リメイク・古家具

花のある景色。

雪解けがどんどん進んでいますね。ようやく春がやってきます。あと一月もすれば 残雪のかげでひっそりと咲く花も見られることでしょう。

冬の間、安らぎを与えてくれた観葉植物。グリーンがあることで お部屋のいつもの景色を暖かくしてくれているようです。植物のある暮らしは やはりいいものです。

手間のかかりにくい アイビーやポトスがうちでは 長い間成長し続けています。ジャンクな家具と古いビンと観葉植物・・・そんな暮らしが うちには合っているのです。豪華な切花もいいけれど 植物との付き合いも人それぞれ。楽しみ方も それぞれです。

ただ、お花や植物は 育てることに重点を置くと、サボテン好きのお爺ちゃん家になりかねません。それは 目標とするところではないでしょう。お部屋の素敵な景色の一部として 植物は 重要なものだと思うのです。決して高価なお花でなくても 選ぶ暮らしの中で 生き生きと成長する様を見せてくれる・・・そんなことに 喜びを見出すための あえて選んだ暮らし方なのですから。

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ジャンクな鉢や使い古しのビンが似合う家具のある暮らし・・・素朴な花でいいのだから、背伸びはせず・・・花のある景色がお部屋にもあるといいですね。

そして、そんな景色を眺めるのは こんなテーブルでお茶を飲みながら・・・いいひと時を過ごせそうです。

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沁みる色。

先日、お店のパソコンを 初めて最新のものに変えました。それまでは 型落ちの古いバージョンのものを使ってきましたが いよいよ限界を感じ、初めて新品を購入したのです。

不慣れな私にとって 初期設定など、面倒で苦手で うまく切り替えできるのか・・・という心配がありましたが さすが最新。むしろ こんなに簡単なんだ!と関心しました。しかも 最初に写った写真の画像の綺麗なことといったら・・・目に飛び込んでくる鮮やかな色合いは まさに目の覚めるような美しさ・・・そんなことに感動したのです。

古いパソコンを使い続けてきたから、その使いやすさや 画像の綺麗さは 実に タイムスリップして 昔から現代に飛び越えてきた感覚です。技術革新とは 改めてすごいものだと感じました。

でも、反面・・・あまりの色鮮やかさには 慣れ・・・というか、どんどんすごいものでなければ納得できなくなってしまうこともあるのではないか と感じてしまいます。いいものに慣れてしまうと もっともっと良くならないと、その感動は得られなくなってしまいます。人とはそういうものです。新製品の開発は そういう勝負に終始していくのではないでしょうか。そうなると・・・いったいこの先の技術は どこへ向かっていくことになるのでしょうね。

古いもの好きの私としては それを追求する気持ちは 毛頭ありません。せっかくの最新のパソコンを大切に少しでも長く使いたいと考えています。

鮮やかで綺麗な色合い。それにも感動を覚えましたが 私には いつまでも心に残る色というものがあります。それは 昔のなんともいえない くすんだ淡い色合いです。学校の廊下の腰壁のくすんだ淡いグリーン。床屋さんの店先のドアのくすんだ淡い水色。木造家屋の窓枠のくすんで淡いベージュ。塗装することは 木材を保護する役割を担っています。でも、ただ色を塗るというだけではなくて なぜくすんでいるけど あんなに淡い、グリーンや水色やピンクやベージュに塗り分けられたのでしょう・・・。それは 知る由もありませんが 幼い頃の心の風景の色合いとして 今もしっかり残っています。

綺麗な画像の色鮮やかさは 感動を生みます。でも慣れてしまえば きっとなんとも思わない日がきそうな気がします。でも、心に残る くすんだ淡い色合いは 飽きることなく、いつまでも心に染み渡っていくのです。

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これからの人に。

私がインテリアに興味を抱き始めたのは 20代の前半・・・古いおもちゃを集め始めて、それが ある程度の数になり、ある場所で 古いおもちゃをインテリアの一部として 綺麗にショーケースに並べて飾っているのを見かけた時からです。

そこは 古い建物で、インテリアも古いものしか置いていないカフェでした。木枠のショーケースにずらっと並べられたブリキのおもちゃが 電球の明かりに照らされて・・・それは 素敵な光景でした。興味の中心は そのおもちゃでしたが 自分も どうせ家で飾るなら、こんな風に飾りたい・・・そう思ったことをきっかけに 古い家具を探し歩く日々が始まったのです。

もし、若い頃に おもちゃを集めていなかったら・・・きっと お店も始めていませんし、違った暮らし方をしていたはずです。それが いいだけ家財道具の揃った後でのことだったら・・・生き方すら 変わっていたのかもしれません。

現在、うちには その頃のものが 残っていて、ある意味 その家具にあうようなものでインテリアは出来上がっています。どんな 流行が起ころうと 好きなものを持ち続けて 今の暮らしがあるのです。若い頃に 出会えてよかった。本当にそう思います。

気付けば ようやく春の足音が遠くのほうに かすかに聞こえてくる時期になりました。春は 旅立ちの時期。一人暮らしをはじめる季節でもあります。もし、若い人が インテリアを想像するとき・・・古いものに惹かれるという 一風変わった考えの持ち主であった場合、こういう家具が お勧めだったりします。

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ちょっと渋いのですが 古い家具ならではの味わいを実感できるテーブルと飾り棚です。シンガーの網脚に フラットな天板を乗せ、引き出しなどのアクセサリーもそのまま活かしました。本棚は 木彫りのお花の装飾に可愛さがあり、決して地味なタイプではありません。使えば使うほどに その味わいを増していくことでしょう。

始まりがこういう家具であれば その暮らしぶりも、使う調度品も その家具の持つ雰囲気がきっかけとなり、行く末の暮らしぶりが 見えてきそうな気がします。こんなインテリアで暮らす自分・・・そんなワクワクする夢が実現できそうな気がするのです。

最初の独立は 何も無いところからのスタートだから 不自由でなければなんでもいいか・・・と思いがちですが そうしてしまって後悔していらっしゃる方も 多いはずです。お店に来る人に 「こんな暮らしがしたいな~」って 何度言われたかわからないくらい繰り返し言われます。「置くところが無い。」「うちの雰囲気に合わない。」そんな 理由で断念される方が とても多いのです。

そんな方には お勧めはしません。思い付きで手に入れたものほど 飽きる場合が多いからです。古いものに 本当の価値を見出し、これからでも 先の暮らしぶりを夢見ることが出来るなら、何も無いところからはじめる若い人であろうが すでに暮らしぶりが決まっている人であろうが、これからの人にかわりはありません。

「古いものに囲まれた暮らしをしてみたい。」そう思っている方にとって、いいきっかけとなる素敵な家具だと思うのです。

追伸  2月7日(水)は 月に一度のお休みを頂きます。

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思いっきり。

70年代 家具も家電も暮らしにまつわるものは とてもカラフルでした。カラーテレビが普及したということもその影響かもしれませんが ポップで華やか 身の回りには色があふれていました。

レトロポップといえば 花柄のグラスやホーロー鍋、プラスチックでできたキッチン用品やポットや電子ジャーやトースターなどなど・・・思い出される家庭用品に良く見られるデザインです。文字通り 懐かしいものの代表みたいな感じで、どんな家にもありました。当時の電気屋さんや食器屋さんは さぞ賑やかだったことでしょう。家事に携わる奥様たちは その現代的なデザインや可愛いもので 家の中を華やかにして 来るべき新しい暮らしを夢見ていたのではないでしょうか。

その夢見るようなポップな感覚は 今でも私たちに 現代にはない明るさや可愛さ、何にも増して はつらつとした元気を与えてくれます。集めながら、普段使いするという方も少なくありません。

そんな 素敵な雑貨をより素敵に飾るには 当時のレトロポップな飾り棚が理想です。でも、意外と見つからないのが このタイプの家具。実際、在りそうでないのです。

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しかも、水色・・・扉の窓のデザインも可愛くて、当時の大流行のデザインシールも綺麗に残っていて はがしてしまうのはもったいないのです。大切な レトロポップなコレクションを飾りながら使いながら 思いっきり楽しめそうです。

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不思議なもので。

状態が とても良かったもので、古いままで 飾っていた文机がありました。いかにも 日本風なその佇まいのせいか しばらく売れずにいたので 思い切って塗装することにしました。本当は その元のままの姿をお楽しみいただきたかったのですが 古風で日本風なものは やはりうちには 似合わないのかもと再認識した次第です。

でも、塗装してみて 納得いたしました。古いものには間違いありませんが 色を塗ることで ある意味、洋風なものへと感じが変わったからです。これであれば ソファの前において センターテーブル代わりに使ってもいいのではないでしょうか。

ディスプレーは 色んな場所で出会ったものをごちゃごちゃと・・・でも、なんだかこの感じが 個人的にとても好きです。生まれた場所も 使っていた人もばらばらなのに こうして集まってみると なにやら楽しげです。一つ一つは がらくたなんですけれど。

不思議なもので 色を塗っただけで・・・がらくたを集めただけで・・・こんなに楽しげになるのですから。

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夢の途中。

いよいよ今年も暮れようとしています。今年も ご来店頂き、お買い物をお楽しみくださった皆様 本当にありがとうございました。夫婦ともども、心より御礼申し上げます。

お店も11周年を迎え たくさんのお客様との出会いがありました。ちょっと見の人には ご理解いただけない ちょっと変わった雑貨屋が今なお、こうして続けていられるのも 「何かおもしろいものないかしら・・・」と 御自分の価値観で暮らしの道具を選び、普段の暮らしを楽しく彩りたいという想いを膨らませていらっしゃる 一握りのお客様のおかげです。

私たち自身が 暮らしの中の雑貨というものの大切さを感じ、その大切さを共有してくださるお客様と少なからず出会えたことは、ただ雑貨を販売するお店では出来なかったことのような気がしています。お伝えしたいことを受け止めて、自分なりの考えを持って 行動してくださることに 私たちは 本当の喜びを感じます。それぞれの暮らしの中で 活かしてくださる雑貨・・・そういうものをお届けしたいのです。

私たちも素敵な雑貨のある暮らしを始めて ずいぶんと年月も経ちました。でも、自分たちが思い描く、理想の暮らし・・・そこに到達できる日は まだまだ先になりそうです。完成などないのかもしれません・・・。それでも そこに近づくために、まだまだ素敵な雑貨探しは続きそうです。そう・・・まだまだ 夢の途中なのです。

今年も今日が仕事納め。来るべき新しい年には いったい何が待っているのでしょう・・・。どんな素敵な出会いを重ねていけるのでしょう・・・。今から その出会いにわくわく心が躍ります。どうぞ 新しい年も変わらぬご愛顧よろしくお願い申し上げます。皆様に 良い年となりますよう 心からお祈り申し上げます。

新年 初売りは 1月4日(木)9:30~18:00 です。
しかしながら、今年は チョコホリックの商品がご用意できず、恒例の福袋を作ることが出来ませんでした。なので 福袋の販売はございません。でも、新年の初売りに お楽しみいただけることはないだろうか・・・と考えた結果、特別なものをご用意しようと思いました。

それが ファイヤーキングなどのアメリカのヴィンテージミルクガラスのマグカップです。新しい年を 新しいマグで、コーヒータイムのひと時を楽しんでいただけますように・・・という思いを込めて・・・。できる限りの数をご用意しましたので お好みの一品をあれこれ迷いながら 見つけていただければと思います。そして、うちのお店では 2度目のご紹介なのですが 素敵なケビント(医療棚)が入荷しました。嫌なにおいもなく、状態もとてもいいものです。このケビントに マグをずらっと並べて・・・う~ん。素敵です。是非、お気に入りの一品を見つけてみてください。

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小さめですが・・・。

もういくつ寝ると~お正月ですね。いよいよカウントダウンです。すでにお休みに入っているという方も少なくないでしょう。日頃の疲れをゆっくり休めて 新しい年を楽しく迎えてください。

うちのお店は 12月31日(日)~1月3日(水)までお正月休みを頂きます。初売りは新年4日(木)から通常営業となります。 

今日、新しい家具をお店に入れました。近頃 なかなか出てこなくなってきた家具です。扉付のキャビネットは 雑貨を飾るにも、食器棚にするにも 可愛く飾りながら収納できる素敵なものだと思っています。できれば 普段使いのものではなく 少し特別に感じているもの・・・そういうものを飾るためには ありがちなものでは その良さも半減してしまいかねまないと思っているのです。その方だけの空間にしていただけるように・・・そう願いを込めていつもリメイクしています。

今回のキャビネットは 割と小さめです。その分、収納量としては少ないかも知れません。それでも 大切にしているものを愛着を持って飾っていただくなら たくさんの夢をつめこんでもらえそうな気がするのです。

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なんだろうこの違和感・・・。

先日、キャビネットがお嫁に行くことが決まったため 新しい家具を探しにいきました。

いつもお世話になっているその場所は 明かりの届かない薄暗いスペースがあり そこを目を凝らして見ていると、「なんだろうこれ・・・」という不思議な感覚のものが置いてあったのに気付きました。

明かりの届くところまで引っ張り出し、よく見て見ると わりとありがちな引き出しつきの小さなテーブルでありました。木目の化粧版の天板は 比較的良く出会う古い家具にありがちなデザイン。ところが 「なんだろうこれ・・・」と感じた違和感は ありがちなタイプとは明らかに違う作りにあったのです。丸く加工された脚も 見たことの無い太さ・・・引き出しの大きさも、どこかが違う・・・。そして 電話台などでよく見かける引き出しつきの飾り棚も、「なんか変だ・・・」と感じました。持って見ると 結構重い・・・あまり見かけない材質は 天然木で 合板ではないし・・・引き出しの表現も 見たことの無いデザイン・・・。

お店の雰囲気を変えたいという思いもあり 持ち帰ることにしました。で、よくよく観察すると・・・引き出しの中に どこか誇らしげな金属のプレートが張ってありました。そのプレートには “NEW YORK”のエンボスが・・・違和感の正体は 日本のものではなかったからだ!というものでした。材質が違う、デザインが違う、ネジが違う、釘が違う・・・そんなことで感じた違和感だったのです。そのいずれもが アメリカ製の家具。年代ははっきりしないけれど ミッドセンチュリーの雰囲気漂うデザインは おそらく’50~’60年代のもの。どこでどうして こうやって巡り会えたのか・・・出会いはやはり不思議です。

外国では ナイトテーブルという家具があります。ベットの脇に置いたり、ソファの横においてスタンドなどを置いたりするわけです。

そこで、日本製ですが 古いテーブルランプを置いてみました。モダンなデザインがぴったり、しっくり来ます。ミッドセンチュリーのデザインが 日本にも入ってきていたということですね。ちゃんとデザインされたものは 美しいものです。

日本の家具とは ちょっと違う雰囲気・・・そんな素敵な違和感を感じながら 日々の暮らしを送る。なんか 憧れます。

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雰囲気作り。

古いものを飾るには 雰囲気作りが大切だと思います。思い入れをもって集めたものは やはり目の着くところで いつも眺めていたいものです。それは なにも古いものだけに限らず、新しいものであっても 可愛く素敵に、雰囲気を大事に飾ってあげることは そのものに対する愛着も より深くなることにつながるからです。ただ、ことは大ごとだったりします。全体の家の感じ、家具の印象、身の回りの小物に至るまで 統一感がいるからです。好きなものを知っている人にこそ出来ることなのだと思います。

そこで、小さなシェルフを作ってみました。ちょっと寂しく感じられる壁に 一枚の絵を飾るような感覚で・・・・・足踏みミシンの小物いれを活かしたので 古いものとの相性はきっといいことでしょう。視線の先の雰囲気作りに・・・きっとお楽しみいただけると思います。

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近くに。

脚の折りたためるテーブルといえば ちゃぶ台などが思い浮かびます。昔の暮らしには 欠かせないものだったに違いありません。

日本家屋は狭く、現代のダイニングなど無い時代です。家族が多ければ 茶の間に布団を敷いて寝るなんてことも珍しいことではなかったのではないでしょうか。ご飯を食べて、家族が集まっての団欒の中心には ちゃぶ台があったはずです。でも、寝る時間には脚をたたんで 立てかければ 寝るスペースが簡単に出来たわけです。出来るだけ置き場所に困らないように・・・脚をたためるテーブルがあったのです。

洋風家屋が当たり前となった現代、このようなテーブルは必要ありません。一人暮らしのワンルームでない限り、リビングと寝室は別なはずです。置きっぱなしのテーブルで食事をするのが当たり前だからです。そんな現代だから あえて、おすすめできる理由があります。

日常の食卓は食卓として必要だけど、今日は ちょっと趣向を変えて・・・和室に置いて、座布団をしつらえ 熱燗で一杯・・・。普段のテーブルの距離よりもぐっと近くに感じられて・・・普段とは違う食卓になりそうです。

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