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2015年1月

俳優にたとえて。

我が家では 古い家具のない暮らしは考えられません。好きで集めている食器も 若い頃から収集しているおもちゃも 古いものばかり・・・。飾って楽しむことも考えると 新しい家具で いくら素敵な飾り棚や食器棚があっても 違和感があり、折角集めたものの個性を引き立てることができないからです。

自分が集めているものは 高尚なアンティークと呼ぶにはふさわしくないものばかりなので、それを収納する家具も、猫脚のアンティーク家具よりも もっと素朴な感覚のものばかりです。背伸びすることなく 自分らしい暮らしの形ができているのです。

古い家具の良さは・・・例えるなら、ベテランの個性派俳優のような存在だと思っています。同じものと出会うことは全くと言っていい程無く、個性的であること。そして、その家具が長い年月使われてきたことによる 深い味わいを持っていることです。イケメンでもなければ たくさんの人に好かれる人気者でもない 個性派俳優は 不思議な魅力で人を惹きつけます。古い家具もまた、飽きることない魅力を持ち続けられる存在なのです。

シンプルだけどとても素敵な和家具に出会いました。ガラス戸が引き戸なので やはり和風です。洋間に和家具は不釣り合いなので 思い切った色にすることにしました。日本製の古い食器を飾りたかったからです。白い食器が目立つように・・・花柄もモダン柄も なんだかいい感じ・・・。雰囲気もぴったりです。

こんな色の家具は 他にはないので 難しそう・・・と思われるかもしれません。でも、古い家具に囲まれた暮らしであれば きっと大丈夫。時に 主役の引き立て役に・・・その個性で 暮らしという作品にいい味わいを与えてくれることでしょう。ブリキの駄菓子ケースもいい味出してます。

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真似は出来ません。

娘が高校に通うようになって かみさんのすごさを実感しています。

女性にとって、我が子の成長を応援するということは 当たり前の、ごく自然に出来ることなのかもしれません。でも、誰よりも早起きをして弁当をこしらえ、洗濯をして、仕事に向かうために身支度を整え、子供を送り出す・・・それが 毎日毎日続くのです。お店のことで 苦労をかけている思いもあり、尚更 その思いは強いといえるかもしれません。

昔と違い 今の時代、男女の区別をする事は 御法度になりました。女性の社会進出が促進され、重要な立場を担うことも当たり前になりつつあります。さらにその数を増やすよう 政府も目標を設定したりして、本当の意味で男女が同じ立場で働けるように仕向けようとしています。同じ人として 能力がある人を重用する事が当たり前と 考える企業であれば わざわざ目標設定する必要も無いと・・・私は思うのですが 推進している政府自体に その偏見があるゆえの行動にしか見えないのは うがった見方なのでしょうか・・・。

脱線してしまいましたが 男女平等!とはいっても、やはり 私には 男だから出来る事、女だから出来る事・・・それがあるような気がしてなりません。

誰よりも早起きして 毎日、娘に弁当が作れるだろうか・・・やらなきゃならないのであれば出来るかもしれない。でも、冷凍食品をつめるのでおそらくは精一杯・・・。野菜を入れたり、いろどりを考えたり、栄養バランスを考えたり・・・男女の違いがあるとすれば・・・多分・・・男は 頭でやらなきゃ!って考えてしまうことを 女は 頭で考えるよりも前に 気持ち・・・違うな、愛情という心で行動しているように思います。皆、偉い!すごい!脈々と続いてきたことなのですよね。そうでなければ 到底出来る事ではないと 思えてしまうほどのことを毎日続けているのですから・・・。

お店にいると 色んな商品があり、色々思いを巡らせることの出来る時間もいっぱいあります。そんな時、思うこと・・・それは 女性の毎日の暮らしを楽しくサポートしてくれるのに雑貨は 一役かってくれる存在なんだ・・・ということです。

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チョコホリックのクッキーカッターがあります。手作りクッキーというだけでも 男にとってはハードルが高いのに・・・娘に手伝って!なんていわれたことを想像するだけでも、ドギマギするのに・・・女性は こういうものを使って より可愛く 楽しみながら手作りをするキメ細やかさがあるんですよね。

そういうことか・・・・男にはそんなキメ細やかさは 逆立ちしても出て来ない・・・。お手上げです。たとえ 女性と同じ愛情を持っていたとしても きっと男には 真似はできません。

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わがままな注文。

ここしばらく丸鋸を握る機会から遠ざかっていました。オーダーのオリジナル家具のご注文もなく、店頭用のオリジナル商品も作っていなかったからです。

オーダーのご注文が入らないのは仕方のないことなのですが 店頭用のオリジナルについては これまでに商品化したものを作るのは レシピも残っているし やろうと思えばいつでもできることなのですが・・・どうも その気になれず・・・新しいものを何か作ろう!と思い立つには そのヒラメキも無く、悶々とした日々を送っていたのです。

そんなある日・・・店内を見渡していると サニタリーコーナー、つまり 洗面所をイメージした場所が とても寂しい・・・と感じたのです。そこで 思い付いたのが チョコホリックの鏡をもっと素敵に生かせる方法はないものか・・・ということでした。すでに メーカー在庫もなくなり、店頭に残る最後のこの素敵な鏡が もっと素敵に暮らしの中で 生かされる方法・・・思いついたのは こんな方法でありました。

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鏡を取り囲むような飾り棚を作ることでありました。お花を飾り、小物を飾る・・・こうすると 鏡は勿論、殺風景だったサニタリーコーナーも ぐっと華やかになると思ったのです。

そして、先日 芥川賞と直木賞の受賞者が発表になりましたね。娘が大好きな作家さんが受賞したということもあり、自分も好きな作家の本を見返す機会を得たのです。で、本棚の奥の方から引っ張り出し 見返していたのですが 好きな本が手軽にさっと見られる環境は とても重要だと思い・・・ひらめいたのが 文庫本を置くための小さな小さな棚を作ることでありました。テーブルの上においても邪魔にならない大きさで、且つ 数冊がまとめて置けることと、小さな小物も一緒に飾れること・・・そんなものは 既製品ではなかなかないので 作ってみたのです。それが こちら。

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文庫本がぴったり収まるサイズにしたのが大事なところです。

でも、どちらも サニタリーに置かなければ、文庫本を置かなければ 見る人にとっては 違う使い方も想像しやすい 実にシンプルなものです。しかしながら、私が想像したのは 店頭にある鏡をもっと素敵に、サニタリーを華やかにするための飾り棚ですし、お茶を飲む時、好きな文庫本を気軽に取り出すための専用の小さな本棚でしたので ほかの使い道は 全く想像していませんでした。使い道を想像し そのものに合わせて作るという わがままな注文を出したのは 何を隠そう 私本人です。せっかく 一から作るのですから 多少わがままなくらいのほうが ありきたりなものよりも面白く いいものが出来ると思うんですよね。

もし、気に入ってくださる方がいたとして・・・もっと こうだったら・・・色合いが違えば・・・そういうイメージをお持ちの方がいらっしゃれば・・・ご希望に添えるようにお作りいたします。

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誰がために。

チョコホリックの初荷が届きました。

他の雑貨メーカーと違い チョコホリックの場合、ひと月に2度の新商品が入荷し その内容は 発注直前にならないとわかりません。メーカーさんから 新商品の案内が来て初めて、その内容が明らかになります。最初は FAXで、そして 詳細は 得意先だけが見られるウェブサイトに 公開されるのです。写真を見ることで 色合いやデザインがわかり、注文数を決めることができるのです。

でも正直、実際に入荷してみないと 本当のところはわかりかねます。写真では 質感や色合いが微妙に違って見えるからです。そして、今回の新商品・・・いい意味で びっくりさせられました。

まずは キルティングの大きめバックとポーチ2種。ブロックチェックと大きめドットの柄を発注しましたが バックは 思ったよりも大きめ・・・質感は想像できても、実物は・・・小さな赤ちゃんとお出かけするお母さんに ぴったり・・・マザーズバックと呼ぶにふさわしい大きさ、デザインです。ポケットもたくさんついて便利で とてもお洒落だったのです。

そして、もう一つは フォトフレームです。写真を見た限りでは 「ちょっと、可愛すぎない?」という我々の感想・・・でも実際は・・・コットンプリントに刺繍が施され、猫のしっぽや煙突、旗などが 後付けされて 飛び出しているのです。中綿が入っていて 立体的でふわふわした質感にも 驚かされました。

「可愛い~」と瞬間思いましたが、私の興味は 実は それだけではありませんでした。それは これをデザインしたデザイナーさんの発想の豊かさ・・・というか 感性に感銘を受けたのです。

何か もうすでにあるものを真似して作ることは 器用であれば誰にでもできることです。でも、他に 見たことのないものを一から作り上げることは 器用なだけな人には できることではありません。細かなところまで 思いが行き届いていないと できないことではないでかと思うのです。そんな商品を作り続けてくれるメーカさんの品物を扱えることに、私は 誇りと喜びを感じるのです。

でも、いくら可愛くても 素敵でも 誰にでもおすすめできるかと言えば そうではありません。チョコホリックらしい可愛いものなので、シックで大人っぽいインテリアの人には きっと見向きもされないことでしょうし、フォトフレームですから どんな写真を入れてもいいわけでもありません。このフレームに合う写真でなければ せっかくのフレームが台無しです。

うちのかみさんも、半信半疑だったようです。実物を見るまでは・・・。手に取って見るなり、言ったことは・・・「全部欲しい!」だったのです。娘の写真を生まれた時から 順に、フレームに合わせて飾りたいと言い出しました。その言葉には 私も納得。「いいじゃない。」と思いました。

インテリアにあわないから・・・入れる写真があわないから・・・もはや、そんなことは どうでもよく感じたのです。どんな人が気に入ってくれるのだろう・・・どんな暮らしをしている人なら気に入ってくれるのだろう・・・そんなことばかりを考えていたことを反省したのです。

では、メーカーさんは デザイナーさんは これを誰のために商品化したのでしょう・・・。それは かみさんのように自由な発想で、娘のためじゃなく 自分が楽しく思えるような使い方をイメージできる日本中の感性豊かな人に向けて・・・と思うに至ったのです。

もっと万人受けしそうなものを・・・お店としては 少なからずそう思うところが本音です。でも、万人受けするものよりも チョコホリックの魅力を心からわかってくれる人だけのためのものも必要です。初めて手にして 「チョコホリックっていいね。」と言ってもらえるものの方がお店としては 嬉しく思うからです。

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模様替えのススメ。

仕事も始まり、2015年も本格始動し始めましたが まだまだお正月気分という方も多いかもしれません。寒さも厳しい この頃ですが 体に気をつけて頑張っていきましょう。

お店も新しい年を迎え 昨年と違う雰囲気にしようと思い立ちました。初売りで 家具が売れたこともあったので、模様替えをすることにしたのです。

たんに 家具を移動するだけなら そんなに時間もかからないのですが 家具をひとつ動かすだけで 表現したいイメージも変わるので、あっちにこれを置き、こっちに移動して・・・いろんなことを考えながら作業するもんだから 結構な時間がかかってしまいます。場所が変われば 用途も変わる。だから、壁を飾るものから 小物に至るまで あれこれと頭の中でイメージをふくらませながらの作業なのです。

でも、大変は大変だけど 模様替えは やってても楽しい作業です。自分でも思いもしない魅力を発見できたり、小物の組み合わせの楽しさを見出すことができるからです。

例えば このテーブル。

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以前は 窓際に置いていましたが テーブルの持つモダンな印象は 大人っぽくもあるので 間接照明が似合うほの暗い場所に置いてみました。棚に飾られた お気に入りの小物を眺めながらお茶やお酒を楽しむ雰囲気にしたかったのです。趣味の雑誌などを読むにもぴったりのムードです。小物もモダンにこだわって・・・。

で、空いた窓辺には・・・

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明るい印象のキャビネットと軽く持ち運びもラクラクの コーヒーテーブルとスツールを置いて・・・遠い春に思いを馳せながら ここから眺める雪景色も なにやら優しく感じます。ちょこんと座って佇みながら ゆっくりと時間が流れていくのです。

模様替えは お店の空気感もがらっと変えてくれるので とても大切な作業です。お店の小さなスペースでさえ そう感じるのですから、きっと おうちの模様替えは もっと楽しめるはずです。あれこれ動かすのは面倒・・・まぁ そう言わず、出来上がりのイメージをしっかり持って 計画的に始めればなんのことはありません。大きな家具の移動は難しいとしても 一人で出来ることもたくさんあるのですから。お部屋の印象が変われば、きっと暮らしの空気も変わって新鮮に感じることでしょう。

手伝ってくれるようなら尚の事、インテリアに関心を持ってもらえるチャンスになるかもしれません。「この窓辺・・・こんな風にしたいね~」「このスペース もっとこうだったらいいのに・・・」具体的な 暮らし方のイメージも湧いてきそうです。出来上がった暮らしの風景に満足なら 意味はないけれど、ちょっとした工夫で 毎日の暮らしが楽しくなるなら・・・面倒などと思いもしないはずですから。

大好きな小物を集めてお気に入りのコーナーなど設けてみたら・・・それは 自分だけの大好きな風景。心地のいい場所になるはずです。

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2015 first arrival

2015年のパスティーユが いよいよ始まりました。今年は 除雪も昨日のうちに済ませられたので いつにも増して のんびりゆったりのスタートとなりました。

初売りとはいっても 賑わうわけでもなく、顔見知りのお客様とゆっくりお話が出来るのは 毎年の事・・・相変わらずの 光景が妙に うちらしくて・・・呑気な事は言っていられないけど・・・これが パスティーユらしさ・・・いいところなんだと実感しています。背伸びせず、今まで通り・・・それしか出来ないのですから。

それでも、なにやら今年は 素敵な出会いがありそうな・・・そんな気がしています。出会いは偶然なのか、それとも 出会うべく定められたものなのか・・・今はまだ、なんにもわからないけれど、思いも付かない素敵な何かと出会えそうな予感がするのです。

まぁ、当てにはなりませんけどね・・・きっと。

でも、そんな予感の先駆け・・・今年初の荷物が届いたので 御紹介します。

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ファイヤーキングのロングランシリーズ カッパーティントのデザートプレートとカスタードカップが入荷しました。グラタン皿ともおそろいで キラキラまばゆい光を放ちます。エッソタイガーのマグは 表情豊か。人気の秘密がわかります。パイレックスのマグは シンプルさが大人っぽくて お気に入りです。定番のバタフライゴールドとカラーマグ(赤茶)。Photo_2

で、やっぱりミルクガラスたる所以・・・ミルク色は いろんなメーカーで。右から ファイヤーキングのスワールミキシングボウル(L)とフレンチキャセロール。中央のヘビーなマグは シェービングタイプ、へーゼルアトラス製。左奥は 有名メーカーではないけれど 花柄が可愛いパイプレート。手前は グラスベイクのフレンチキャセロール。ファイヤーキングとの違いが面白いです。小ぶりなミルクガラスは 日常使いにぴったり。いつもの食卓が少し華やぐ事でしょう。

いい出会いは きっと・・・自分の気持ち次第。予感を胸に 出かければ、思いもしない何かに、きっと出会えることでしょう。今年も そんなパスティーユと素敵な時間をお過ごし下さい。

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