ときめく灯り。
わたくし、男でありながらこういうムード満点の照明にときめきを覚えます。何故なんだろう・・・としばらく眺めていたら、ある光景が脳裏に浮かんできました。子供の時にも、大人になってからも感じたときめきでした。
それは 小学生の頃、初めて体験した 体育館での劇の発表会や組ごとの合唱発表会での待ち時間のことです。開演前の暗がりの中、暗幕からもれる少し、紫がかった明かりの怪しさが これから始まる劇や合唱は どんな舞台になるのかっていう、わくわくして 心ときめく場面を思い、気持ちが高揚していたのです。幕が上がり、舞台が明るく照らし出されると 物語に引き込まれていく自分がいました。下手くそな劇もあって がっかりしたことも多かったけど、あの開演前の暗がりと 暗幕からもれる明かりがもたらす効果は なぜか心をときめかせてくれました。娘の幼稚園の劇の発表会でも、同じ感覚になったことを覚えています。そういう 何かを感じる気持ちってのは 子供も大人も同じなんだなと不思議に思います。
さて、この灯りならきっと 灯すたびにあのときめく時間を甦えらせてくれるんだろうなと 思ったりするのです。

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