« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

お一人のためだけに。

小さめのコーヒーテーブルをリメイクしました。小さなタイルを敷き詰めて、所々にいろんな色のタイルをちりばめて・・・。

天板に溝を掘って タイルを貼り、目地を埋めます。この作業・・・結構大変です。出来上がりをイメージしながら 順を追って作業していきます。でも、出来上がりが見えてくると それまでの苦労は何処へやら・・・どんな人に気に入られ、どんな場所で、どんな時間に、どんな気分で 使ってくれるんだろう・・・それを想うだけで 報われます。

同じものを作ろうと思えば 出来なくも無いのですが それはいたしません。たったお一人のためだけに・・・お作りしたものですから。

Photo

| | コメント (0)

うたた寝。

5月の陽気が大好きです。寒くなく、暑過ぎず。

お昼を食べて、つかの間の休息時間をとっていると 急に眠気がさしてきます。作業が目白押しなので 呑気に昼寝なんてしている暇はないのですが どうにも 抵抗できないこともあります。ソファーに座ったままで ウトウトと・・・。柱時計の鐘が ボ~ンとなって目を覚まし 慌てて作業に向かったりすることもしばしばです。

この陽気は 眠気を誘うので、要注意です。でも、やるべきことをしっかりやった後なら 気持ちよく うたた寝するのも いいんじゃないでしょうか。

Photo

| | コメント (0)

灯すもの。

日が長くなりました。明かりを灯す時間も遅くなってきています。

夏は 冬と違い 暖かいので そんなに明るい照明は必要ない感じがします。間接照明だけで十分・・・そんな気分になったりします。

皆さんは 照明についてお考えになったことはありますか?照明は 暮らしを始めるにあたり   水道や電気や冷蔵庫のように 欠かすことのできないものです。とりあえず夜は明るくないと何もできないからです。だから 急いで探して、付けて、これで夜も一安心とするわけです。

新築においても 照明探しは 結構苦労するものです。分厚いカタログには 色んな照明があり、悩みに悩んで決めるわけです。当然、初めから必要不可欠なものだから とりあえずでも決めざるを得ないものです。

初めから その部屋のイメージや使い道、どんな風になるか・・・が想像できていれば これが良いと決められて、後々 後悔せずにいられるのでしょうけど 大抵 イメージが決まる前に 選ばざるを得ない場合、こうしとけば良かったと思うことも少なくないと思います。付けてしまったから 仕方ない・・・と諦めてしまいがちなもの・・・それが 照明のような気がするのです。

いろんな暮らしに合わせて 様々な照明がありますから 自分の暮らしぶりを想像し、考えるのは意外と大変な作業です。隅々まで明るく、省エネタイプ・・・それが今の主流なのかもしれませんが それで良しとは 私にはどうしても思えません。

食卓を照らすには華やかな照明。

Photo

玄関や寝室を照らすには ほっとできる柔らかな印象の照明。

Photo_2

子供部屋や趣味の部屋なら 可愛い照明を・・・。

Photo_3

お部屋のイメージに合わせて選びたいと思うのです。照明は暮らしになければならないものです。そして同時に、どんな暮らしがしたいのかを表現できる大切なツールの一つです。

明かりは 暗くなったら付けるもの。という当たり前の感覚から、思い描き 選んだ照明ならば 付けるものから 灯すものへと その心境が変わるような気がするのです。

| | コメント (0)

夏はこれだ。

久しぶりにときめいています。大好きなものと出会ったからです。

ご多分に漏れず、気温の上昇と共にビールの美味しさもグーンとアップしてきます。一生懸命働いて 一日の終わりにキーンと冷えたビールをぐいっと・・・一年中やってる事なんですけど やっぱり夏は格別なものです。

うちでは 夏になると登場するお気に入りのグラスがあります。オールドデュラレックスのタンブラーです。レモンとライムの輪切りのプリントがなんとも涼しげなタンブラーなのです。それでも充分なんですけど 今回出会えたのは 同じプリントのロングタンブラーでした。たっぷり入るので ビールにぴったり。かみさんは レモンの輪切りを添えて・・・ジントニックなんていってましたけど・・・もちろんそれもいいんだけど・・・やっぱりビールをごくッとやりたいです。

年のせいか めっきり食べられなくなってきたので、軽いつまみを2・3品用意できれば いい時間が過ごせそうです。心地良いそよ風と このロングタンブラー・・・夏はこれだ!って決めました。

Photo  

| | コメント (0)

裏方の役目。

ここのところオリジナル家具のご注文が立て続けに入り、完全な裏方状態が続いています。ありがたいことに 以前にもご注文を頂いたお客様が 新たな発想でご発注をかけてくださるからです。

生活空間を素敵にしたい。もっとこうだったら素敵なのに・・・。そう思われる方はたくさんいても 実際に 具体的に思い描き、行動される方はほんのひと握りです。でも、お店を始めた頃から そんな風に考えていらっしゃる方のために お手伝いができれば・・・と始めたのが 注文家具の製作です。本職の方が見れば こんな未熟なものを・・・といわれそうなものかもしれません。それでも 私はいつも真剣に取り組んできました。

暮らしは 不自由がなければ何も問題なく送ることができます。でも、ちょっと素敵な暮らしは 発想や思いがあることで 作ることができます。全ては 思い描くところから始まるのです。思い描けない人には できるはずもありません。中途半端にやるくらいなら 初めからしないほうがましだとも言えます。自分の暮らしだから 自分にしかできないことです。そのいろんな発想の人がいるゆえに いろんなお店があるのだから 誰にでもできるはずです。

まずは 自分自身がどんな風に思い描けるか・・・そこから全ては始まります。それに対して、私たちができることは イメージの投げかけです。私達なりの投げかけなのです。

こんなふうに暮らしたい。と思ってもらう一歩からのスタートなのです。自分で思い描き、自分で探し、自分で演出する・・・当たり前だけど ちょっと素敵な暮らしは そんな風にしかできないのです。私たちができるのは あくまでもそのお手伝いです。

ただその代わり、ご依頼いただいたものよりも ちょっとだけ思わぬデザインや工夫を凝らすこと・・・そこが大切だと思っているのです。私たちの役目は 完全に裏方です。その空間で暮らす方の思いを陰で支えるのが私たちの役目なのです。

Photo

| | コメント (0)

雑貨の効能。

天気がいまいちです。晴れたり降ったりが 本当はいいのでしょうね。

野菜が高いのは 温暖なのはいいけれど 雨の量が少ないから・・・そんな理由があるようで・・・降ったらふったで 出かけるのが億劫になったり・・・スカッと晴れて、ザーッと降る。暮らしのサイクルは いろんなことに影響されて・・・気分的には このどんよりとした空模様のように パッと晴れ渡るような事は なかなか無いような気さえしてきます。

どんよりした中にいることが好きならば別ですが 「何かいいことないかな・・・」と願うのは人の常です。でも、ほとんどの場合 待っているだけでは何事も起こらないのがまた 切ないところ。ただ待ち焦がれて 誰かが運んでくる何かに期待しない・・・。思って、考えて、動いてみたら いいことに出会えるかもしれない・・・大切な1日を大切に過ごせるかもしれない・・・人が行動する理由は そんなあやふやなものかもしれないけれど、何もしないよりは 発見や気づく事に出会えるかもしれません。

「何かいいこと。」って 自分にとってどんなものなんでしょうね。

雨降りで外出を躊躇する気持ちも そっと後押ししてくれるのは お気に入りの外出ツールがあるから・・・そんなものかもしれません。

Photo

| | コメント (0)

隠れ家。

お店を見渡すと どこか間の抜けたような感じがしていました。それは、机はあれど椅子がない。テーブルはあれど椅子がない。ここのところ いい椅子との出会いが 無かったのです。

やっと先日、オールドカリモクと言われる ちょっと古めのカリモクのダイニングチェアに出会えました。一見、シンプルなビニールレザー張りの椅子ですが そこは やはりカリモク。背もたれのデザインがちょっとモダンで いい雰囲気です。

いい椅子との出会いとは 座れれば何でもいいという発想からは生まれてきません。合わせる家具の雰囲気・デザイン・・・または どんな場所で、どんな風に使うかによって 変わってくるものだと思います。

ミシン脚のテーブルに合わせるなら 例えば・・・スツールがイメージの場合と背もたれのある座り心地のいいウィンザーチェアなどがいい場合があります。カウンター替わりにするなら前者がいいでしょうし、長時間作業をするなら後者がいいでしょう。利用目的に合わせた椅子のチョイスは やはり大切なのです。

Photo_2

実は この椅子。前者でも後者でもありません。このデザインなら また違った解釈をすることができます。それは 後で お話するとして・・・

色違いをもう一つご紹介しますが、外国の公共施設で使われていたスチールの椅子に塗装を施した 雑貨メーカーが扱う椅子なのです。つまり ヴィンテージのリメイクの椅子なのですね。お値段もお手頃で ジャンクな雰囲気がすごくいい感じです。

Photo_3

こちらが色違い。ペールグリーンがうちのリメイクの机の色とぴったりです。

こういう椅子を合わせると、元は公共施設で使われていたものだけに 慣れ親しんだ自分の机というよりも 人影もまばらな図書館の机を借りている・・・という雰囲気。まるで人が来ないものだから 机いっぱいに資料を広げて何やら 調べ物・・・っていう感じです。そんな場所って 誰も知らない隠れ家みたいなものです。でも、この場合 自宅でも隠れ家的雰囲気が楽しめるってことだと思いませんか?私には そう見えるんですよね。

椅子一つで こんなイメージを広げられるんですから いい椅子との出会い もっと重ねたいですね。

| | コメント (0)

トイレもお部屋。

トイレ用の壁掛けキャビネットの製作のご注文をいただきました。

以前、トイレ用の照明としてチューリップペンダントライトをお買い上げ頂き、そのイメージに合わせて製作にあたりました。トイレットペーパーや洗剤など たくさん収まるので これで ゴチャゴチャ感もすっきりするでしょう。照明の色に合わせた差し色も可愛く・・・何よりも トイレに家具って発想は 意外とないものではないでしょうか。

空いている壁を利用すれば トイレだってお部屋みたいな 素敵な空間を目指せるのかも・・・そう感じさせていただきました。お気に召していただけますように・・・。

でも、このデザインなら キッチンの収納にもなりそうだな・・・そんな風にも感じました。

Photo

| | コメント (0)

ひとりひとり。

日常使いの食器の中で、家族それぞれの専用の食器というのは 意外と少ないものです。コップやお皿、どんぶり等は 小さいお子さんがいれば別ですが 同じものを使っているのが通例です。同じものであれば 重ね置きができるから場所もとりませんし、家族の枚数分を食卓に さっと出せればいいわけですから。

数少ない個人専用の食器としては マグカップやお茶碗があります。マグは コーヒータイムを楽しむために あえて選ぶものです。お茶碗は・・・ひとりひとり食べる量が違うから・・・でしょうか。大きさや色、デザインも色々です。

和食器から選ぶのであれば 男性には男らしい茶碗が 女性や子供には可愛い茶碗が・・・ご飯が主食の国だけあって 好きなものが選び放題です。

うちでは 洋食器がテーブルに並ぶ事が多いので 和食器であるお茶碗だけが違和感をかもし出しています。女性向きには 洋食器で 可愛いものがたくさんあるので 違和感は無いのですが 男性向きのお茶碗代わりの洋食器って・・・なかなか無いものです。

あえて 探すまでも無いと諦めている部分もありますが もしあるのなら・・・変えてみたいアイテムではあります。

オリエンタル風のボウルが入荷しました。カフェオレボウルのような雰囲気で 洋食器が目立つ食器棚に置いてぴったりです。種類も多いので 男性が使ってもいい感じのものもあるのです。

もしも、家族分買い揃えたとしても チョコホリックのものなのでお手頃です。ひとりひとりの個性を思い浮かべて・・・揃えてみるのもいいかもしれません。

Photo

| | コメント (0)

使い道。

昔のものがいくら見た目に可愛くても、昔と同じような使い方をしたのでは だめだって思ってます。

例えば これ。昔は 洋服を入れたりして クローゼットや押入れへ・・・。見せたくないものや 片付け目的だと この可愛さは そのイメージから 田舎臭く感じてしまうものです。色も派手だし、現代的な家には 不釣合いよね・・・そんな声が聞こえてきそうです。だけど、正直 こんなに素敵なもの現代では まずお目にかかれません。

昔と同じ目的で 使うとすれば きっと過去の懐かしさを感じるだけの存在として 手放される運命を辿るでしょう。だけど、ちゃんとした使い道を考えて お部屋の一番いい場所に置けるようにしてあげれば これはもう 下手な飾り物を置くよりも ずっと素敵な空間を作ってくれそうです。

大切にしているものを入れてあげることが 現代の使い道だと思うのです。

Photo

| | コメント (0)

じっと見つめると。

私は 懐かしく感じるものが心底好きです。

それは じっと見つめると 心に訴えかけてくるものがあるからです。

今の時代のように 技術的に全く同じものを大量に作ることが出来て、人の代わりに機械が作る・・・それとは違い 昔のものは 人が手間をかけて作った跡を見ることが出来るからです。

企画を練る人がいて、デザインをする人がいて、作る人がいる・・・その先に 使う人がいる。

誰に、どんな風に、使って欲しいのか・・・その意図を感じる事が出来るのです。誰にでも、どんな風にも使えます。という考え方とは正反対にあるものだと思うのです。

簡単に 「懐かしい~」というだけの感情は私にはありません。じっと見て、何を感じるかが大事なのです。

出逢って、気に入って、一緒に暮らすものですから もの選びはそうありたいと思うのです。

そんな気持ちを改めて感じさせてくれたものに出会いました。

赤ちゃんのおもちゃ ラバードールというものです。

お腹を押すと ピーと鳴ります。今でも駄玩具的に作られていますが やはり昔のものは一味違います。色付けは 工場の作業員さんの手で 一つ一つ塗られたものなので きっと その日の調子によっては 表情が違ったに違いありません。筆の走り具合で 変わりますからね。

それも大事なところですが 赤ちゃんでありながら 何かを確信しているかのようなこの表情・・・「こどもあちゅかいは ごめんでちゅ!」とでも言いたげな風情・・・。赤ちゃんのおもちゃだけど 実は 親へのメッセージだったりして・・・。そんな風に見てみると 私には ただのおもちゃとは思えなくなるのです。

ノスタルジーや可愛さから ヴィンテージのラバードールをコレクションしている方も多いかもしれません。たくさん見れば見るほど そんな表情に魅力を感じて・・・なのかもしれませんね。カーリーヘアーの男の子も 手の表情がいいですね~ チェックのシャツも似合います。何かを見つけて興味津々の嬉しそうな表情が・・・幼い時の娘の表情を思い出させます。

この感覚は きっと自分だけのものです。理解される事は少ないでしょう。でも、うちのお店にあるものは そういうフィルターを通して 見つけたものばかりです。みなさんも、自分だけのフィルターを通して 素敵なものとの出会いを重ねて欲しいと思います。じっと見つめると 湧き上がる気持ち・・・それが感じられるもの達と。

Photo

| | コメント (0)

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »