« 作り手の意思。 | トップページ | うつつをぬかす。 »

My blue heaven

エノケンの「私の青空」という歌 御存知でしょうか。私世代の人であれば 昔の日立の洗濯機のコマーシャルの印象が残っている方も多いと思うのですが、もともとは ジャズの楽曲 「My blue heaven」に日本語の歌詞をのせて エノケンが唄い流行した歌であります。

エノケンといえば 正直、私はリアルタイムで見た年代ではありません。戦後の日本を明るく元気付けようとした中の一人・・・喜劇役者であります。決して歌がうまいわけではなかったのに、人柄がにじみ出るその歌声は 聞き手を楽しい気分にしてくれる歌い手でもあったのです。

「私の青空」という曲は 外国で生まれた歌なのに 当時の日本人の心を どれだけ勇気付け 励ましたことでしょう。「狭いながらも楽しい我が家~」この歌詞から感じられるように 当時の暮らしは 豊かとは言えませんでした。むしろ生きることそのものが大変な時代でした。「明日を夢見て明るく頑張ろうよ。そうすればきっと 心豊かに暮らせる日が来るからさ。それが私の青空なのさ。」と思いながら 頑張ってきた人たちのおかげで 今の日本があるといっても過言ではないような気がします。私の心の歌であります。

現代においても、働き始めて 自立する時は たいていの場合、贅沢な暮らしからのスタートを切ることは出来ません。それこそ狭い我が家からスタートする人がほとんどです。そして、結婚し 所帯を持つようになっても やはり初めは 狭い我が家からスタートする人が多いと思います。家族が増え 暮らしもよくなるにつれ 狭かった我が家が少しずつ大きくなっていくのが自然な流れなのだと思います。

新しい暮らしが始まるたびに、家財道具も増えていきますが 一人暮らしにはそれ様の、新婚さんにはそれ様の、家族にはそれ様に見合った 家具があることに気付かされました。あるテーブルと出逢ったからです。ダイニングテーブルなのですが 明らかに小さいのです。二人で向かい合わせに座ってちょうどいいくらいの大きさなのです。脚の作りも可愛く、極め付きは 天板にプリントされた 優しい色合いの花模様です。新婚さんにはぴったりの ロマンチックな雰囲気です。今の新婚さんは どう考えるかはわからないけど スタートしたばかりの二人の暮らしを 家族が増えるその日まで見守り続けてくれる テーブルとして選ばれたものなのでしょう。そう思えてなりません。

「狭いながらも楽しい我が家~・・・・私の青空」と聞こえてきそうな そんなテーブルです。

新婚さんでなくても 自分用の机として使っても きっと素敵です。

Photo

 

|

« 作り手の意思。 | トップページ | うつつをぬかす。 »

リメイク・古家具」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 作り手の意思。 | トップページ | うつつをぬかす。 »