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2014年3月

散歩。

春ですね。日差しが気持ちいいです。

道路は雪も消え、車の往来もどこか急ぎがちに感じます。雪に囲まれた暮らしから ようやく解放されたのだから 少しのんびり走りたいと思うのですが 流れを止めるわけにも行かず、止む終えず急かされながらの毎日です。娘の入学準備やら 仕事も忙しいやらで 気ぜわしいというのが正直なところ。白いスニーカーでも履いて 気分も軽く散歩にでも出かけたい気分です。

でも、しばらく散歩でさえも出来ずに暮らす毎日は 大事な何かを忘れている気持ちになります。冬靴を脱いで履くスニーカーの軽快さ・・・訳もなく走り出したくなる衝動・・・溶け始めた道路脇の土から顔を出し始めた新緑とふきのとうから感じる春の息吹・・・雪に隠れて捨てられていたペットボトルや菓子袋・・・ウキウキすることも 目にしたくないことも 歩く速度だから見えてくる何か・・・散歩は 時間のゆとりも心のゆとりもあるときに 楽しむものかもしれません。否、ゆとりが欲しい時するべきことかもしれないですね。

私は 一日店にいるとき とにかくすみずみまで店の中を歩き回ります。そして、いろんな何かを発見します。そう、気持ちい日差しの中をゆっくりと歩くような気分で・・・。

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春の気分にぴったりのものが見つかるかもしれません。

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春の食材からインスピレーションが湧くかもしれません。

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何かを始めるきっかけが見つかるかもしれません。

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ひらめきが湧いてくるかもしれません。

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はつらつとした気持ちになれるものと出会えるかもしれません。

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もの思う時間を大切にしたくなるかもしれません。

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今、心が求めていたもの・・・それは 散歩かもしれません。

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ちょっと上向き。

増税前の駆け込み需要が本格化しているようですが 少しでもお得なうちに・・・というのは やむおえない傾向にあるようです。車は勿論、家具や電化製品などは 使えるものまで買い換えるという不思議な現象も生み出しているようです。確かに 生活必需品や消耗品と呼ばれるものが ある日を境に 値上がりするのですから「買いだめしておかなきゃ損!」という気持ちもわからなくはないのですが・・・増税後 果たしてどうなっていくのでしょうね。

生活必需品とは無縁のものを商ううちにとって少なからずその影響を受けることの覚悟は出来ていると言いたいところですが 内心、穏やかではありません。こだわりがなければ 絶対必要!とされるものは扱っていないわけですから。それでも、頑張らなきゃ!と思えるのは 「暮らしにちょっと素敵な彩を・・・。」と感じて楽しみにして下さる方々がいて下さるからです。

個性を大切に、自分の暮らしを少しでも楽しんでいきたい。そう思っていて下さる方々がいる限り、素敵な暮らしのご提案を諦めるわけにはいきません。

身の回りに新しい小物を加えたり 部屋に新しいものを迎えるってことって、やっぱりワクワクしますし 気分もちょっとだけ上向きになったりしますから・・・。雑貨って やっぱり消耗品とは違う 気持ちに彩を添えてくれるものだと思います。自分の中からその気持ちが消えることは 決してありませんからね。

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自分が考え 思い描く暮らしを少しずつ組み立てていく・・・そんな楽しみは どんな時代にも、そして いくつになっても消えることはありませんからね。

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新しい季節。

どかどかと降る雪も 積もることなく自然と消えていきます。長かった冬の終わりを感じています。

娘の卒業式も終わり、卒業生の晴ればれとしたその表情は 新しく始まる季節を待ちわびる潔さを感じるものでした。不安もあるだろうけど どの眼差しもこの先の道を希望を持って見つめる力強いものでした。

春は 待ちに待っただけにほんとにいい季節です。色んな人たちが様々な場面で 心機一転新しい暮らしをスタートします。入学や進学、就職や転勤・・・環境が変わり、新しい出会いのある季節・・・。どんな場面でも しっかり一歩を踏み出せば きっと何かが待っている・・・そう 感じさせてくれる季節でもあるのです。

先々の事は 誰にもわからない。でも、希望を持って努力することで初めて見えてくる景色もあるはず・・・こんな私にも、そう思わせてくれる季節がやってきます。

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お知らせ。

3月13日(木) 娘の卒業式に出席してきますので お店は 午後2時からの営業とさせていただきます。

彼女の晴れ姿をかみさんと一緒に 目に焼き付けてこようと思います。

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好奇心くすぐる場所。

もの作りが趣味の方には わかってもらえると思うのですが 深く長く続けるには ある程度 環境というのが大事になってきます。何を作るにしても 道具が増えてきたり、資料が増えてきたりで 専用のスペースが必要になってくるから、食卓テーブルで 片手間ですませるような具合には いかなくなってくるのです。

深く長く付き合える趣味というのは きっと心から好きでいられるものである筈です。最初は 見よう見まねで始めた事も だんだんと上達してきて、オリジナリティも出てきたりして・・・そうなると 狭くてもいいから自分専用の趣味のスペースが欲しくなってくるわけです。当然、作るもののイメージにあわせた作業場所が欲しくなるし、それが 気に入ったものであれば 思いも深くなり より良いものを作りたくなり 作品にも影響を及ぼしていくのです。そんな好循環が一生付き合える趣味を育んでいくのです。

そんな趣味との出会いはきっと 暮らしに彩を添えてくれるものです。好奇心がくすぐられ、没頭できる環境を持つ事は 豊かに生きる事につながると思うのです。

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お気に入りの家具。

大型家具の製作も終わり 時間ができたので、以前ご注文をいただいて作ったことのある お気に入りの家具を作ってみようと思い立ちました。店頭向けに こういう家具を作るのも久しぶりだったので ご注文で作るのとは違い 緊張感から解放され 楽しみながらの作業となりました。

お店が先日、7周年を迎えたということは・・・7年もの間 たくさんの家具を作ってきたんだなぁ・・・と感慨深い気持ちになります。最初の頃は 少しだけ器用な素人が作るものという感じがして・・・今にして思えば 照れくさくなるものも作っていたような気がします。それでも、ただ一生懸命で どこにも売っていないものを作りたいという思いで ひたむきにやっていたような気がしています。今まで作ってきたものが お求め頂いた方々の暮らしの中で どんな風に役立てていただいているかを知る由はありませんが 味わいが増し、この先もずっと 使い続けていただけたらと 心から願うばかりです。

お気に入りの家具と言いましたが 特に すごいわけでも、特別格好いいわけでもありません。でも、私が 昔から探していたような気がしているものなのです。ある時は 電話台に・・・ある時は ベットサイドに置くナイトテーブルに・・・ソファの脇に置けば 読書の合間のコーヒーテーブルに・・・キッチンでも、玄関の飾り棚にも・・・いろんな使い道を想像できる小さな家具なのです。ただし、雰囲気は 昔の家具のように 味わいがあり、シンプルであること。そんなイメージをようやく形にすることができました。この雰囲気こそが お気に入りなのです。

思い切って雑にペンキを塗って、ジャンクな感じにしてもいいかもしれませんね。また、時間ができたら やってみようかなと思います。

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目が合って・・・。

アメリカンビンテージのコレクション本などを見ていると 素敵な食器と共に 可愛い陶器の動物のフィギュアが載っていたりします。そのどれもが 愛らしく、ディズニーのキャラクターのような存在感・・・アメリカの小物は 可愛くて素敵だな・・・と思いながら 説明文を読んでみると・・・’70s made in japan・・・と書かれています。そう日本製だったのです。

アメリカのデパートなどからの注文で、高度経済成長時の日本のメーカーが 輸出用として製作していたようなのです。かわいい動物をモチーフに マグやらスパイスボトルやらキッチン用品がたくさん作られました。アメリカの家庭でも 懐かしいものと認知され コレクションアイテムとして人気があったりするのです。

日本でも 陶器のフィギュアは飾り物として流行った時期があり、時々 出会うこともあるのですが キッチン用品としては なかなか出会うことができません。輸出していたのですから 残っていてもおかしくはないと思うのですが 出会えるのはアメリカンヴィンテージの小物を扱うお店ばかりです。

ところが 先日、ばったりと出会ってしまったのです。目が合って・・・。それが こちら・・・

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きのこ親子のスパイスラックです。真ん中のきのこは多分お母さん。ナプキンスタンドになっています。木にぶら下がっているのは スパイスボトルの子供たちです。細かいところまで丁寧に作られ、とても不思議な可愛さがあります。刻印などはどこにもありませんが アメリカンヴィンテージの本に載っていたものと同じ雰囲気が感じられ、正体は不明ですが 当時のものではないと言い切れる根拠は どこにもありません。

楽しいですね~。コレクター魂がぐらぐらと揺すぶられます。

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部屋作りの第一歩。

新築の家を購入されたお客様から 家具の御注文をいただきました。ロータイプのセンターテーブルとテレビボードです。

御依頼頂いたイメージから シックな印象の家を想像しています。シンプルだけど 味わいの増す家・・・じっくり時間をかけて 理想とする暮らしの形を作り上げていって欲しいと思います。

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家族みんなが過ごすリビングで センターテーブルとテレビボードは もしかしたら一番目に付く家具かもしれません。お部屋の印象を決めるアイテムのような気がします。ソファやカーテンなどのファブリックにも影響を与えるものです。きっと 夢に描いていらした暮らしを具体化していく第一歩なのだと思います。この先出会うものは 同じ幹に枝葉が広がっていくように 形作られる事でしょう。楽しみですね。また何か お手伝いできる事があれば御相談くださいませ。変わらぬイメージで 御提案させていただきます。

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テーブルは花畑。

冬も終わりと考えてもいいのでしょうか?いい天気が続いていますね。雪解けもだいぶ進んできました。

雪がどかどか降っている中では なかなか想像もつかなかった光景を 今はすっかり思い浮かべる事が出来ます。ぽかぽかと陽の光が降りそそぎ、そよ風に揺れる花々・・・木も葉をつけ ぐんと伸び始めます。あっちが咲いたと思えば こっちも負けずと咲いてきます。春は 待ちに待った花の季節。自分が育てているわけでもないのですが 工房の周りが緑で埋もれてくると なにやらいい気分になります。花はやっぱりいいものです。

古い食器には 花のプリントをあしらったものが数多く存在します。和食器には 和の花が、洋食器にはバラなどの西洋を代表する花々が 使う人の暮らしを想像して、時には繊細に 時には大胆に描かれていました。今も昔も 花は絶えることなく咲き続け、愛されているのに 食器の文化は 今では随分と変わってしまった気がしています。

それもそうか・・・贈答用品としての花形だった素敵な食器は 内祝いや引き出物、感謝を伝えるものとして喜ばれたけれど、今では ギフトの形も多様化していて食器を贈ろうと考える人も少なくなっているでしょうし、今も昔も、あえて食器を自分で選んで使っている人は おそらく稀な存在なのですからね。当たり障りの無いものが多いのも頷けます。

それでも、素敵な食器を知り、集める楽しみを知ってしまったからには 暮らしの中で 食べる喜びを こんな食器と共に楽しんでいこうと思います。

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1970年から始まった日本のパイレックスの歴史。今でも人気の調理器具ですが 当初はクリアーガラスに花のプリントがされたものがシリーズ化し、たくさん生み出されました。手前の黄色の花のふち飾り皿は 1971年発売の「サワー」というシリーズ。他にもたくさんのアイテムがありました。そして、カラフルな小花が可愛いキャセロール・ボウル・プレート・ふち飾り皿は 1977年発売の「花詩集」というシリーズ。うちにもいくつかありますが ふちにレースをあしらってあるプレートの存在は 初めて知りました。

花をイメージするのは 何も実際の花模様だけではありません。色とりどりな食器にも 花を連想させる効果があります。カラフルなテーブルは まるで花畑。料理は勿論ですが テーブルコディネートの腕前も ぐっと上がることでしょう。そうそう、飾る楽しみがあることもお忘れなく。

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