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そもそも。

最近ちょっと気になるコマーシャルがあります。某インターネット端末のコマーシャルですが 画面よりも 英語で話す内容を字幕で翻訳しているので 理解しながら目で追うのに少し早すぎて なかなか覚えられないのですが、大まかな内容としては こうです・・・人間にとって生活に必要不可欠なものは 医療や法律、ビジネスだけど、詩やロマンスや愛は 生きるための「糧」になるものだ・・・みたいな・・・だから 詩は特別なものじゃなくて、誰しもが描けるものである。「あなたの詩は どんなものですか?」と問いかけて終わるCMです。

ここのところ実は 何かが足りない・・・と自覚していたのですが このCMを見て、なんとなくその正体が判るような気がしてきました。

今の自分が詩を書くとしたらどんな内容になるんだろう・・・きっとつまらないものになるだろうということは わかっています。何かが足りないからです。それは やはり生きるための糧である ロマンスや愛を心に思い浮かべる余裕が無かった事です。現実に追われ、夢見る気持ちを置き去りにしていたような気がするのです。

先日、作業場でラジオを聞いていると 「バレンタインにかけるお金はいくら位?」と問いかけている番組がありました。で、リスナーからリアクションがあるのですが そのほとんどが、「今って そういう時代なんだな・・・」と寂しく感じるものばかりでした。自分のためにとか、彼氏がいないのでとか・・・バレンタインって そもそもそういうものでしたっけ?好きな人に 告白できる・・・しかも女性から・・・という日のはずだったのでは・・・時代が変われば それにあわせて解釈も変わるってのは わかるんですけど、バレンタインデーという甘酸っぱく感じられた日を忘れて欲しくはないと思うんですよね。こういう状況って 渡すほうも渡されるほうも、軽くなっちゃうんじゃないでしょうかね。本気で渡したのに 軽くあしらわれて、傷つく場面も多くなるような気がするんですけどね。大切な習慣なら“そもそも”を大切にするべきだと思うのです。

私も そもそもロマンスや愛を忘れていたわけじゃないのですが 心の中で思い浮かべる事を・・・夢見る事をおざなりにしていたような気がするのです。

古い家具が好きになったのは何故なのか・・・素敵なお店で食べた少し辛いパスタとほろ酔いを誘ってくれた缶ビール・・・その場面をこの先自分の家で ずっと楽しめるようになりたい・・・自分なりのお洒落をして、好きな音楽を聞きながら 花でいっぱいの庭を眺めながら、好きなレコードや増やしたい花のことなど・・・色んな会話をしながら食事を楽しみたい。その場面、その気分を満たしてくれるのは こんな古いテーブルや好きで選んだ食器じゃなきゃ!と思っているからなのです。

そもそも、そんな暮らしを御提案したいと始めたお店ですから 心に大事な詩を読みながらロマンスや愛を持ち続けたいと思います。

生きる「糧」を見つけていただける場所になれますように・・・。

Photo   

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