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うつつをぬかす。

このブログの最初の記事にも書いたように 10代の頃 「POPEYE」に出会って以来、“お洒落”というものを追い続けてきたような気がします。結果、今現在の自分はどうなんだろう?と考えても どうにも自分自身のことは 自分ではわかりません。ただ、人からどうのこうのと言われることは 勘弁して欲しいので、追い続けてきたものは きっとまだまだ先にあるのでしょう。

単に“お洒落”といえば ファッションのこと。と思われる方もいるかもしれませんが、自分が思う“お洒落”ってそんな薄っぺらなものではありません。POPEYEという雑誌は ファッションに限らない “LIFESTYLE MAGAZINE”だったので、田舎暮らしの若造には縁のない世界の話題ばかりが載っていて 見るもの全てがお洒落に感じたものです。ただ、印象深い特集は 「VANが先生だった。」というファッション特集でした。正直、衝撃でしたね。(その当時 すでに1度倒産し、復活して間もない頃でした。田舎の若造には知る由も無いことでした。) こんなお洒落な雑誌が紹介するほどの一時代をかつて(私が生まれて間もない頃)築いていたことを知ったわけですから。

VANについての話は 長くなるのでさて置き、VANのことを先生と呼んだ その言葉選びの巧みさと、先生たる所以を紹介したその特集号は 私のバイブルとなりました。(ただし、編集長が変わったことで誌面が変わってしまい その後買わなくなりましたが。)折りしも、VANの復活と共に 第二次アイビーブームが始まりつつある時だったので メンズクラブをはじめとするたくさんの雑誌もありましたし ファッションについて知るための材料は事欠きませんでした。田舎の町にも トラッドショップはあったので、ショップの人には迷惑だったと思うけれど 雑誌片手に、質問を繰り返す毎日・・・。

そうする中で、自分はいったい何を着るべきか・・・今の自分に似合うのは どんな服なのか・・・探す日々を送ってきたのです。素材のこと、ストライプや柄の名称、TPOにあわせること、靴の種類等など・・・・・。誰に披露するわけでもないのに 知りたくて知りたくて・・・・。

学生でしたがアルバイトをして 初めて手にしたコードバンのローファーの手入れの仕方を調べ実践し、オックスフォードのボタンダウンのシャツは 手縫いの天然貝ボタンにこだわり、洗濯時には 貝ボタンが割れるのを防ぐため アルミ箔で一つずつ包み、洗ってもらい アイロンがけは自分でやるということをしばらく続けていました。(経験しておくことが大事と思ったのです。)

修学旅行の自由行動は メンズクラブの古本探しと 青山のブルックスブラザースへ行ってシャツを買うことを決めていました。誰も興味の無いことなので 友達には 「じゃぁ!」と手を振り 単独行動するような・・・そんな青春を送ってきたのです。

以来、30年。音楽も 最初は興味のあるところから 少しずつ深めていき 好きなジャンルも見つけることが出来ました。そして、お酒も・・・たくさん飲みましたが 取って置きのお酒も見つけることが出来たので いつの日か大切な日には ちびちびと楽しむ日が来るでしょう。映画にもたくさんの影響を受け 大好きで大事な映画は 時がくれば、娘に勧めたいと思います。

そうして、大好きなものをたくさん積重ねてきたもので 今の自分が出来ています。

先日見た映画「グラントリノ」でクリント・イーストウッドが 「何故こんなに工具を持っているの?」と聞く少年に対し、「50年かけて集めてきたからだよ。」と答えるのを見て、「うん。そういうことだよ。」と私も 少年に向かって 思わず言ってしまったときのように 長い時間をかけて 深めてきたことで きっと 自分がはじめて納得できるものに達することが出来るのだと 思うのです。そして、それは 先に書いたように 誰に披露するものではないけれど 自然な立ち居振舞いの中に 必ず現れるものと思っています。だから この先も “お洒落”を追いかけていきたいと思います。

そして、話す機会がくれば “お洒落”についてうつつをぬかす日がくるかもしれません。

そんな自分のフィルターを通して見るチョコホリックの新商品は こんな表現なのです。 是非ご自分の取り入れ方で お楽しみいただければと思うのです。

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