裏方の役目。
久々に オリジナル家具の製作のご依頼がありました。趣味の手芸用品を収納しながら 作品作りを楽しめるように カウンター型のテーブルとベンチを作りたいとのご依頼でした。
詳細を打ち合わせするのに お店に来ていただいたのですが その時 ご一緒にいらっしゃったのが 十数年前、まだ家具製作を始めて間もない頃、机やキャビネットなど 製作させていただいたお客様で、ご依頼主は その妹さんだったということがわかりました。久々にお会いできて とてもうれしい気持ちになりました。お店を続けてきて 良かった・・・と思うのは そういう瞬間だったりするのです。
打ち合わせ通り作業を進め、完成品をご覧いただき とても気に入って下さいました。無事納められてほっとしましたが 実は 気がかりなのはこの先のことです。趣味の手芸を楽しみながら 気持ちよく続けていただける・・・そんなお手伝いが出来るのか・・・ということ。せっかくご依頼いただいて、長く気持ちよく使うことが出来ないようなら 意味がないですから。
製作には時間がかかり、いまだ技術が未熟ゆえ 完成品を見ていただくまでは不安です。気に入って下さるかどうか・・・そして、実際の暮らしの中で使っていただくうちに どう変わっていくのだろうか・・・あくまでも、趣味を楽しむための道具ですから・・・でも、より楽しむために必要な場所だと思いますし・・・裏方の役目は あとはしっかり見守ること。何かあれば お手伝いを続けるのみです。
納品の時、お姉さんもご一緒に来てくださいました。「お作りした 机は何か変わったところはありませんか?」と問いかけたところ・・・「まったく問題ありません。」とお答えいただきました。それに お部屋に収めて ディスプレーされた写真と 十数年前に製作した机の写真も同時にお送りいただきました。きれいなままの姿に感動し、大事にお使いいただけていることに 感謝の気持ちでいっぱいです。
この先は 裏方として見守り続けることが仕事になります。何なりとお申し付けください。本当にありがとうございました。

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