだと思います。寂しいけれど 今のこの流れは きっと変わることは無いでしょう。最低賃金が引き上げられることは 喜ばしいことだけど、生産業は さらに海外にその安い労働力やロボットによるオートメーション化を求めていくに違いありません。一度起こってしまった 大きなこの波は 「海外に目を向けるの もうや~めた!」という大企業の力を持った人達が言い出さない限りやむことは無いでしょう。国を司る人たちが何も言い出さないのですから・・・・・・・。

と、実はそんな話がしたかったわけではありませんでした。その良かった時代、より良い製品を生み出して 消費者に買ってもらうための努力は コマーシャルだけではありませんでした。“○○キャンペーン”とか“○○プレゼント”と賞して たくさんの魅力的なノベルティも生み出してきたのです。それは 企業イメージに似合う素敵な賞品でなくてはなりませんでした。だから 今のように ペットボトルについている“おまけ”的なものではなく、いつもなら一つ買えばいいところを まとめて買うと ついてくるというものでした。それもそのはず ノベルティでさえもいいものを考えて用意したからです。お金を出しても欲しいと思わせるようなものもたくさんありました。ところが それは非売品でした。品物を買うことで 初めてもらえたというわけです。経費を存分にかけて 売上とイメージをアップさせることを考えていたのです。だから 昔のノベルティは 魅力的なんだと思うのです。定期預金をしなければもらえなかった貯金箱も、箱買いしないともらえなかったグラスも・・・それに、今では高嶺の花のミルクガラスのアドマグも 元はといえばノベルティであります。魅力的だったからこそ たくさんのノベルティが生み出されたのだと思うのです。

ちょっと長くなってしまいましたが そんなちょっと素敵なノベルティをご紹介します。

まずは 皆さんご存知の「リボンちゃん」グラス。可愛いキャラクターは 今も健在。たくさんの種類が作られました。

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そして、「明治アイスクリーム」と「森永ツイスト」のグラス。どちらも日本のガラスメーカーのもの。そして、アメリカからやって来た「ハーシーズチョコレート」のシリアルボウル。シリアルにハーシーズのチューブいりチョコをかけていかがですか?みたいなものだったのでしょうか。

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いずれのノベルティも 古いお宅では決して珍しいものではありません。キャンペーン期間が過ぎて販売店であまったノベルティは お得意さんや 違う商品を買ってくれた人に 違う形で配られました。そんな 商店とお客さんのつながりや 人情を感じさせる いい時代の置き土産であります。

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思い出詰めて。

残暑厳しい中、「夏のマルシェ」に 御来店下さり またお買い物してくださった皆様・・・本当にありがとうございました。夏の一場面を切り取った オリジナルポストカードは どのようにお使いいただいているのでしょうね・・・。また機会があれば お届けできればと思っています。

マルシェも終了し 本来であれば 涼しい風も吹き始める頃ですが 今年は いい夏の余韻が続いています。きっと 思い出もたくさん出来たことでしょう。一つ一つをいつまでも 大切に 重ねていきたいものです。きちんと箱に詰め込んで いつまでも大切に。

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