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意気に感ず。

先日、ショッピングセンターの食器売り場を覗いてみました。どんな食器が普通に売られているのか気になったからです。

一番目立つ場所には コレールが飾られていました。耐熱食器もたくさんあるのですが なんか素っ気ありません。デザインは豊富にあるので 使い勝手は良さそうですが 古い耐熱食器を知る私にとっては 素っ気無く感じるのです。

耐熱ガラスの業界を取り巻く環境も 昔とはすっかり変わり、パイレックス・コレールに関しては輸入品となり、長らく日本のパイレックスを作ってきた会社は 独自路線のラインナップで作り続けているようです。

コレールは いろんな柄物が作られ 現行品でもお好きな人が多いのではないでしょうか。キャラクターがデザインされたものもあり、行事にあわせて選びたくなる・・・そんな工夫を垣間見ることが出来ます。でも、時代の空気がそうさせるのかどうか分かりませんが 私には 断然、昔のデザインのほうが素敵に思えます。キャラクター人気で 食器が売れるとしたら・・・それは あくまでもキャラクターに頼った もの作りとしか思えないのです。長く愛される定番食器なのですから 独自のデザインで、いい食器として人気が出るような努力をするほうが私はいいと思えるのです。

いろんな暮らし方があり、いろんなインテリアがある。好みも様々で みんなに人気が出るものなど食器の世界では存在しません。だからこそ、インテリアの世界とリンクして それに似合うもの作りをしたりして時代を作っていく・・・そういう挑戦の歴史の連続があって、この先があるのだと思うのです。かつてのものには そんな心意気を私は感じます。10年後、20年後も 使ってもらいたい・・・そんな心意気です。

私たちが大好きな食器も 誰しもに好かれるものではないことは重々承知です。でも、暮らしに合わせ、もし食器を選ぶなら やはり私たちは昔のものを選びます。昔の人のもの作りを、意気に感じるからです。

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