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2018年8月

見違えた姿。

古い食器は たいていの場合、未使用であっても 長年にわたり放置され 埃がかぶり、くすんでいたりします。だから 手に取ってみていると 手が埃っぽく汚くなってしまいます。それは どうしようもないことです。だから うちでは必ずきれいになるまで 漂白をし、水洗いする作業が欠かせません。

仕入れの量が少ないときはさほどのこともありませんが 大量になるとそれはもう、一苦労です。でも、それが とても大切なことだと考え ずっと続けています。

アクリルたわしに洗剤をつけ、一つ一つ丁寧に洗っていく作業は とても楽しい作業でもあります。「手が入らないから 柄のついたスポンジでないと洗いにくいな・・・でも 氷がたくさん入るからカクテルを飲むときは いいだろうな・・・」とか。「あのお皿と一緒に使うと めっちゃ可愛いぞ!」とか・・・そんなことを思いながらの作業だからです。

しかも、すすぎが終わり 水切り籠に置かれた状態の可愛いことと言ったら・・・あんなにくすんでいたグラスも輝きを取り戻し、ピカピカと輝きだします。作られた時の本来の姿を取り戻し、私たちの暮らしに溶け込んで 思わぬ喜びを与えてくれるのです。

ただ、懐かしむだけの存在などではないと改めて感じます。暮らしを自分らしく彩る喜びを知っていらっしゃるお客様のもとへ・・・見違えた姿でご紹介できる楽しさを思いながら、今日も きれいに磨き上げるのです。


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我が家の時間。

夏休みを頂き、田舎へと久しぶりに帰ってきました。花火大会に 夏祭りに・・・楽しい夏の思い出がたくさん出来ました。

長い移動時間のせいで 久しぶりの我が家のような感覚。柱時計も 止まっておりました。それから 2,3日 日中も家に居られなかったので 柱時計もそのままになっておりました。多少の疲れもあったので 落ち着いてからねじを巻こうと考えていました。でも、何かがいつもと違う・・・たくさんの洗濯物が 物干しにかけられ、旅の荷物もいまだ片付かず、日常に戻るには もう少しかかりそう・・・そんな感じです。

お店の柱時計も同様に 止まっておりました。お店のは すぐにねじを巻き 動かしましたが お盆明けであることと、イベント明けと言うこともあり お店はとても人の訪れる気配がありません。こまごまとしたものですが 新しい品物も入荷しているというのに 休み明けの心機一転のスタートとは いいにくい状況です。それは 仕方の無いことですが、ふと 考えてみました。家の柱時計が止まったまま というのは 日常が止まっているのではないだろうか・・・と。

勿論、時間は当たり前に 進んでいるのだけれど、我が家の柱時計は 暮らしの中心にあり、それを見ながら行動することが常になっているので 止まったままの柱時計では 日常が動いていないという感覚に感じられるのです。お店の時計も 我が家の時計も 相当古く、手をかけてあげないと その動きを止めてしまいます。そういうものと 一緒に暮らすことを決めたからには やはり 生活の中心は その時間をつかさどる古い柱時計と言うわけです。止まっていたら 日常も止まってしまう・・・そんな感覚が確かにあるような気がします。

再び 日常を取り戻すべく、急いでねじを巻き 時間を合わせたら いつものようにゆったりと時間を刻み始めてくれました。これで 普段の暮らしに戻れそうな気がします。

それでも、たった一つ 元気に動き続けてくれた時計がありました。それがこのお店にある柱時計です。

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ある汽車の駅の車掌さん一同から どなたかへ贈られたもののようです。我が家のもお店のも 2週間もすれば止まってしまうのですが この時計だけは もっと持つような気がしています。21日巻きと言う表記がありますが 感覚的にはもっと長い期間止まらずに 動いています。そんなに長い期間手をかけずとも 時間の狂いも少ないですし、仮に止まってしまっても 時間を合わせるだけで 鐘のなる回数も自動で合わせてくれるので とてもらくちんな柱時計なのです。優秀だと感じます。

やはり、生活には 柱時計の鐘の音が必要です。我が家の日常にとって 柱時計が刻む時間は 無くてはならないものなんだと改めて 感じるのです。

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一息つける静寂に。

雨がしとしと・・・少し寂しいお盆です。夏休みだと言うのに これでは外遊びもままなりません。盆踊りに、花火など 夏らしい行事も 拍子抜けの様相です。それでも きっと、帰省したり されたりで 楽しく過ごされたのではないでしょうか。人がたくさん集まって 賑やかに夜更かしをして・・・多少の疲れは残るでしょうが 報告できて良かった・・・元気そうで良かった・・・会えて良かった・・・そんな思いが垣間見れる お盆の時期が大好きです。

でも、喧騒の後には ふっと一息つける静寂も必要です。嬉しい出来事を思い出したりなんかして・・・そうして また日常へと戻っていくのですね。去り行く夏を感じながら・・・。

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夏のイベント 「夏のマルシェ」も本日で終了です。メンバーの皆様に 感謝の気持ちを込めて・・・脚をお運びくださった皆様 ありがとうございました。明日から 平常営業に戻ります。何気ない日常が 少しだけ素敵になりますように・・・また 面白いもの素敵なものをご提案させていただきます。

で、去年行けなかったかみさんの実家への里帰りのため、今年は少しお休みをいただきます。8月17日(金)~21日(火)をお休みし、8月22日(水)から通常営業に戻ります。持ち帰れるものもあるかもしれませんので どうぞお楽しみに。

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迎える側になったなら。

今年もお盆の時期がやってきます。親戚一堂集まって 賑やかに過ごしたあの頃には 戻れませんが・・・先日、細田守監督の映画 「サマーウォーズ」のDVDをようやく買ったので これで いつでもお盆気分を満喫できると まだ見ずに 楽しみに取っておいています。

娘は 「早く見ようよ。」と言いますが 見るためには お盆であることと、蒸し暑いくらいの気温が大切です。今年もなんだか涼しいので、せめて お盆であることの条件には こだわりたいと思っています。いつでも見れるのですけれど。

お盆と言えば やはり子供の頃の楽しかった思い出がいつでも蘇ります。あの古い家の佇まいや、大人たちの酒盛り、虫取りや花火、完熟のトマトにあら塩をつけて食べたうまさ、スイカやとうきびの甘さ・・・親戚たちの笑い声とじいちゃんばあちゃんの笑顔・・・お盆ならではの光景が大好きでした。

それから ずいぶんと時は経ち、これからは 迎えられる側から 迎える側になるのだと思いました。娘は学生で 家にいるので、まだしばらくは その実感はありません。でも、どこぞに就職し、結婚して 孫が出来たら・・・いよいよその時がやって来るのです。あの時の じいちゃんばあちゃんの気持ちは どんなだったのか・・・自分がその立場になって見ないとわからないな・・・そんな風に思っています。帰省してきた 娘家族に、私の思い出のような楽しさを味あわせてあげられるかどうかは わかりません。でも、孫には じいちゃんばあちゃん家は 「なんか好き・・・いい感じ・・・」と感じてもらえたら、それで本望です。おもちゃを買ってあげて気を引くでもなく、老体に鞭打って 遊びに付き合うでもなく、デパートへ連れて行くわけでもなく、普段の暮らしそのままに お盆という特別な 時間を家族で過ごせたら・・・それが 迎える側になったときの自分の考え方です。

自分の部屋に連れて行き レコードを聞かせてあげたり・・・

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古い家具に囲まれて お絵かきの指導をしたり・・・

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女の子なら 可愛いものに囲まれて 夢見る気分を味あわせてあげられたりするかも・・・

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一緒に料理の手伝いをしてもらえるかも・・・

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まだ見ぬ 孫たちに 大人になっても いつまでも心に残るような・・・そんなお盆が迎えられたらいいなと思うのです。

追伸

「夏のマルシェ」も残り一週間となりました。メンバーズカードをお持ちのお客様には とてもお得な期間です。お盆を迎える 準備にも どうぞお役立てくださいませ。

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音楽とインテリア。

音楽を聴く環境が昔とは 随分変わりましたね。すごい進歩です。

「この曲名なんだっけ・・・」と娘に言ったら スマホのアプリを起動して かざすだけで曲名がポンと出てくるのです。昔のように レコード店の店員さんに 鼻歌を聞かせて どんなレコードか調べてもらうなんて 恥ずかしいことしなくてもいいんです。どんな曲でもダウンロードで手に入る。そんなこと想像もできませんでした。だから、音楽を楽しむのに場所は問いません。外にいても どんな部屋にいても聞けちゃうわけです。それに 珍しい音源だって検索すれば聞けちゃいます。ほんとすごいと思います。

でも、何故か わたしはそれに飛びつくことが出来ません。聴きたいと思う音楽以外は ラジオから流れてくる聞き流せる音楽で十分ですし、聴きたいと思う音楽を聴くときは その曲に似合う環境が必要だと思っているからです。いい音で じっくりジャズを聴きたいときは 自分の部屋のいいプレーヤーで聴きますし、昔のアニメやヒーローもののソノシートを聴きたいときは ポータブルプレーヤーでたくさんのおもちゃを眺めながら楽しみます。リビングで気軽に聴きたいときは 備え付けのポータブルプレーヤーが活躍します。3台のプレーヤーで 聴きたい気分に合わせて使い分けているのです。

今の音楽プレーヤーと比べると 場所もとりますし、けして手軽とはいえないものです。それでも 聴きたい音楽は 針を落として初めて聞こえてくるのです。だから 音楽もインテリアの一部。好きな環境に合う音楽が 大切なものとなるのです。

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