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流行。

流行に乗り遅れると 時に 恥ずかしい思いをするときがあります。私も 若い頃は そんなこともありました。流行は 若い人から 年寄りまで、世代によって起こるものです。それぞれの世代で ほどほどに楽しめれば いいようです。

ただ、私は 流行には縁の無い生活を送ってきました。自分にとって いいものがはっきりしており、それを脳裏に浮かべながら 生きる糧を探し続けてきたからです。自分が 齢をとっても変わらずに暮らしていられること。条件は それだけでしたから迷いも何もありませんでした。着るものも、住まいも、音楽も、趣味も、齢をとったときに どうありたいかが基準で、その上で 性格も 家族とのつながりも 人付き合いに対する考え方も 自然と身についてくるものだと感じていたのです。だから 巷で起こることは 静観することが出来たのだと思います。ゆえに 経済的な貢献は少なかったかもしれませんが・・・

そうやって暮らしてきて 今思うのは 基本となる 住まう環境は特に大切だということです。誰に気兼ねすることなくいられる環境は 人生の大きな買い物です。つまり、家やマンションを持つことです。色んな事情から それが出来ないことも多いかもしれませんが 夢を描く上で 一番の事柄だと 多くの人は思っているはずです。でも、いざ!となると どこからスタートすればいいかわからず、思い切ってスタートできたとしても 色んな条件で思うように ことを進められなかったりもします。妥協や 迷い、それはもう当たり前で 思うように出来ることほど難しいといえます。

かりに、今どっぷりはまっている流行があるとして それを実践してしまったら、後々大変なことになりかねません。ただでさえ どんな新築であろうがリノベーションしたてであろうが 形あるものは必ず古くなっていきます。それが暮らすということです。むしろ 形の無い流行というものが 古くなってしまうほど 取り返しの付かないことはないのです。誰しも 夢見て、一生に一度と感じながら 手に入れる我が家が 将来、そうなってしまわないように 考えなければならないと思います。

私も思い切って今の家を決めました。新しかった家も 今では随分と汚れてきています。でも、それに合わせて 古い家具が新しいときよりむしろ、似合うようになってきたと感じます。この先は もっともっと古くなっていくことでしょう。でも、暮らしは変わりません。変わった構造、間取りにしなくて良かった。そう思う間もなく、人生は過ぎていきそうです。

古いものはいいですよ。他人に左右されること無く、自らが選び ずっと好きでいられる味わいに溢れていますから。あ!でも 自分でいいと思わなければ それもまた 他人の意見に惑わされるということですもんね。でも、古くなる流行に惑わされないことは これからも大事だと思うのです。

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