理想のお見本。
帰宅してからの もっぱらのお楽しみはやはり、テレビドラマです。とりあえず 片っ端から録画して、興味のない番組しかやっていない時に 繰り返し見たりします。で、最終的に 残しておくべきドラマはDVDに焼いて保存します。でも、わざわざ保存したくなるようなドラマは あまりありません。どんなに話題のドラマでも 残すべきと思わなければ さっさと消してしまうのです。どんどん新しいドラマが放送され どんどん消えていきます。繰り返し見る時間も無いので よほど気に入ったものじゃないと もう一度見たい!という気持ちになりませんから。
で、今頭に浮かんでいるドラマというのは 「夕暮れに、手をつなぐ」です。あまりにも現実感がなくて 内容はさておきますが 主人公の2人が居候する 夏木マリさんの家・・・というか暮らしが私には理想に思えるのです。


代々引き継がれた味のある日本家屋。おそらく 調度品も引き継がれて使われて、家と共に味わいを増し馴染んでいます。間取りも少し変わっていて 開放感が感じられ、縁側から望む 庭の景色も その家の一部・・・座卓で食事するのも生活感があって 昔からそうしてきたのだと感じさせます。暮らす人が 変わって、若い人に合わせるっていうんじゃなくて 若い人だって その暮らしを尊重し、合わせて暮らしている。庭も特別な空間ではなく あくまでも家の一部、お部屋の一部と感じられます。


夏木マリさんは 絵をかいている。もともと芸術肌の人。ものを持たない人ではなく、自分の感性で集めたものがごちゃごちゃと混在する中で暮らしている。でも、センス良く飾ることのできる人。そして、印象的だったのが 大きなステレオから流れてきた シュガーベイブの「ダウンタウン」のレコードの音・・・山下達郎さんか伊藤銀次さん?のギターから始まるその曲が流れたとたん、その音質の良さとほどよい音量は 家中を満たし始めて、若い人たちを陰ながら応援しようという あったかい気持ちを表しているように感じました。自分の若いころの 何かを挑戦しようと頑張っていた時の気持ちを重ねるように・・・そんな選曲だったような気もします。ファッションにも造詣が深く 自分らしさを知り、その家の暮らしそのものが 自分の生き方になっていると感じたのです。

ありきたりのもので 暮らしに不自由がなければ何でもよし、聞くものも着るものも流行に合わせてどんどん変わり、自分に合わなくても 面白いといわれるものに影響され どんどん時間を浪費していく・・・その先にいったい何が残るのだろう。そう思わせてくれたのです。
このドラマの夏木マリさんの生き方は まさに、自分が思う暮らしの理想・・・見本のようなものです。ドラマの見方って人それぞれだけど、その暮らしぶりがいつでも見返せるように このドラマは 保存版になったのです。
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