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2016年7月

受け継がれるもの。

久々に オリジナル家具のご注文をいただきました。

オープンの頃より 大変お世話になっているお客様で、リメイクの古家具は勿論、オリジナルの注文家具も 食器やあらゆる雑貨まで たくさんのいいものをお求めいただいています。お届けなどで伺うと 部屋のあちらこちらに お店で扱った懐かしい品物を見つけることができます。決して 近くはない環境にありながら こんなに小さなお店を見つけてくださいました。お買い物をしてくださるお客様でありながら 私たちにとっては お店を続ける勇気や覚悟を与えてくださる大切な存在なのです。

そんなお客様の家で 育ち、暮らしていた息子さんが ご結婚され 所帯を持たれました。今回の ご注文はその息子さんご夫婦からのリクエストでした。リビングの収納をかねた 飾り棚です。私が作るので ご実家にある家具と変わらぬ雰囲気・・・きっと 違和感なくお使い頂けるような気がします。

長い間、暮らしたご実家の雰囲気は ご両親が作り上げたものです。そこで得られた感覚は きっと自然と受け継がれるような気がします。ものの選び方や暮らし方・・・受け継がれるべきは そういう感覚だと思うのです。

ご両親と同じように 暮らしを思いっきり楽しんで下さいますように・・・願いを込めて。

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シンプルだけど。

自分好みのお部屋作り 進んでいらっしゃいますか?

毎日の忙しさや 出来事に追われ、忘れがちなことは 気持ちのゆとりや楽しみを見出すことです。外で楽しむことよりも 家で過ごす時間を大切に出来れば 暮らしはきっと 充実するはずです。誰のためでもない、自分や家族を思い 環境を考えることは 一生の楽しみになると思うのです。そのための お部屋作りを少しずつ進めて欲しいと思うのです。

とは言っても、人の考えは人の数だけあり これといった答えがあるわけではありません。必要最低限のものしか置かない。と言う人もいれば 思いっきり趣味を生かした部屋作りをする人もいます。心地のいい空間は その人にしかわからないし、その人にしか作ることが出来ないのです。何を想い、選ぶかは “自分らしい暮らしの空間”作りを目指す人にとっては 重要な問題です。これでいいか・・・と考える人とは違うのです。

うちで扱う家具は 古い家具のリメイクなので そのほとんどが一点ものです。ある意味、あくの強い個性を持っています。でも それだけに 量販店で売っている家具では満足できないという方の 一生ものとして付き合い続けてくれるものだと 私は思っています。

暮らしに 自分の主張や好みのデザイン感覚を取り入れて・・・ただ 収納できれば・・・不自由なければ・・・と言う考えから一歩進んで、暮らしをクリエイトしている または これからしようと思う方に 見ていただきたいのです。それこそ 毎日の忙しさや 出来事に追われていては 気付きもできぬことなのです。

久しく見つけられなかった大型キャビネットをリメイクしました。脚付きのシンプルで モダンなデザインのキャビネットです。第二の食器棚として 好きな食器を集めてディスプレーしながら使っても素敵です。それに 本来の使い道・・・本棚として使っても素敵でしょう。ただ、しまう本は 一生ものの大切にしている本限定で 背表紙の色や大きさに気をつけて 並べるところまで気を配って欲しいと思います。ガラスは 写真ではわかりませんが 小さなチェッカーガラスなので 扉を閉じてもモダンな印象ですし、かすかに透けて見える中身もそれにあわせる必要があるのです。ちゃんと計算して 大切なものを大切に収納する。そういうことができそうな家具なのです。

見た目はシンプルだけど 使う人の複雑な気持ちを受け止めてくれる。そんな 家具になったと思うのです。

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お気軽に。

今は昔と違って、家でも 手軽においしいお茶を楽しめるようになりましたね。様々なテイストで 色んな味が楽しめるのも 随分と進化したように思います。道具も進化して 手軽においしくいただけるようになりました。

それでも 紅茶に関しては 少し敷居が高く感じるのは 伝統を重んじる飲み物のような気がするからかもしれません。本場 イギリスでは 作法に則り・・・なんて話は良く聞きますし、ティーバックじゃなく 少し面倒でもポットで入れるほうが美味しくなりますから。

コーヒーよりも紅茶派という方に ちょっと素敵なものが入荷しました。サイフォンなどで有名な 日本の老舗耐熱ガラスメーカーHARIOの ティーポットです。茶漉しは勿論、蒸らし用の蓋もついています。たっぷり作れるので 美味しくできそうです。それに さすが古い食器。バラのプリントは 懐かしさもありますが ティータイムに華やかさを添えてくれそうです。カップは アデリアの強化ガラスの透明カップに レモンを浮かべて・・・。

陶器のポットで本格的に・・・もいいですが ちょっとカジュアルに 気軽な感じで紅茶を楽しめそうな気がしてきます。

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可愛く大人。

見るからに可愛いものが世の中には たくさんあります。眺めるだけなら とても癒されるし、いいものです。若い人にとっては勿論、可愛いもの好きの人にとっては 年齢に関係なく 永遠のテーマだったりします。

でも、可愛いものは年齢的にとか、趣味に合わないとか・・・そう感じていらっしゃる方も たくさんいらっしゃいます。それは 感覚の問題なので 仕方のないことです。それぞれの感性で それぞれの暮らしがあるのですから。

それでも 人は 可愛いと感じる気持ちを永遠に持ち続けることができます。子犬や子猫は勿論、赤ちゃんを見て 可愛いと思う気持ちがあり続けるように・・・。

暮らしの中にも 可愛いと感じながら使い続けられるものがあるって すごくいいことだと思うのです。見るからに可愛いものに囲まれて・・・というのもいいでしょう。ただ、抵抗のある方にとっては どう考えるといいのか・・・こんなご提案があります。

一つ一つは シックだったり、シンプルなものでも 組み合わせることで 可愛く感じられるものに目を向けてみること。そして、実際使っていて 可愛いと感じられるものを発見できる気持ちを持っていることのような気がします。

例えば このミルクガラスのキャセロール。最近 ご紹介したフランス製の食器と同じメーカーのものですが 先日のは らしくないってことを話題にしましたが 今回のは らしいものです。少しシックに感じられるプリントは 単体で見るとおとなしく感じます。でも、スープの具材がカラフルな野菜で 蓋を開けた時に 目にも鮮やかに綺麗だったら・・・きっと 可愛いと感じることでしょう。同じテイストで 食器を揃えたら・・・可愛い食卓に なるような気がするのです。

可愛いって色々ですが 大人の可愛さは こんな風に 見つけることが出来ると思うのです。

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一緒に暮らす感じ。

時を告げることなく どれくらいの月日が流れたのだろう・・・。

埃にまみれ、置き去りにされた この柱時計に出会った時 そう思いました。デザインの素敵さから 目を離すことができずにいたのです。

再び 動き出してくれるだろうか・・・なんの確証もないまま 連れ帰りました。内部を覗くと、埃がたまり クモの巣も張っていて・・・とにかくやってみるしかない。内部の機械を取り外し、まずは 箱の清掃。じゃぶじゃぶと水洗いし 長年のうちにこびりついた 汚れを洗い流します。ガラスもきれいに拭き上げ 外箱はピカピカに。でも問題は 肝心要の機械が生きているか・・・ブラシで埃を払い 油をさします。ネジが目いっぱい巻いてあり 無理に動かそうとした痕跡が・・・時間調節よりも とりあえず振り子を動かし ネジを戻してあげること・・・振り子が早く振れるように調節し、あとは様子を見るしかない。いつ止まるかわからないから ただじっと振り子が振り続けるよう祈りながら 見守るのみ。動き続けてさえくれれば もう大丈夫。時を告げてくれる 棒鐘2本の綺麗な和音が鳴るたびに 良かったと安堵する。このまま様子を見続けて 時間調節をし、店頭へ・・・こうして 再び、時を刻み始めるのです。

柱時計は ネジを巻かねば動きません。きちんと設置し 使い続けてあげることでその役目を果たしてくれます。時々は テレビの大事なセリフの場面で カ~ンと鳴って、聞き逃したりするし、時間が遅れてきて 慌てて出かけたり、いろいろ面倒もかかるけど こういう時計と暮らす時間は なんだかいいものです。一緒に暮らしている感じがするのです。

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乙女心を・・・。

乙女心は 全ての女性が 持っているはずのものです。いくつになっても 幼い時代の優しさや 素敵なものを見つめる眼差しを持ち続けられる人の心にあるものです。

小さな女の子にも お年を召した大先輩である女性にも垣間見ることが出来る 素敵な気持ちだと思います。

でも、残念なことに どこへ忘れてきてしまったんだろう・・・と感じることもあるのは もったいないと思う時があります。人に見せ付けることも 逆に いやらしく感じてしまうので おいそれと見せるものではないとは思いますが 忘れずに心の片隅に意識していて欲しい気持ちであることは確かです。

最先端の流行に身を包まなくとも、その人なりのお洒落をしていたり、人に対して気配りが出来たり、不快さを感じない自己表現や 感情表現が出来ることって 人とのかかわりを持って生きる以上 大切なことです。経験や環境で、もしかして、普通にしていても見失うこともあるかもしれませんけれど・・・

でも、自分なりの生き方を楽しむ時大切なのは それぞれの乙女心を忘れないってことなんじゃないかと思うのです。あなたの乙女心は 今、何を思っているのでしょう・・・

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フルーツ!

フルーツの美味しい季節ですね。楽しんでいらっしゃいますか?

先日、かみさんの実家からさくらんぼが届きました。さすが 有名どころのさくらんぼで 甘くて甘くて それは美味しくいただきました。自宅の庭にも アメリカンチェリーがたわわに実り、それはそれで 美味しく頂いています。だから ここのところさくらんぼ三昧です。

水々しく、甘~く そして酸っぱく・・・フルーツは とても美味しいものです。でも、この間のテレビで 若者のフルーツ離れが進んでいるとレポートされていました。その理由が 皮をむくのが面倒だから・・・らしいのです。確かに さくらんぼやいちごなら パクッと食べられるけれど りんごや夏みかんなんかは 皮をむいてまで・・・と面倒な気持ちになるのは確かです。

子供みたいに 切り分けられた状態で 食卓に出てくると 我先にと手を伸ばすのですが 一人でいるときは 積極的に食べる気持ちにはなりません。若者の気持ちもなんとなく理解できます。そのかわり、グラノーラやドライフルーツなんかが 人気となっていて、フルーツの栄養は補われているようです。

でも、フルーツの美味しさは みずみずしさのあまり、手がベタベタになるのも構わずに むさぼり食べるところに醍醐味があると思うのです。面倒とか 手が汚れるからってフルーツの美味しい季節を逃すわけにはいきません。

やはり、こういう場面でも お母さんの手を借りることと相成りますが、それは 料理も同じこと。美味しそうに食べてくれるからこそ 頑張り甲斐もあるのかもしれません。家族を思い 一手間もふた手間もかけてくれるお母さんたちは やはりすごいと思います。

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・・・と言えば。

一昔、雑貨好きの方に人気を博したヴィンテージの食器と言えば・・・アメリカで大量生産され、あまりに膨大で様々なアイテムが作られたミルクガラスの食器を上げる方が多いでしょう。今現在は 人気を博す!ということはないような気がしますが うちのお店では 変わらず大好きで あまり詳しくないと言う方にも おすすめし続けているアイテムです。

では ミルクガラスと言えば・・・ファイヤーキングやパイレックスを思い浮かべることでしょう。有名で人気がありましたからね。でも、ヴィンテージの食器の世界は 奥深く、その他にも へーゼルアトラスやグラスベイク、フェデラルグラスやウェストフィールド、エーボンやゲムコ、ギャラクシーやターモクリサなどなど 他にも名も知らぬメーカーもあったはずです。そのほとんどがアメリカを中心とした国々で作られたものです。外国生まれらしい合理性とポップでデザイン性にとんだそれらの食器は いまだに私の心を捉えて離しません。しかし、何度もいいますが 食器の世界は奥が深い。その目を ヨーロッパに移すと 違う景色が見えてくるのです。

中でも、フランス生まれのミルクガラスは 意外と知られていません。ずいぶん前に ご紹介しましたが アメリカでミルクガラスが生まれた頃と時を同じくして フランスで 作られたのが アルコパルというガラスメーカーのミルクガラスです。今でも ARCという名前で 丈夫なガラス食器を作り続け、世界一のシェアを誇るメーカーです。

アメリカの文化から生まれたポップさとは反対に、フランス生まれのミルクガラスは どちらかと言うと少し大人の雰囲気をもったリアルな花柄プリントのものが 多いのです。お国が変われば 同じミルクガラスでもずいぶんと雰囲気が違うものだ・・・。と思っていたのですが やはり まだまだ知らないことが多いな・・・と実感させられるものと 出会ってしまったのです。

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小さめのカップ&ソーサーが1客づつ・・・プリントが 今まで思っていた大人っぽさではなく、むしろ ほんとに古いアメリカの古き良き時代を彷彿とさせる 淡い色合いのカントリーチックな花柄とイチゴ柄だったのです。そして、同じフランスつながりで デュラレックスのカラープレート3色にも出会ってしまいました。フランスの大人っぽさは 感じないけど、ミルクガラスと言えば・・・ファイヤーキング!と言う人にも 是非手にとって見て欲しいものなのです。

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