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そんな気がします。

素敵な掛け時計と出会いました。手巻き式の柱時計から 電池式に変わり始めて 色んなインテリアに合うように 様々なバージョンが生まれた頃のものだと思います。昭和44年と記されています。

当時のインテリア事情などは 当然記憶にありませんが 古い映画などを観ていると 庶民の暮らしではなく、科学者や社長さんの家のインテリアは どこかモダンな印象がありました。応接室があり 白いエプロンをしたお手伝いさんがお茶を運んでくるのです。その場面に 似合いそうですが 実はそういう家に限って 大きな柱時計があったりしたので、今の感覚とは 少し違うようです。

デザイン面では 従来の柱時計のデザインからは 一歩抜け出し、シンプルな文字盤と小ぶりなサイズで すっきりとした印象があります。その面から モダンな印象を強く受けるのだと思います。手巻きから電池に変わったことで 使い勝手も随分と変わったはずですが やはり当時のものは 少しだけ手間が掛かります。時間の微調整は 振り子の調整が必要です。そして、時を告げる鐘は 棒状の鐘が2本で カーンと綺麗な和音で知らせてくれます。あくまでアナログな感じです。で、便利だな~と思うのは 日付と曜日も知らせてくれるところです。ただし・・・カレンダーの記憶機能はないので ずれた時は やはり手動で直します。当時の最新式だとしても やはり40年前のもの。手間の掛かる所が 愛着を持てる所以です。

最初にお話したように、どんな時計でもよければ 手間の全く掛からない 素晴らしい現代の最新式のものがいいのでしょう。でも、もしインテリアに合うものを・・・とお考えの方がいらしたら 古いものに目を向けてみるのも悪くは無いと思います。手間の掛からないものは 慣れてしまえば その存在すら当たり前で ときめきも愛着もなく そこにありつづけるだけの存在になってしまいがちです。居心地のいい空間作りは 愛着を持って作り上げていくものだと思うからです。

忙しい毎日。時はどんどん進んでいきますが この時計なら ゆっくりと刻んでいけそうな・・・そんな気がするのです。

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