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憧れの暮らし。

普段からの食卓を ちょっと華やかに 素敵にしてくれるヴィンテージの食器、ミルクガラス。デザインや色合いの面白さ、それに様々なアイテムが揃えられて、集める楽しさも味わうことが出来ます。

今日ご紹介するのは アンカーホッキング社製のスーププレートです。シェルというシリーズのふちにゴールドをあしらったタイプです。ファイヤーキングでも 同じものが発売されていましたが これは アンカーホッキング社としてミルクガラスを製造してきた後期のもので ファイヤーキングのロゴの無い時代のものです。だから ヴィンテージといっても割りと新しいほうです。

私自身の子供の頃のものなのですが 当然、食器などに興味はなく全く記憶にはありませんが 当時、アメリカから輸入されたものが 日本でも販売されていたいたようです。ピーチラスターのシリーズなどは アメリカ国旗の脇に日本語の書かれたシールが貼られたものと 時々出会いますし、フェデエラルのラスターのカップやファイヤーキングのシェルシリーズなどは おそらくたくさん輸入されたのだと思います。70年代風のちょっとサイケな化粧箱に入って出会うこともあるからです。

当時、新しい感覚のものがあふれ 電化製品も本格的に普及し 庶民の暮らしも様変わりし始めた頃だったと思います。それと、大きく変わったのは住宅事情かもしれません。庭付きの一軒家は 憧れそのもので、夢に見る暮らしの形だったのです。

そんな夢の暮らしに 似合う食卓を演出したのが まさにこのシリーズだったのかもしれません。刻印を見ると 「suburbia」の文字が・・・調べると、映画でよく見る 郊外の芝生のある一軒家が立ち並ぶ新興住宅地の景色。そこで暮らす人たちのライフスタイルのこと。それをイメージした言葉をサバービアと言うようなのです。

アメリカでは 昔から作られてきた食器で 生活に密着したものっだたかもしれないけれど、日本では まだまだ始まったばかりの 新しい暮らしかた。新しい住宅に 便利な電化製品・・・洋風な暮らしには 食器も大切なのですよ。と 間接的なメッセージを送られていたような気がします。

昔は憧れだったものが 今は 誰しもが出来るようになっています。でも、その昔送られてきていたメッセージは 今も生かされているかは わかりません。が、食器好きな私たちには 無意識に感じていたことです。暮らしを楽しむ上で 大切なツールだということを。色んなことを自由に選ぶことが出来る現代・・・だからこそ こういうものをあえて選ぶことが大切だと思うのです。

Photo

スーププレートは 籠入りで4枚セットで販売します。2枚は金縁が薄くなっており 若干の使用感がありますが つやもあり綺麗です。4人家族であれば 家族分必要ですものね。シチューやカレーにもいけますよ。オレンジのピーチラスターのデザートボウルは 一つだけですが 同じシリーズのシェルです。中央のカップは 周りの波模様が似ていますが こちらはスワールというシリーズ。ソーサーがありませんので マグ代わりにいかがでしょう。 

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