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2013年7月

暮らしのその先。

先日、日本の農家に嫁いできたアメリカ人の暮らしぶりを紹介する番組を見ました。日本の人も なかなか選べない環境に 外国の人がどう向き合ってきたのか とても興味がわいたのです。

古くからの農家なので、家も純和風。見渡す限り 現代風な便利な家電も 見当たりません。つまり、昔ながらの暮らしに 自らが飛び込んで そのよさを発見し、変えることをせずに暮らし続けてきたわけです。回り近所の お付き合いも 持ち前のバイタリティと教えてもらう気持ちを大切にし すっかりと溶け込み、よそから来たお客さんというより 暮らしを守る中心として 日々頑張っているのです。

家で取れた新鮮な野菜を使っての 台所仕事は見事で 色とりどりの大皿料理が食卓に並びます。その調理方法も 代々使われ続けてきた さまざまな道具を駆使してのことだけれども、その見事なまでの手さばきは 長年付き合ってきたことを深く物語っていました。

世の中、便利な道具や機械が続々と登場し 誰しもがその便利さに 飛びついてしまいます。でも、その一方では 無くなっていくものもたくさんあることは 意外と忘れてしまいがちです。

その、外国から 日本の農家に嫁いできた女性のように どう暮らすのが 家族にとって良いことか・・・その答えを持っていたから、文化もまるで違う不慣れな暮らしに 心底溶け込むことができたに違いないと 感じたのです。

料理をするその女性の立つ台所は もはや今の日本では 見られない光景でありました。大きな食器棚に びっしりと詰め込まれた食器の数々・・・棚という棚には 使いきれないほどの鍋や ホーローのボウルやら水きり用の篭やらざるやら・・・昔からの道具が使い勝手良く 配置されているのです。人から見れば 雑然としてスマートさのかけらも無いかもしれないけれど、その人が日本に来てから 何を感じ、この先 何を大切にし、どう暮らしていきたいのかが 十分垣間見れる 素敵なキッチンに 私には見えました。

今は 見られなくなったその暮らしぶりは、日本人である私に 今の暮らしのその先を見せてくれたような気がするのです。

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代えがたいもの。

テレビ台のご注文があり その作業に没頭する日々が続いておりました。無事、お届けに上がって 喜んでくださり ほっと安堵したところです。

今まで たくさんのご注文をいただき たくさんの家具を作ってきました。そのどれもに 思い入れがあり 末永くお使いいただけますように願いを込めて 製作にあたってきましたが 今もなお “慣れる”という感覚を持つことができません。お客様のご要望は 一人一人違い、同じものを作ることは無いから、その都度 緊張もするし どうやって良いものにするか 迷いながらの作業となるからです。思い切っての オリジナルの注文家具ですから、そのお気持ちに応えることの 重さがあるからに 他ありません。だから 出来上がったものを喜んでくださる確認ができるまでは その緊張は続くのです。

でも、この世にたった一つしかない家具を生み出すことも、喜んでくださるお客様のお顔を見られることも 何にも代えることのできない パスティーユの大切な柱になっているので 今後も その緊張の中で 心地よい安堵感が得られるように 頑張ろうと思います。

ご夫婦で 思い描いていただいた新しい家具が リビングの引き立て役として ずっと新鮮な風を運んでくれますように・・・

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・・・ニモマケズ

参議院選挙も終わり ねじれも解消され、良くも悪くも現与党が日本のこれからを決めていくこととなります。身近なところでは 来年の消費税増税の動向が気になるところです。先のことは 誰にもわからないけど 今の暮らしより 誰もが少しでも良くなったと言える日本の舵取りをして欲しいと思います。なにやら 経済も回復傾向にあると言われているようですが その実感は全くありません。厳しくても 将来に向けて 夢が見られる・・・そんな世の中になるといいと思います。

何もしなくても日々は す~っと流れていきますが 今の時代、誰しもが頑張って日々を送っています。仕事に、子育てに・・・みんな必死です。でも、そればっかりじゃ 日々の暮らしはきついです。時には 思いっきり楽しむことが出来るから そこに向かっていけるのだと思います。

お買い得を求めて込み合うスーパーの人込みニモ、毎日立たなければならないキッチンの暑さニモ、、ハードな仕事ニモ、高いノルマ・・・ニモマケズ頑張りましょー!

可愛いものに囲まれての暮らしは きっと そんな頑張る気力を高めてくれると思います。

そこで、チョコホリックが一役買ってくれるかもしれません。ナイロンプリントのトート・デイパック・ボストンバッグが登場です。

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実は このバック コンパクトに折りたたみできるので 鞄に入れておけば ふいのお買い物や旅行の時などに 便利です。そして、女性にとって毎日のお化粧は欠かせないもの。こんなコスメボックスがあれば お疲れの朝も 少しだけ元気になれるかもしれません。

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思いっきり可愛い雑貨は 日々の暮らしを楽しくしてくれるに違いないと 私は思っています。

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古い食器のお話。

古い食器の可愛さ 面白さに魅せられて 随分たくさんの食器を見てきました。ただ、好きなものばかりを追いかけてきたので 焼き物とか オールドノリタケのような本物のアンティークには 興味はありません。あくまでも 普段使いできそうで、自分にも集められる手頃なものに 限られます。

昔から雑誌などで紹介され いまや知らない人はいないアメリカのミルクガラスが やはりきっかけで、こつこつと一つずつ集めはじめて・・・随分と コレクションも増えました。でも、世の中には すごい人がいるもので メーカーや色合いやシリーズでコレクションしている人もたくさんいて すごいな~と羨ましく思ったりもします。ただ そのコレクションの背景には 人並みならぬ努力とお金、そして 何よりも大切なきっかけがあるのです。

食器は 割れてしまうから手頃なもので・・・というのもわからないわけじゃないけど、食べることは 生きる上で欠かせない事。たまの外食はいいけれど、食事のほとんどは 家で摂るもの。そう考えると、使いながら 集める楽しみも得られる 食器のコレクションは 趣味と実益を兼ね備えた素敵な日常の楽しみになると思うのです。そして、大切に扱えば 一生の自分だけの宝物になると思うのです。

そこで、何をどうしたいかは 自分だけが決める事柄。どんなきっかけで、何に興味を持ち 深めていけるか・・・・そこに無限の楽しみが潜んでいるのです。

私達のきっかけは オールドパイレックスのポップな印象のシンデレラボウルを手にしたことから始まりました。その後、ひょんなことで手に入れた 聞いた事もないフランスのミルクガラスの存在に気が付きました。アルコパルというその食器メーカーは 今も存在していますが アメリカのファイヤーキングやパイレックスと同じ時代に 存在していたにもかかわらず アメリカのそれとは違い、紹介される場面が 当時はほとんどありませんでした。だから 当時は わりと安価に手に入れる事が出来たのです。(今は認知度も上がり 同等に扱われています。)そして、「じゃぁ、同じ時代に日本のメーカーは どんなものを作っていたんだろう・・・」と思いを巡らせると・・・’50年代~’80年代というと・・・幼少の頃と まるかぶりしていたんだと気付きます。確かに アメリカやヨーロッパから輸入されたもの達に どこか似てる・・・影響を受けたに違いない事に気が付きます。子供の頃の記憶をたどると 確かに可愛く、華やかな食器に盛り付けられた 焼き魚や煮物以外の洋食の記憶が蘇ります。時代が 合えば日本もアメリカもヨーロッパも関係ありません。ぴたっと、合うものが たくさん存在していたのです。そして、それらは うちの暮らしにピッタリと合うのです。

自分の趣味嗜好がハッキリしていれば、好きなものが一つ一つ増えていきます。雑誌に載っているレアなものを集める事は いいコレクションとはいえないような気がします。自分が出来る範囲と決められるから長続きできるのです。そして、この時代にいられる事をほんとに良かった。と思えます。色々な知識を持った人が おしみなく紹介してくれて、たくさんの良いものを教えてくれたことで、私達は 自分に合うものを選ぶ事が出来るからです。それが 自分の暮らしを作り上げていく事につながっていくからです。

今日、御紹介するものは 人知れず いくつもの時代を超えて残っていてくれた素敵な食器たちです。

まずは シックに大人の時間を演出してくれそうな小粋な食器です。先にお話した フランスのアルクというメーカーの リュミナルクというブランドの古い食器です。今も存在しているので 知らず知らずに使ってます。という方も多いかもしれません。オーバルプレートは オードブルを盛り付けて、小さなゴブレットは食前酒を一杯・・・その後は 大きめタンブラーで お酒を楽しみ・・・デザートも おそろいのデザートカップで・・・ファイヤーキングのポップでカラフルなものが全盛の時代・・・フランスでは ちょっとアンニュイな雰囲気さえ漂うシックで大人の食器があったのです。子供抜きのパーティーで使いたい・・・。

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そういえば カルピスも昔々は 避暑地の夏の昼下がり・・・・みたいなイメージだったけど いつから若者向けのイメージになっちゃったんだろう・・・。

大人のパーティーがあれば 若者のパーティーも当然あります。こちらは 古いパイレックスから ドリンカップの御紹介です。英語で書くと 「DRINK UP」 直訳すると・・・「飲みます。」という意味。パイレックスながら ガラスが薄いので軽く、洗う時は プラスチックの部分を取り外します。ポップな色合いで 素材がプラスチックというところから 少しカジュアルなパーティーで活躍したようです。パイレックスといえば やはりミルクガラスや調理器具を想像しますが こんな面白いアイテムも作っていたんですね。ちなみに うちにはこのタイプのメジャーカップがあります。

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そして、こちらもファイヤーキングを初めとするミルクガラス人気の陰に隠れて、あまり目立たない存在・・・古いデュラレックスです。今も 丈夫なガラスで意識なくお使いの方も多い フランスのデュラレックス。透明なガラスが主流ですが 昔はこんなに綺麗なカラーのものがありました。といっても 透明な素地に色を吹き付けたものなので ミルクガラスのような感じではありません。それに、あくまでもシンプルなデザインで アメリカの質実剛健さとは 反対の印象があります。カラーデュラレックスは はっきりとした資料を見たことがないのですが コレクションしている人のホームページなどを見ると このほかに 白、黄色、ブルーがあるようです。プレートやボウルも存在し、めちゃくちゃ可愛いのです。店頭には カップ&ソーサーしかありませんが 以前はプレートも置いていた事があります。後ろに立ててあるプレートは 実は 古いパイレックスのカラープレート。こちらも 透明の素地に 色を吹き付けてあるタイプで レインボープレートと呼ばれているようです。違うメーカーで、お国が違っても 同じような表現をするのは 今にして思えばとても助かっています。なかなか 数が揃わないので デュラレックスとパイレックスを同じテーブルに並べても なんの違和感もないからです。

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知る人ぞ知る 古い食器たち・・・今はもう 製造されていないという希少性を感じないのは、今も尚 存続し 新しいものが生み出され続けているからなのかもしれません。ただ、当然のことながら ここに御紹介したものは 今は作られることはありません。時代背景が違うからです。

いろいろ知るごとに深まっていく 古い食器の世界。まだまだ見知らぬものがありそうで わくわくしてくるのです。 

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やっぱり家が好き。

暑いですね。本州ほどじゃないけど 暑いです。私は 夏が大好き。この夏は たった一度。思いっきり楽しみたいと思います。

週末ともなると 各地でお祭りやら イベントが開催されています。そういえば 早いもので 夏のセールもやってますね。お出かけの機会が増えるこの時期ですが 人がわんさかいるところは ちょっと苦手です。

だから 私は やっぱり家が好きです。窓を開け放てば 心地よい風が通り抜けて快適です。それに 好きな音楽も好きな時に いい音で楽しめます。どこに座っても お気に入りの食器コレクションが見渡せるのですから。外に目を移せば 満開の花々が 見渡せて、風に乗り ほのかな香りが漂ってきます。何にもすることが無く、お休みできるなら 昼間から 缶ビール片手に ベランダに椅子を持ち出して のんびりやりたいところです。(現実には無理)

家は くつろぐ場所。その場所が お気に入りに囲まれていたなら・・・ほんとにいいと思うのです。

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時を止めたので。

柱時計をいただきました。修理すれば 動くと思っていたのですが 肝心の部品が欠損していて 諦めざるをえませんでした。飾りにするのも場所ふさぎだし・・・処分するのはもったいないし・・・きれいにして 飾り棚にしようと考えました。

中のメカを取り外し、穴を埋めて、古い模様ガラスで 棚を設けました。文字盤を背景に 針も取り付けて見たら・・・ちょっと素敵な飾り棚になりました。

ムーブメントや振り子を取り除いたので もう時を刻む事は出来なくなってしまいました。だから、思い出の品や写真を飾ってみるといいかもしれません。

この中だけは 永遠に年を重ねる事は出来ないからです。なにせ 時を止めたものですから・・・。場合によっては 思い出のあの時に 巻き戻す事も出来るかもしれません。

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2回分。

チョコホリックの新商品のご紹介が 久しぶりに出来ます。と言うか・・・前回の新商品は 記事にするための発想不足と忙しさにかまけて 何も出来なかったのです。チョコホリックを楽しみにお待ちいただいているお客様も 居てくださるので、ご紹介は 続けなきゃいけませんね。すみません!

そこで、2回分の新商品をご紹介します!

まずは キッチン用品から・・・

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カップキャップの大きいサイズが登場です。(つまみ部分のモチーフはたくさんあります。)お茶碗サイズとどんぶりサイズ。シリコン製なのでレンジにも使えて 食品の温め直しや冷蔵保存にも これがあればラップはいりません。温かい料理にふたをすれば 保温効果もありますし、埃除けにもなりますね。そして、下に敷いたマットは シリコン製のドライマットです。洗った食器の 水切りが可愛く出来ますね。ちょっと憂鬱な 洗い物も 楽しく出来ますように・・・。

それから、大きめポーチと バックの中身をすっきりまとめるのに便利なマルチポーチ。いまや 誰もが使ってるスマートフォン専用のポーチが登場です。お花をイメージした スタンドミラーは ついつい覗きたくなる鏡ですね。そして、こまごましたものをすっきり収納できる ジョイントボックス。重ね置きも、横につなげることも出来る引き出しボックスです。

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家族の女性陣みんなで楽しめる可愛いさあふれるチョコホリックです。

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気が早いよ~。

ずいぶんと永い間、古いものを訪ね歩きましたが まだまだ私の知らないものが かつて生まれていたのですね。喜びを通り越して 感動さえ覚えます。

ここで ご紹介するものは いずれも日本製の古い食器であります。

リンゴかな?さくらんぼかな?という柄の食器のセットは もとは輸出用として作られた日本の陶器メーカーのもので 国内でも贈答用としてたくさん販売されました。色んな柄があり 高名な人がデザインをして人気を博したものでした。贈答用として ふさわしいクオリティと 洋風なデザインは 外国でも人気となり 数多くの食卓を彩っていたようです。

花柄のデザインは 良く見かけるものですが このような真っ赤な果実のデザインは 初めてお目にかかるものでした。エッグスタンドとティーカップが2客ずつ、大皿が1枚とティーポットのセット・・・・朝食のテーブルをイメージしたセットに違いありません。結婚のお祝いに・・・と作られたものでしょう。日本人なら ご飯と味噌汁という当たり前の朝食風景を洋風に かつ素敵に・・・というイメージが込められ 送る人のセンスも伝わる素敵なセットだと思います。

そして、小さな女の子が果物狩りをしているイラストが可愛いお皿も 日本の陶器メーカーのもの。こんなに愛らしく可愛いお皿は 見たこともありません。一瞬、目を疑ったくらいです。

かみさんは この手のものが大好きで ぎゅっと握って離しません。娘が 将来、子供を連れて遊びに来たときに このお皿で 甘~いカレーを食べさせてあげるんだ!といって握り締めているのです。ちょっと気が早いよ~なんて思いましたが、そんな時が来たら やっぱ持ってなきゃ!と思い 迷わず購入しました。娘に持たせる目的でないところが かみさん風の考え方です。

考えてみれば 赤い果実の食器セットも いずれ訪れるかもしれない娘のその時に、持たせてあげたい・・・などと 結構神妙な顔つきで考えていたりするのです。

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