暮らしの跡。
若いときは あれも欲しいこれも欲しいを繰り返し、積み重ねの暮らしを送ってきました。しかし、いい歳になり お客さんからも「もの増やすのを控えないと・・・」って聞くようになってきて、本当にそうなのか・・・って考えることもあります。
“断捨離”という言葉がどこかからか聞こえてきて、それに共鳴する人が多いということなのでしょう。社会問題としては 親の残していったものを片付けるには 相当の費用がかかる。とか ゴミ屋敷の片づけにほとほと手を焼いているとか・・・そんな話もよく聞こえてきます。だから 身内に迷惑をかけずに暮らすことがいいことなのだと ある年齢を迎えると考えるようになるわけです。そんな風に考えることも理解はできます。大半の人はそう考えるはずです。若い人にとっては 親の使っていたものは そのほとんどは不用品です。おそらく 捨てるには惜しいものは残しておこう位の価値しかないと思っているはずです。それはその通り。ほとんどは要らないもの。片付けなければならないのです。だから、ものを増やさない暮らしを選ぶ人が増えていたりするのです。
でも、惜しげもなく処分してしまえるには 理由があるような気がしています。それが その人が残してきたものが 何の責任も感じず、買い求めてきたものであふれかえっているからです。そういうものを残されたほうは たまったものじゃありません。もしも、買いそろえたものが子の世代からも素敵に感じて、使い続けられるものだとしたら、そんな風にならないって 私は思います。それには 普段から、「いいなぁ。」って 感じてもらえるような暮らし方をしていなければなりません。つまり、受け継がれるものの多い暮らしを送ることだと思うのです。勿論、趣味が違うとか、暮らしぶりが違うとかそういう理由はあるにせよ、終の棲家を手に入れたなら そういうものたちと暮らしたいと思ってもらえるようなものを責任をもって選ぶことなんだと思うのです。と、ここまでは こだわって暮らしている人ならできるお話です。でも、もっと踏み込まなければ その大事にしているものに対する思いは伝わりません。選んだものたちをきちんと飾り、その景色そのものを素敵だと感じてもらわないと 受け継ぐんだ・・・という思いには届かないと思いますから。
もし、そんな思いで あとの余生暮らしていけたら 決して、残されたほうにも迷惑をかけることもないだろうと考えているのです。残すべきは、財産!と言いたいところだけど そこは少し難しい。だから、生きた足跡というか・・・せめても残せるのは 暮らしの跡。それをどう考えてくれて 若い人の暮らしに生かされるか、それを今のうちに しっかり見せておきたいと思うのです。景色を彩るように飾ることも大切。家と家具が似合っていること、その家具に似合う雑貨や食器がそろっていることも大切。何よりも 暮らしに根付いているか、住む人の生き方を語るものであるかどうか・・・大切なことがいっぱいです。

もうすぐクリスマスに、お正月を迎えます。うちのイベントはこんな感じだよ。よかったら帰っておいで。

カウンターでつまみ食い。それもいいか。

好きな取り皿とグラス持っておいで~

ま、好きに座って 自由にやろう。

あっちで盛り上がってるのは さておき、ゆっくり語らうのも たまにはいいかもね。

追伸 17周年のイベントも今週末で終わります。お得な機会をぜひご利用くださいませ。
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