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心惹かれて。

春の嵐は この冬一番の大雪を連れてきました。気温が高いせいか重くて 除雪が大変です。ひと段落して パソコンに向かっていますが ゴ~っという風の音とともに 横殴りの雪が伴って、また雪はねか・・・といささか うんざりモードになっています。

こんな日に お客さんが来る気配もなく、それでも お休みで無い限り 休むわけにもいかず・・・一日まったり・・・という日も少なくありません。そんな日は ゆっくりと調べ物をしたり、趣味に関するホームページなどを見ながら時間を過ごします。そんなときには やはりコーヒーが欠かせません。で、 先日 グラスベイクのマグをお店用に買いました。使うには影響はありませんが 少しかけがありお安く出していたものでした。グラスベイクのマグは たっぷり入るので そんなまったりする時間にはぴったりなのです。

インスタントコーヒーを多めに入れて、お湯を注ぎます。ミルクガラス特有の透ける感じに ぐっと来ます。アメリカのドーナツハウスの景色がコーヒーの色合いで リアルに浮かび上がってきて・・・そんな たいして美味しくも無いコーヒーが 少し特別になったような気がしてきます。それこそが ミルクガラスの魅力なんだと 再認識するのです。

いい時間を一緒に過ごす素敵なお伴・・・そういうものに心惹かれるのです。

そんな心惹かれるミルクガラスがアメリカより届きました。ファイヤーキングのミキシングボウル LLとSサイズの五個セット(セット販売ではありません)です。箱入りのデットストックでの入荷です。

赤からオレンジのグラデーションがとても綺麗です。でも、興味のない方には ただの派手な色の食器です。普通、赤い食器が食卓に上ることなどまず無いでしょうから。でも、私には 見た瞬間、ある光景が目に浮かんできたのです。

ずいぶん前ですが あるお店に行った時のこと・・・裏庭へと導く看板があり、見に行ってみました。そこは 苔むした岩があって 和風の庭園という感じでした。道に沿って歩いていると ぽつんとその花が咲いていました。か細い茎が4~50センチほど伸びていて そのてっぺんにソフトボールぐらいの大きな花が咲いていました。その か細い茎とは対照的な大きな花は そよ風に揺れて・・・それでも折れてしまうような弱々しさもなく、すぅ~っと背伸びするような感じで 立っていたのです。それが なんとも神秘的で とても素敵でした。

かみさんに 「この花なんていうの?」と聞いたら 「オリエンタルポピーじゃない。」って答えてくれました。それ以来、私の好きな花は?と聞かれたら 「ポピーです。」と答えようと思ったのです。男の私に 聞く人などいませんが・・・。

ただ、うちの庭にもあるのですが その時目にした光景とはどこか違い、その時の神秘さを感じることが出来ません。あの環境で 咲いていたからこその美しさだったのだと思います。

この赤のグラデーションの食器が いつでも あのポピーの咲く景色へと誘ってくれる・・・そう思えてならないのです。ヴィンテージでちょっと珍しいからとか、可愛いからとか、そんな理由から好きなわけではありません。興味の無い方にとっては 派手な食器でしかないかもしれませんが 私にとってこの食器は 好きな時間へと導いてくれる素敵な道具なのです。

ゆらゆらと心惹かれて・・・また 欲しくてたまらん気持ちが騒ぎ出しています。

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