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しっくり来るのです。

若い時に 衝撃的な古いものとの出会いをした私は、時代が様々な流行を生み出しても 自分がいいな~と思ったものを嫌いになったり、疑うことは決してありませんでした。だから、どんどん深みにはまり・・・といえば 悪く聞こえるかもしれませんが 逆に、知れば知るほど楽しみが増えていくことを 昔よりも深く、ずーっと楽しんでいるのです。

これだけ いろんな場所で 様々なものを見てきてはいても、かつて出会ったことが無いものと ふいに出会ってしまうのは 人の暮らしは延々と続いてきているということを改めて知るということにつながっているのです。そんな物達の中から 見つけて選べることが楽しくてしょうがないのです。

いろんな場所で ばらばらに出会ったものを お店で組み合わせてみる・・・その作業はとても楽しく、古いものの持つ良さを少しでも知っていただければ・・・それでいいと思えるのです。

でも、古いものをそのままで お店に並べていても 生まれた時代が違えば 違和感がでてくるものです。だから、私が思う この先の時代もちゃんと超えていけるように イメージを変えてあげること、そして 不具合のあるものは きちんと直してあげることが大切だと思っているのです。それに、同じものは二つと無い家具は 気に入っていただけた方だけのもの。とても個性的なものなのです。それだけで 私自身は わくわくする気持ちを抑えきれません。そんなお店を続けさせていただいていることは ほんとに幸せなことだと思っているのです。

先日見つけた 素敵な椅子にぴったりの テーブルを店頭に入れました。小さなダイニングテーブルです。天板には お花のプリントがちりばめられ ちょっとロマンチックな雰囲気が漂います。茶色だった足を淡いグリーンにしたことで 天板のプリントがより引き立ち、椅子の綺麗なグリーンとの相性も良くなったと思います。

このタイプのテーブルは どちらかというと贅沢品。新婚さん向けに売られたもののような気がしてなりません。甘~い食卓を演出していて 家族が増えれば手狭になることがわかっている訳ですから。今の時代なら 子供が生まれることを想定して もう少し大きなテーブルを選ぶのではないでしょうか。ただし、いろんな暮らしがあるように ニーズも様々だとすると・・・ダイニングやテラス向きの 2つ目のテーブルとして選ばれたのかもしれません。そして、子供達も巣立ち 夫婦二人だけの暮らしになったときに 家族みんなで使っていたテーブルだと大きすぎるから・・・と選ばれたのかもしれません。

自分にも必ずそんなシチュエーションが巡ってくるので 用意しておきたい大きさのテーブルだったりします。きっとそんな時が訪れても 自分らしい古いものを見つけることでしょう。

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なにせ、私の暮らしには古いものは欠かせないもので、こんなものにまで心が揺さぶられてしまいます。

アメリカから届いた荷物の中に ヴィンテージのガラス瓶が入っていました。それは 食べ物が入って売られていたものや 保存用に売られていた瓶だったりします。古い瓶なので 食べ物を保存することには 適していないかもしれませんが やはり古いガラスはいい雰囲気があります。その瓶を作ってるメーカーも ミルクガラスで有名な 会社だったりするので ひとしおです。でも、日本の古い瓶も 負けてはいません。左に写っている大き目の瓶は お菓子の入っていた瓶のようです。聞いたことの無い会社名が刻印されています。

時代も国境も越えて こうして、あえてときめくものを選べることがとても嬉しいし、自分には とても しっくりしっくり来るのです。

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