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一緒に暮らす感じ。

時を告げることなく どれくらいの月日が流れたのだろう・・・。

埃にまみれ、置き去りにされた この柱時計に出会った時 そう思いました。デザインの素敵さから 目を離すことができずにいたのです。

再び 動き出してくれるだろうか・・・なんの確証もないまま 連れ帰りました。内部を覗くと、埃がたまり クモの巣も張っていて・・・とにかくやってみるしかない。内部の機械を取り外し、まずは 箱の清掃。じゃぶじゃぶと水洗いし 長年のうちにこびりついた 汚れを洗い流します。ガラスもきれいに拭き上げ 外箱はピカピカに。でも問題は 肝心要の機械が生きているか・・・ブラシで埃を払い 油をさします。ネジが目いっぱい巻いてあり 無理に動かそうとした痕跡が・・・時間調節よりも とりあえず振り子を動かし ネジを戻してあげること・・・振り子が早く振れるように調節し、あとは様子を見るしかない。いつ止まるかわからないから ただじっと振り子が振り続けるよう祈りながら 見守るのみ。動き続けてさえくれれば もう大丈夫。時を告げてくれる 棒鐘2本の綺麗な和音が鳴るたびに 良かったと安堵する。このまま様子を見続けて 時間調節をし、店頭へ・・・こうして 再び、時を刻み始めるのです。

柱時計は ネジを巻かねば動きません。きちんと設置し 使い続けてあげることでその役目を果たしてくれます。時々は テレビの大事なセリフの場面で カ~ンと鳴って、聞き逃したりするし、時間が遅れてきて 慌てて出かけたり、いろいろ面倒もかかるけど こういう時計と暮らす時間は なんだかいいものです。一緒に暮らしている感じがするのです。

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