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2019年9月

什器。

商店にとって什器は とても大切なものでありました。扱う品物をいかに良く見せるかにおいて これ以上重要なものはありません。

例えば 子供のころのおもちゃ屋さんには 人気のおもちゃがきれいに並んだショーケースがあり それは ちょっとやそっとで 簡単に手に取れるものじゃないんだよ~という扱いがされていて・・・そこに憧れを感じましたし、スポットライトの明かりを受けキラキラと光り輝き・・・とても魅力的に感じられたものでした。宝石店の高級品のような感じがしたものです。

駄菓子屋でも 可愛い什器に掛けられたた人気のお菓子が天井からぶら下がっていましたし・・・その商品の魅力を引き出して、きっとたくさん売れたことでしょう。

そんな風に 品物の魅力を引き出し 売り上げを左右する重要な役割を担っていたのが 什器という存在なのです。昔の什器は 商用ということもあり 簡単に壊れてしまうものは敬遠されるため 頑丈に出来ています。ゆえに 今の暮らしに応用できれば この先ずっと使っていくことが出来るでしょう。ガラスケースのようなものであれば 使い道もたくさん想像できそうです。でも、あるものの専用什器に関しては その使い道も限られてしまうでしょう。それが この什器、花や野菜の種のラックです。

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種の袋は ポスカードよりも小さく もし、ポストカードを入れるならギリギリです。なかなかうまくいきません。でも、種を売る人がいるとすれば 味気のないプラスチックの什器に入れられた種より ずっと雰囲気は良くなり、売り上げも上がるかもしれません。種の魅力を引き立てるそんなかっこいい什器なのです。もし、違う使い道を与えてあげられるとしたら・・・この什器にしかない いい雰囲気を醸し出してくれることでしょう。

 

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余計なものほど面白い。

自宅には たくさんの可愛い食器があります。すべてを使いこなしているわけではありません。 「今手に入れておかないと もう出会えないかもしれない。」という想いで 買い集めたものの方が多いかもしれません。

正直、食器なんて ご飯茶碗とお椀とどんぶり、お皿や小皿、少し深めのカレー皿、割れにくいグラスがあれば 食事に困ることはありません。物を持たない人は こういうところで必要なものだけを持つ暮らしをお選びになっていることと思います。そういう暮らしを選ぶことも自由だし、いつ使うか分からないけどたくさんの食器に囲まれながら暮らすことも自由です。うちは たまたま素敵で可愛い食器を集めることが趣味というだけのこと。家族の誰にも理解されないものを集めるより よほど楽しいといえます。

家具もそうです。テーブルと椅子と食器棚、ソファーとテレビ台、ベットとたんすがあれば 充分に暮らせます。でも、それだけでは どこか味気ない・・・。その味気なさを味気あるものにするには 自分の中にある“素敵”を追い求めてみることではないでしょうか。

そのためには 自分だけが いいなと思えるものをお部屋においてみること。つまり、必要ではないもの・・・余計なものといえば 語弊がありますが 必要最低限から 少しだけ遊びが感じられるものという意味で 余計なものにこそ 暮らしを楽しむ要素が潜んでいるのです。

うちには ある意味、暮らしにとって余計なものがたくさんあります。だからといって 贅沢などでは決してありません。たくさんの食器も、ちょっと変わった家具も 暮らしを楽しむための余計だけど必要なものではないでしょうか。でも、そういう余計なものにこそ 暮らしを面白くするヒントが隠れているのだと思います。自分の中にだけある“素敵”と出会っていただければ・・・そんなに嬉しいことはありません。

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同じお部屋でありながら。

リビングが広いお部屋の方 結構いらっしゃると思ます。最近のお子さんは 自分の部屋よりも リビングで 家族がいる中で勉強するようです。そんな家族が集まる部屋を 広く取りたいと思うのは 今の時代の必然かもしれません。

テレビがついていて よく集中できるものだと感心しますが 娘もやはりそうでした。勉強が苦手だった私の時には考えられないやり方・・・せめて集中しないとと思って自室にこもって一夜づけのテスト前夜でした。

さて、そんな広めのリビング。皆さんはどんな配置で家具を置いていらっしゃるでしょう。ソファやテーブルは お部屋の中心にあり、テレビが見やすいように・・・。というのが普通の考えです。うちも帰ってのお楽しみはテレビなのでソファとテーブルは部屋の中心です。

だから、わりとそれ以外の家具は 壁につけるのが当たり前になります。リビングに入ると部屋全体が見渡せる。そんな配置の方が多いのではないでしょうか。案外、ソファやテーブル以外の家具を壁以外に置くという発想自体が あまりない気がするのです。

例えば 机などはやはりどうしても壁に向けて置きたくなりますが 外国のインテリア雑誌などでは 机がお部屋の真ん中にあったりします。窓に背を向けるのもよし、少し離して窓に向けてもよし・・・外国はお部屋に余裕があるからそんな置き方が 普通に見られるのかもしれません。余裕のない日本の住宅には ない発想です。

でも、もしリビングが広かったらソファやテーブル以外の家具を間仕切り代わりに置いてみると 部屋の雰囲気が一変するかもしれません。一つのお部屋に違う空間が現れるのです。ちょっと仕切られているだけで 小さなお部屋にいる感じになります。新しく 引き出しのみの家具をリメイクしました。背は低いのですが カウンターにもなりそうだな・・・と思いながらリメイクしました。お店では 机の空間を仕切るように、上にガラスのショーケースを置いてみました。机に座る感じがだいぶ違います。同じ部屋でありながら こっちとあっちではで 居られる感覚が違うのです。

秋物への衣替えの時期でもありますし、ちょっと発想を変えて・・・お部屋の模様替えも楽しいかもしれません。

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ほっては置けなくて。

買取にうかがった時、古いたんすを見つけました。処分したいということで お安く分けていただきました。

少し傷みがあり、引き出しも引っ掛かりがあったのですが、こういう古い家具は 出会いも少なく、また ただ処分されてしまうのは あまりにも惜しく、 手間はかかるけれど 何とか再び使えるようにしてあげたいと 思ってしまうのです。でも正直、そんなに引き合いのあるものではないですし お店においても ただの場所ふさぎになってしまうかもと考えましたが 不具合を直して、なおかつ 生かされることがあるのであれば リメイクの意味もあるのではないかと考えたのです。

おそらく、実際のたんすとして使うには よほどの古いものに対する理解がないと難しいでしょう。そして、ちゃんとした役割を与えてあげられない限り それこそ場所ふさぎにしかならないのです。

でも、きっと 誰でもじゃ無いにしろ きっと役割を与えてくれて 大切に使い続けてくださるかたもいるのではないか・・・と淡い期待も捨てることは出来ません。こうして ちゃんとリメイクできたことで、そんな少ないお客様を待つ準備は出来ました。そして、それはお値段にも反映し お手頃にさせていただきました。配達についても 近郊の方であれば 私がお届けにうかがいます。ご遠慮なく お申し付けください。

さて、どんな使い道が待っているのでしょう。手芸がご趣味の方なら 大量の生地が収納できますし、引き出しの中を細かく仕切れば 見せたくない細々がすっきり収納できそうな気もします。いずれにしても、工夫される方の下へなら とても嬉しく思います。

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穏やかな風。

久々に 両開きのキャビネットをリメイクしました。ガラスが6分割されたあまり見かけたことのないタイプのキャビネットです。たて1000㎜×よこ760㎜×奥行き280㎜と少し小さめ。でも、扉のデザインが ガラス窓の様でとても素敵です。

状態がとても良かったので 無塗装で・・・とも考えましたが リメイクしたほうがやはり うちらしい。この世にたった一つの個性的な家具となりました。お部屋にいい雰囲気を運んでくれることは勿論、大事にしているものをより大切にしようと思わせてくれる・・・そんな存在です。

ガラスが透明ではないので 扉をあけ放って・・・ディスプレー感覚で 飾っても楽しそうです。見せたくないときは扉を閉めて。

食器棚としても、コレクションケースとしても、もともとの使い道 本をしまっても・・・お部屋には きっと新しい穏やかな風が吹くことでしょう。

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小ぶり。

お話をしていると、「家具が欲しいのだけど 置く場所が無いのよね・・・」という言葉です。確かに うちもそうですが 物が増えるってそういうことです。使う目的が 思い浮かんでも、断念せざるを得ないというわけです。雑貨好きにとってのあるある話です。

今使っているものを 諦めて 入れ替えを考えるか、大きな家に引っ越すか・・・いずれも 現実的ではなく、どこか妄想の世界のお話になってしまいがちです。

なので、大型の家具は 難しいとしても 小ぶりな家具は 自宅でも現実的に考えることが出来ます。とにかく飾るものが 増えていくので、それを素敵に飾れる古い家具は重要です。活かすも埋もれさせてしまうのも 飾り方次第ですから。

現在、少し大きめの全面ガラスのショーケースはありましたが、その大きさの半分ほどの 小ぶりなショーケースが入りました。全面ガラスなので光を取り込んで すごくきれいです。(正面のガラスが2か所割れていましたが 補修してありますので 問題なくお使いいただけます。)オールドパイレックスのキャセロールを入れてみました。オーバルタイプがぴったり収まります。でも、いちいち扉を外さなければならないので 実際には 小さなものをたくさん並べたほうが よさそうです。

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そして こちらも小ぶりな本棚です。横幅58cmほどで、奥行きも20cmとスリムなサイズです。本は勿論のこと、食器のオープンシェルフとして・・・お鍋を並べてもかわいいと思います。使い勝手の良さはシンプルゆえ。思いつくまま お使いいただけそうです。

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いずれも古いものなので 飾るものの雰囲気を引き立ててくれることでしょう。

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趣味もインテリア。

私の趣味は 懐かしいもので 心にぐっとくるものを集めること。古いおもちゃを中心に、それに付随するレコードや書籍が日々 増え続けています。

でも、ただ集めるだけでは 箱にしまったまんま・・・ってことにもなりかねません。いつでも手に取れて、埃をかぶらないようにするってことが大切です。そして、時々は 取り出して、古い家具の上に飾り 電球の温かな明かりで照らしてあげます。錆びたり 汚れたりしているのが 古い家具に ぴったりで おもちゃといえども ちょっとしたオブジェにかわります。過ぎてきた時代を感じられて とてもいいものです。

そんな風に 趣味をインテリアに生かせれば こんなに楽しいことはありません。好きなものに囲まれる暮らしはこうして続いていくのです。

趣味もインテリアも 物言わずに自分を表現するものだと思います。好きなものに囲まれる暮らしを 自分流に作り上げていってください。

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土曜ですが。

新店舗での営業を始めて 早一か月。すっかり落ち着いて いつもののんびりムードに戻りましたが 前の店が 跡形もなく無くなっていて、慌てて調べてくださり 久々に足をお運びいただく方も多く、少し びっくりする状況でもあります。新しい出会いもありますし、お店が続けられて 本当に良かったと 胸をなでおろす日々に 安堵しています。

お店はのんびりなのですが あちこちからお声をかけていただき 仕入れは忙しく、いいものがたくさん入荷しています。順次、綺麗にして 店頭に並べていますので お時間があれば ゆっくりと遊びにいらして下さい。

でも、明日は 法事があり 土曜日ではありますが お休みさせていただきます。もしかして ご予定くださっていたら・・・すみません。今月のお休みは 明日で終わりますので その後は 休まず営業いたします。どうぞよろしくお願い致します。

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