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ジャンクの魅力。

私、本屋さんに行くと 雑貨に関わるコーナーの前、すなわち全体が見渡せる場所に立って 表紙やタイトルを眺めます。そうすると どんなジャンルが多くて、何が話題として取り上げられているのかが なんとなくわかるものです。本当に気になったものがあれば 手にとって中身を確認しますが 基本、ほとんど見ることはありません。

雑貨を取り上げている雑誌にも やはり流行が確かに有り、よく見ていた雑誌が様変わりしていたりすることに興ざめしてしまうのです。常に 新しいものに触発され それを取り入れようとすることは誰もが持っている資質です。そうでなければ 世の中は回っていきません。でも、そんな時代にあっても 自分らしいことと そうでないことの分別ができるようになりたい・・・と私は 思っています。良いと思えるものは そう簡単に変わらないのです。

うちのお店のコンセプト、“POP&JUNK STYLE”は 私にとっての永遠のテーマです。ジャンクといえば 今はもう随分と認知され 昔のように ただのガラクタという概念はないように思います。人から見れば ガラクタに見えるものを綺麗に扱い そのものだけが持つ 佇まいと雰囲気を暮らしに取り入れるという概念です。

確かに 雑誌などにも多数紹介され、「錆びたものが大好き!」という方も多くいらっしゃいました。植物との相性がいいので ガーデニングなどに興味のある方にとっては これからも受け入れられる存在になると思います。

でも、ジャンクなものの魅力は きっとそれだけではないと思っています。時間とともに古びたものの持つ雰囲気は とても個性的で 普通に売られているものとは明らかに違います。珍しいからいいという考え方もあるでしょう。そこに魅力があるのも事実です。ところが 雰囲気がいいというだけでは 本人が楽しむだけで、ほかの人には ガラクタと思われても仕方がないのも事実です。

ジャンクなものの本当の良さは そこにあるだけで雰囲気ある佇まいを感じさせてくれることにあります。それに対して、使う側が ちゃんと手をかけて綺麗に使い続けていくことが その魅力を引き出してあげることにつながっていくのです。素敵な絵画を一番いい場所に飾ってあげるのと同じことです。ただ 置いておくだけでは 何も与えてはくれないのです。

ジャンクなものが大好き。そう思うなら、その良さを最高に感じられるよう手をかけてあげること。そうすれば いつまでも特別な存在でいてくれる・・・それがジャンクなものの魅力だと思うのです。

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