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庶民のアート。

芸術というと 何か違う世界の事のように感じます。普段の暮らしの中では 必要の無いものですから。

でも、身近なところでは 話題の芸術家がデザインした Tシャツが手頃に買えて 楽しめたりしますし、音楽や建物など 意外と身近に芸術は存在します。

それに 心の豊かさを求めたい気分のときは 無性にそういうものに触れたくなるものです。芸術家の感性は 人の心に訴えるからこその芸術なのです。

高名な人の作品は 美術館で見るもの。おいそれと 手にする事の出来ないものです。

でも、昔から 庶民が親しめるものもたくさんありました。伝統工芸品や無名の職人さんが丹精込めて作ったものだったりします。どんなに 普通の暮らしをしていても どこか心惹かれるもの・・・。時々は 無性に感じたくなるもの・・・それが芸術なのだと思います。

暮らしを見渡してみて、実際の芸術作品を飾る事の出来る人は ごく稀な存在だと思います。人が羨むようなものを持つ事は やはりステータスです。

ところが 少なからず庶民にも 芸術を求める気持ちはあります。侘びさびを感じる風景を演出してみたり、季節のお花を飾ったり、趣のあるものを飾ったり・・・もしかしたら 雑貨は そういう暮らしに必要なものかもしれません。

芸術家のように 誰かに評価されるわけもなく、自らが 素敵な暮らしを演出できるのですから とても素敵な事です。

不思議な事に 実際に使う目的が無くても 飾りたくなるものが雑貨の世界にはたくさんあります。情緒的だったり、雰囲気作りに役立つものだったりします。

古いドアと出会いました。塗装を施し、使い古した感じに仕上げました。お花と組み合わせたりしてみると、とてもいい感じです。

ドアって、入り口なのか出口なのか 人の感情によって変わったりするものです。例えば 玄関は 家に入るための入り口です。でも、出かけるときは 出口ではなく 外の世界への入り口だったりもします。見方は色々。芸術というのはそういうものかもしれないと思ったりするのです。

さて、飾りとしてのドアですが 開けた向こうの世界を想像すると なにやら何処へでも行けそうな気がしてきます。そんな 想像の世界で夢を膨らませる・・・。そんな庶民ならではのアートがあってもいいんじゃないでしょうか。

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