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リアルよりイメージ。

それなりに時代を感じるものには ある共通点があると思っています。それは 現在のそれとは違う表現方法にあると思います。

例えば 昔のおもちゃ(怪獣の人形など)は 本物に似てはいても どこか違う・・・色が違うみたいなことは当たり前で 場合によっては 偽者か・・・と思えてしまうほどのクオリティだったりします。今の フィギュアなどは いかにリアルにするかみたいなことを競っていて もはやおもちゃとは言いづらい感覚を覚えます。

古いおもちゃのことを 子供が遊ぶものだから いい加減でもいいんじゃない~みたいに感じたこともありましたが おどろおどろしい怪人に ちょっとした愛嬌を持たせて 親しみやすさを表現したものだったのかも・・・と考えると、うなづけることがたくさん見つかります。見るからにリアルで怖いものは もはやおもちゃではありません。「この怪獣、おっかない先生に どこか似ているぞ・・・」と感じられたから 空想の中で物語を作って遊ぶことが出来たのです。昔のおもちゃのメーカーが それを狙って作っていたかどうかは わかりかねますが おもちゃの持つ夢見る心というのは そういう風に作られてきたような気がしてならないのです。

家庭用品にも 同じような空気を感じることが出来ます。今のように リアルに対するデフォルメではなく、リアルに対するイメージのような風潮。使う人に 感じてもらうことを大切にしたもの作りでありました。

昔はゆるく、今は厳しい。そんな言葉に置き換えると、今 仮に一つのキャラクターをイメージで表現してしまうと 偽者扱いされそうな気がします。昔は ちゃんと承認をとったものでも雰囲気が 感じられたのですけどね・・・。

世界中で 一番有名なキャラクターが 時代の違いで、いきいきと感じられるのは あまりにもリアルを追求していないからのような気がしてならないのです。

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