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2015年10月

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秋の夜長・・・ドラマとか映画が夜の楽しみです。

先日、なにげに見始めた聞いたこともないタイトルの映画・・・半信半疑で見始めたものの 面白くて どんどん引き込まれていきました。最後まで見終わって 家族みんなが「面白かった。」といいました。希なことです。しかも 話題すら聞いたことのない映画で・・・

そして 数日が経ち・・・かみさんが 図書館へと出かけて行き 借りてきた本は その映画の原作者が書いたものでした。やはり そのどれもが面白かったようで・・・ある朝、突然こんなことを言い始めました。

「今こうして お店をやっていられるのも 不思議なことだよね。」って・・・私の祖父が 本州から北海道に来ていなければ・・・・かみさんも北海道に来ていなければ・・・私に出会って、お店をやろうと言い始めていなければ・・・今 こうしていることも無かったはず・・・お店をやっていることで たくさんの人に出会い、少なからず その方の暮らしの一部に 何かしらの影響を与えていることで 役に立っているとしたら・・・そこに 生きる価値があるのかもしれない・・・というような話だったと思います。

普段、私から話すことはあっても かみさんからそんなふうな話を切り出されることも希なので、借りてきた本を読むことで 感じたことがあったんだろうな・・・と思いました。

滅多にする話じゃないけど そんな話を聞けて 私は安心しました。そう思えることは 案外、これから起こりうる 全ての事に 同じ気持ちで向かうことができると 感じたからです。この先の 二人の人生に 大切な道標となりそうです。

そんな気持ちを聞かせてくれたのも 素敵な本と出会えたから・・・今こうして、一緒に暮らしていられるから・・・思うこと、感じたことを共有できるから。

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コーヒーを飲みながら。

初雪が今年も降りました。それは 覚悟していた事ではありますが こんなに大荒れになるとは・・・アメリカからの荷を解き、洗浄し 点検し、値付けを終えて・・・・・日曜の昼下がり こんな日に お客さんの足も遠のくわけで・・・のんびりコーヒーでも飲みながら 届いた品を御紹介することにしました。

どんな感じのものが届くかは なんとなくわかってはいましたが 状態などは 見てみて初めてわかります。ヴィンテージの食器は 色んな過程を経て 今ここに存在しています。デットストックのようにピカピカ未使用のものもあれば、今まで 随分頑張ってきたんだね・・・と思うものまで様々。状態がどうあれ 今ここで出会えた喜びは やはり格別なものがあります。

雑誌の中でキラッと輝く存在が この両の手で包み眺める事ができるのですから・・・。

さて、まずは 古い食器にありがちなのが カップ&ソーサーがばらばらになってしまうこと。本来 カップとソーサーのお揃いだったはずが 何処でどうして・・・ま、でもお皿だけならどうにもなりませんが カップなら マグの代わりにしたり スープカップとして使えます。そもそも 別売りだったりもしたので 初めからカップだけと言うのもありえる話。揃わなきゃダメってものでもないのです。

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左から オーロラのようなグラデーションが美しいフェデラルのカップ。そして、ファイヤーキングのスワールというシリーズのカップ。で パイレックスのバタフライゴールドとウッドランド。

外国では当たり前の朝食シリアル。今では日本でも当たり前になったので それ用の器もあるのでしょうが 昔は ケロッグをたまに買ってもらっても お椀で牛乳入れてって感じでした。やはり 外国には シリアルボウルなるものがあったのです。色合いも鮮やかで ミルクを入れた後の溶け出したチョコが 食欲をそそります。

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フェデラルのシリアルボウル2色とファイヤーキングのカッパーティントのグラタン皿(刻印が初期タイプです。)小さめサイズは 用途広し。

そして、昼下がりのんびりコーヒータイムを楽しむなら・・・こんなマグが雰囲気です。

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左から CURRIER&IVESという名の付いた ファイヤーキングのDハンドルマグ。古いアメリカの典型的な田舎の風景が描かれています。中央は へーゼルアトラスのターコイズカラーのキッチン柄のマグです。色んなアイテムが細かくプリントされています。右は パイレックスの生みの親、コーニングの「in the garden」というシリーズのマグのようです。古いものではないようですが 今は生産されていないもののようです。小鳥のイラストがゆったりとした時間を運んできてくれそうです。

そして、コレクターズアイテムとして人気のディズニーキャラクターのシリーズから オールドミッキーとミニーのマグで、ペプシコーラのノベルティとして配られたものです。状態が良くないので お手頃にしました。

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で、最後に 憧れのファイヤーキング。雑誌の表紙にもなるくらい代表的な存在。ジェダイのレストランウェアから エキストラヘビーマグです。そして、マクドナルドのノベルティ。メニーハッピーリターンズ。

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ミント状態であれば 両方ともプレミアものですが 使用感たっぷりなので これも市場価格よりぐっと抑えました。「こんなものを・・・」って思われる方もいそうですが それでも私にとっては憧れの存在。大切に扱いたいと思うのです。

コーヒーを飲みながら この食器が使われた暮らしを思い描いてみる・・・何にも変えがたい時間を与えてくれるのです。

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いろいろあるから。

チョコホリックという雑貨メーカーは ほかの雑貨メーカーとは 根本的な違いがあります。

他のメーカーさんは カタログがあり、その中からお店が必要なものを注文するのが基本となっています。ところが チョコホリックは 新商品の紹介が来て初めて、次回は何が入ってくるかわかるのです。それが 毎月の中で 2回あるわけです。

「次の商品はどんなだろう・・・」という楽しみが毎月2回 やってくるのです。初めから カタログで 欲しいものを注文するのも楽しみではありますが 何が登場するかわからないってのは ほかのメーカーさんでは 味わえない楽しみとなっています。

それに、チョコホリックでは さまざまな雑貨が登場するのも楽しみの一つ。身の回り品から お部屋のインテリア、文房具やお風呂グッズ、それに キッチン用品と・・・いろんなものが登場します。

「雑貨屋に行ってみよう。」と思い立つ時、少なからず 目的があるはずです。「新しいポーチが欲しい。」とか 「何か可愛いコーヒーカップが欲しい。」とか・・・。でも、裏を返せば チョコホリックの場合、お目当てのものが必ずあるとは限りません。その点が お店泣かせ・・・といえば そう考えることもあるかもしれません。でも、それを補っても有り余る魅力を私は感じています。まず、そんな雑貨メーカーは 他にはないからです。

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このメッセージフックも 探して見つかるようなものではありません。すごく可愛い。

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可愛い。にもいろいろあることはご存じですよね。ポップで賑やかだったり キャラクターがついていたりするものだけが可愛いものでは無いのです。レースのバッグは ちょっとかしこまったお出かけにも 何とも言えない可愛さをプラスしてくれます。これも 探して見つかるものではありません。

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お得意のポップなキッチン雑貨も そのデザインは チョコホリックならでは。同じようなティン缶は どこにでも売ってはいても この雰囲気は 他にはありません。真似のできないデザインです。こういうものは 逆に探して探して買うものではないでしょう。ただ、出会えた時にひらめくのか、ひらめかないのか・・・そこが問題だったりします。

こんなふうに 雑貨は 思いもつかないものが見つかるから楽しいのです。いろいろあるから楽しいのです。いったいどんなものと出会えるのだろう・・・そんなお店になりたかった うちのお店にぴったりのメーカーさんなのです。 

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価値観。

親しき仲にも価値観の違いというものは 必ずあります。むしろ 相手の価値観とぴったり!ということのほうが少ないと思います。グループの中で 同じ価値観を持つ仲間なんてのは 存在するのでしょうか・・・。誰かに合わせて納得して 属しているってのが 本音のような気がします。

価値観が違っても 相手のことを尊重できる・・・そんな関係を築きたいと私は思っています。価値観は 人それぞれ。だから いいのだと思います。

うちには 古くてボロボロのものを扱う時があります。私たちは そんなものにも価値観を見出して その素敵さが 何を感じさせてくれるか知っているからです。でも、そういうものは 誰にでも認められるものではないことも 重々承知の上で 価格をつけています。ボロボロの良さをご理解いただける方がいて下さるおかげで お店を続けていられるのです。

例え 見た目がボロボロでも 年月を経て、今ここにあること・・・そんなになるまで有り続けられたこと・・・それを思うだけでも 愛おしく感じるわけです。

塗装も自然とハゲかけて いい具合に角の取れた踏み台も、あちこちぶつけてへこんでしまった古いティン缶も いい味出してくれています。こういう物こそ 望むところ!その個性をしっかり生かしてあげたいと思うのです。

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ちゃんと再会。

古くからの雑貨好きの方なら ご存知だと思いますが ファイヤーキングを生産していた アンカーホッキング社から ジェードカラーの復刻版「Fire King 2000」シリーズが 生誕60周年を記念して 2000年に発売されました。

ジェードカラーのファイヤーキングは マグを中心に コレクターズアイテムとして当時も大変人気がありました。復刻を機に 輸入されたのは ミキシングボウルやパイプレート、バターボウル、キャセロールなどで 一部の商品に留まっていましたが いろんな雑貨屋さんでは この復刻版を身近に見ることができました。ファイヤーキングの復刻と言う事で 大変話題にもなっていましたが 当時のものなら高嶺の花・・・というアイテムが 比べると少し手頃に買えたものでした。

それから 15年・・・今となっては 身近に手に取れたものも さっぱり見かけ無くなってしまいました。やはり、いくら有名な食器と入っても 雑貨好きの一部の人にしか認められない存在・・・一般の人に普及するほどのものではなかったようです。

ある意味、今では 当時のものでは見かけることのできないアイテムゆえ 手に入れることも難しくなっています。それもそのはず。好きで買ったものを手放す人のほうが少ないからです。だから 復刻と言っても貴重な存在。いつか 出会えたら・・・なんて夢見ていました。

ところが 出会いはやはり 不意にやってくるもののようです。久々の再会です。しかも、シール付の未使用品。おまけに コーニングの直火用ティーポットとも出会えたのです。久しぶりです。

復刻とはいっても それなりの定価でしたので 眺めるだけの存在でありましたが、ようやく ゆっくりと手にとって親しむ事ができました。ちゃんと再会できて ほんと良かったです。

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末永く。

しばらくブログから遠ざかってしまいました。というのも オーダー家具の製作に没頭していたからです。

御注文が入り、製作に掛かると 頭の中がそれでいっぱいになってしまうので 一段落着くまでは・・・他の事に手が回らないのです。他の事をやりながら・・・それができればいいのですが なかなかそうもできないんですよね。色んな家具を作ってきましたが いまだに そんな風にしか仕事ができないのです。

それでも、お届けに伺い お客様の喜んでくださるお顔を見ると 心からほっとして、気も抜けます。そして、どうぞ長くお使いいただけますように・・・と、願いつつ 次の仕事に取り掛かるのです。

長年 お付き合いくださっているお客様なのですが こちらが照れてしまうくらい 喜んでくださいました。ソファーの前に置くセンターテーブルですが 若干 背が高めです。そして 薄めの引き出しを2杯。お客様の たってのご希望で 決まったサイズ取りです。既製品では 出会えないサイズだと思います。お客様の暮らしに合わせて お作りする事・・・それが オーダーのいいところだと思います。

この世に たった一つしかないテーブルで どんなお茶の時間を持ち、食事をし、会話が生まれるのでしょう。それこそが 暮らしを楽しむ事なんだと 私は思います。そんなお時間を 末永く大切に・・・。

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甘いひと時。

甘いもの・・・女性にとって必要不可欠なもののようです。うちのかみさんも チョコレートをはじめ甘いものが大好き。元気の源だそうです。

私は 甘いものにはぜんぜん惹かれません。年に一度クリスマスくらいは 食べてみようかな・・・くらいの感じです。でも、違う話だけど 私は愛煙家。たばこが欠かせないのと同じようなものかな・・・と思うと 理解できます。甘いものを食べているときの幸せそうな顔が見られるだけでも いいんじゃないって思います。

さて、チョコホリックから新商品が届きました。大変人気のあった 「ツイストカトラリー」が装いも新たに再登場しました。

パステルカラーにドットとストライプの2柄。ぐっと甘い印象に・・・

そして サテンのポーチはドット柄で ちょっと大人な印象。レースのフリルが甘さをプラス。甘すぎないところが良さかもしれません。

チョコホリックの雑貨で 甘いひと時を・・・もっとお楽しみ下さい。

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広く深く。

多種多様なのが趣味の世界です。中でも モノを集める趣味というのは 誰しも一度は経験したことのある趣味だと思います。

「今は特に集めていません。」という人でも 思い返せば 子供の頃に 消しゴムやシールや 何でこんなものを・・・というものを集めた経験は 必ずあるはずです。その人にしかわからない価値観で モノを集める楽しさを感じていたのではないでしょうか。

子供の頃であれば なんの脈絡もなく集めていたけれど、大人のモノ集めには しっかりとした理由みたいなものがあることと思います。

うちは 夫婦揃って食器好きなので たくさんの食器に囲まれて暮らしています。職業柄 自然とそうなっているのかもしれませんが お客様にもたくさんの食器好きの方がいらして 同じように楽しんで下さっています。

おすすめする時、取っかかりとして インテリアに合わせた食器を選んで欲しいとお話します。シックなお部屋にポップな食器は ちぐはぐな感じがするからです。食器はインテリアと違い 「これで決まり!」と揃えてしまえばいいというものではありません。こんな食事の時には・・・お祝いの場面では・・・ホームパーティをするときは・・・お客様や友達が来た時は・・・と それぞれの場面や気持ちを表現できるものですから なんでもいいとは言いにくいわけです。だけど 色んな場面においても インテリアに合わせたテーマがあれば それに合わせた色んな食器を見つけることができるのです。一貫性があり きっと素敵な食卓になることでしょう。

でも、気分はその日によって変わったりして 違う傾向のものがよく思えたりすることもあります。本当なら 狭く深くと考える方が モノ集めは より玄人的なものになると思いますが、不意に出会った インテリアには似合いそうじゃないもの・・・それでも気になってしょうがない・・・それが気分というものです。想像すれば インテリアにあった食器がずらっと並ぶ食器棚が理想です。長い時間をかけて いずれそうなっている。そう思えることが理想です。

でもね。特にうちなんかは 好きなものがどんどん集まってくるので ある意味 一貫性はないように見えてしまうかもしれません。その理由がこちらです。

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日本のモダンな古い食器です。夜のお酒を楽しむ雰囲気が大好きです。で、一方・・・

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正反対の印象があるポップな食器も大好きです。シックに楽しみたい時もあれば 思いっきり賑やかにしたい時もあるわけです。

だから うちでは違う食器棚に収納しています。それぞれの印象に似合う食器棚です。本当なら 狭く深く集めたい・・・と思いたいところですが 広く浅くではなくて、広く深くと思いながらこれからも集めていくことになると思います。食器とは そういうものだと思っているからです。

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出会い、再び。

一年以上も 探せど探せど出会えなかった大好きな椅子に 先日ようやく出会えたことを ご紹介しました。お気に召してくださったお客様には その座り心地を実感していただいていることと思います。

思いはどこかに通じるのでしょうか・・・再び その椅子の色違いと再会することができました。濃い目の茶色で 落ち着いたインテリアのお宅には ぴったりだと思います。しかも、状態もとても良く、ピッカピカです。程よく こなれた塗装落ちが見えますが それはむしろ いい味となっています。ガタつきもなく座り心地はそのままに・・・本当に素敵な再会となりました。

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赤リンゴと青リンゴ。

収穫の秋。いろんな果物がスーパーにも並び始めて、色とりどり鮮やかです。リンゴもブドウもみずみずしく 香りも華やかです。旬のものを美味しくいただきましょう。

さて、暖かい料理が恋しくなる季節・・・見た目にも ぬくもり感じる器がいいですね。ステンシルをあしらった陶器の器が入荷しました。どんぶり料理や麺類に・・・応用範囲の広い器です。同じシリーズのふくろうキャニスターとスパイスセットもテーブルを可愛く 華やかにしてくれます。いつもの料理が ちょっと美味しく感じられそうです。

ベースの色がまたいいのです。赤リンゴと青リンゴの色・・・この鮮やかさが 食器棚も賑やかに、可愛くしてくれることでしょう。

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ため息。

「ため息をつくと幸せが一つ逃げてしまうよ。」と言われます。ため息は 付いちゃいけないような言い回しです。

でも 確かに、うまくいっていない時や 落ち込むようなことがあった時のため息は 良くないような気がします。

人は生きていれば そりゃ いいことばかりあるなんてことは ありません。むしろ 毎日がため息の連続・・・その中で ちょっとしたいいことがある・・・そんな繰り返しで 人生は出来ているような気がします。

でも、ため息って悪いことばかりじゃありません。恋をすれば ため息の一つや二つ当たり前に 付いてしまいます。うまくいっていない時だから・・・そうとも言い切れません。相手を思い 付くため息には 無意識のうちにこもる思いがありますから。

以前にも ご紹介したことがあると思うのですが、札幌の芸術の森にある 有島武郎の家が私は大好きです。古い洋館で 縁側に通じる子供部屋があり、メインの座敷は広く、でも 土間のある台所も階段も2階の応接間も どことなく洋風で・・・2階の小さな窓から覗く 玄関前の小道の景色も素敵で・・・・こんな家に住みたい・・・という思いがいっぱいになり、そっと あぐらを組んで目を閉じては 深いため息をつくのです。

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ため息というのは 本当の心を表す仕草のようなものかもしれません。何も 思いがなければ付くようなこともないからです。心で思うことが 仕草として現れるなんて 私には そう悪いものとは思えないのです。

でも、日々暮らしていれば 「今夜は何を食べよう・・・」と考えながら 付くようなため息は よくあります。そういうのとは別として、恋をしたり、本当の心の底から出てくるような ため息を付くことは そうそうないと思います。特別なことのような気がしますから・・・。わざわざ出かける有島武郎の家もそうであるように いいため息を付くには 心の内をさらけ出せる 時間や場所が必要なのです。

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自分の思いを見つめながら ため息を付ける時間を持つことは そんなに悪くはないと思うのです。そんな場所 あなたにもあるといいですね。

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