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灯火で。

古いテーブルランプを御紹介します。

残念ながら 傘が付いておりませんでした。仮に付いていたとしても布製であれば ぼろぼろになっていたはずです。なにせ60年は経っていると思われるからです。土台が黒いガラス製で 柱のデザインもとてもシックな印象です。どんな電球をつけるかがポイントで、大きいほうは 出来ればあまりまぶしくない電球をつけたほうがいいかもしれません。小さいほうは フリッカー電球をつけてみました。電球でありながら ロウソクのように ゆらゆらと揺れる炎のように 明かりがともる電球です。

このランプを見ていて、ある曲が頭に浮びました。「You and the night and the music」というジャズのスタンダードナンバーです。邦題は「あなたと夜と音楽と」です。私が好きなのは チェット・ベイカーの「CHET」というレコードに入っている一曲です。チェットらしく 小粋にさらっとした演奏ですが 色男といわれた彼だからこそ知っている “カッコよさ”の込められた演奏を聞かせてくれます。ジャケットがまた、素敵なんですよ。

好きなレコードの話は さて置き、演奏から垣間見れる カッコよさと曲選びは プレーヤのセンスで決まるものです。私も いい歳でありながら この“カッコよさ”に憧れる気持ちをずっと持ち続けています。さらに 縁遠くなっている“ロマンチック”な気分も 忘れたくないと思っています。だから、そんな感覚を呼び覚ましてくれる 古い物が好きなのです。

雪が深々と降る静かな夜に ワインでも飲みながらテーブルに着く二人。古いジャズの心地よい調べが二人を包みます・・・。あなたと夜と音楽と・・・そんな時の テーブルの明かりは・・・灯火で充分だと思うのです。

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