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貴重品。

人から見れば こんなもの・・・というようなものが 私の貴重品だったりします。それは 多岐にわたり、子供時分に 売っていたけど 買ってもらえなかったおもちゃだったりします。それらは いまや、異常なほどの値段で取引され とてもじゃないけど おいそれと気軽に楽しめるものでは 無くなってしまいました。

幼少の頃、怪獣ブームが起こり、変身ブームがやってきて 様々なヒーローやキャラクターが メジャー マイナー問わず たくさん生まれました。毎日のように テレビのゴールデンタイムの時間帯に 入れ替わり立ち代り登場するヒーローや悪役たち・・・子供たちに夢を・・・と大人が 真剣に作っていたその物語は ドラマチックでとても楽しいものでした。今の テレビでは考えられないような おどろおどろしい雰囲気で 暗闇にうごめく 怪人のリアルな恐ろしさは 子供の怖いもの見たさを満たしてくれるものでした。

当時は 当然のように ビデオなど無い時代。一度きりの 怪人や怪獣との戦いを見逃すまいと それは真剣に見入っていました。そんな子供たちに テレビの戦いの場面をもう一度・・・いや、何度でも 再現してもらえるように たくさんのおもちゃが生まれたのです。そして、子供たちの お小遣いでも手軽に買える安価な おもちゃもたくさん生まれたのです。子供であっても あの怪獣や怪人をもう一度 見てみたい・・・そんな期待にこたえるべく 子供雑誌には 特集が組まれ、スナック菓子には おまけとしてカードが付いてきたのです。カード欲しさに スナック菓子は 捨てられる事態が続出し、社会現象になったほどでした。

当時のそんな経験をした子供たちも 成長し、いつの間にか そんな熱も冷め まったくの不用品となってしまいました。そして、それらはいとも簡単に 捨てられてしまったのです。ひょんなことで 思い出し、確かしまってあったはず・・・と実家の押入れを探すも後の祭り・・・残っていないのが通常なのです。

そんな悔しい思いの強い人が 高額なお金を出しても 手に入れたいと思うものだから いくら純粋に好きでも 手の届かない存在となってしまったのです。今では そんな大人たちに 向けて 当時の番組の裏話やエピソードを紹介した 本がたくさん売られています。それはそれで 魅力的なのですが 古いもの好きの私にとって、やっぱり当時の雑誌の切抜きや ぼろぼろの図鑑などに魅力を感じます。“当時の”ということが大事なのです。

こんなものは 確かに誰が見てもただのごみであります。でも 自分にとっては貴重品。捨てられてしまう対象だからよけいに そう思うのです。

自分にとっての貴重品・・・机の引き出しに 仕舞っておきたいところですが 特別な扱いをしてあげたいと思うのです。そこで、貴重なものは 机の上に置いた 小引き出しの中にまとめ置きします。懸賞のバッジやら切抜きが 当時の子供たちの机の引き出しの中のように 入っています。

ものいれとして格好も良く、インテリアとしても素敵ですが 中にしまうものは 自分にとっての貴重品でありたいと 私は思うのです。皆さんが しまうものはいったいどんなものなのでしょうね。そんなお話も楽しいだろうな・・・と思うのです。

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