懐かしいもの

一つ一つで出来ている。

私の身の回りには 懐かしく感じられる古いもので溢れています。お店は 勿論のこと、自宅も見渡せば ちょっと珍しい古く懐かしいもので埋め尽くされています。

目を閉じて、幼少の頃を思い出せば 近所の駄菓子屋のおもちゃが並んだ棚とか 天井からぶら下がった偽物風の怪しいおまけとか ヒーロー特集が組まれた魅力的な雑誌などが作る賑やかな色とりどりの風景・・・プラスチックの昆虫バッヂが景品のくじ引きをやっていいものかと思い悩むざわついた心持・・・いつでもそんなワクワクしていた頃を思い出せるように・・・いや、もっと単純に そういう頃のものに囲まれていることで 気持ちが“安らぐ”というわけです。

でも、ただ集めるだけじゃなくインテリアに取り入れることで 今の生活環境が出来上がってきたのです。幸いにも 家族の理解も得られているような気がしているので この先も、ワクワクするような懐かしいものが きっと一つ一つ増え続けることになるでしょう。それは かけがえのないもの。簡単に処分できるようなものは 一つもないのです。

こんな風に 自分の暮らしは一つ一つの思い入れあるもので出来ています。積み上げてきて これからも積み続けます。ものが増える一方の傍ら、実は 増え続けるものは 物だけではありません。

好きな映画やドラマに触れて 湧き上がる感情や、一時の流行ではない音楽との出会い。いつでも読み返すことの出来る本の数々・・・時に自分を奮い立たせ、迷いを払い、前に進ませてくれる思い・・・自分を形作る何か。数には表せないけど 自分の中に積みあがる一つ一つの事柄。そういうもので 人は出来上がっていくものだと思っています。それが 生きることの目標なのだと思うのです。社会に貢献したり、誰かに影響を与えるものじゃないとしても 納得できたか否かで 生まれてきた訳としたいのです。

暮らしは 自分の思いや、一つ一つのもの達で形作られ 出来ています。それらに真剣に向かい合うことは 生きる証を見出すことになると大げさではなく 信じているのです。

休みの夕暮れ時・・・好きな音楽を聴きながら ウィスキーをちびちびと。バーで飲るのもいいけれど、自分のタイミングでリクエストしながら出来るのは 自宅ならではのこと。いい景色が広がる自分のテーブルで、一つ一つのお気に入りを目の前に 心も満たされていく・・・そんな時間は 自分で作るものなのです。

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ちょっと調子に乗りすぎて 酔いも深くなったと反省したら、転ばぬ先の杖・・・薬を飲んで就寝することにいたしましょう。Zzz・・・・・・

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時代。

来年、新しい天皇が即位され 新しい年号に変わります。私も もし生きていれば 昭和・平成・新年号と 3つの時代を生きることになるわけです。年を実感しますね。

私が多感な頃を過ごした昭和という時代・・・とても良かったな~という実感があります。古い不便な暮らしから、新しく 便利なものがたくさん生み出され その暮らしぶりの変化は 夢見る気持ちに匹敵するほど 劇的なものだった気がします。国民みんなが 明日を夢見て頑張る気持ちにあふれていた気がするのです。

ある意味、暮らしに不自由さを感じなくなって久しい平成の時代は 夢見る気持ちを自分で探さなければならなくなり、内面を育て 成熟しなければ夢を見られない時代になったのではないかという気がしています。ものの豊かさに満たされた後は 人の内面の成熟に 向かうべき。ということだったのかもしれません。そう思うのです。

でも、そんな時代を生きてきて 夢を見てこれたのは 昭和の時代のものと触れ合い、いろんなことを感じられたおかげだと思います。素敵な暮らしをしてみたいという 作り手と受け手の相乗効果が 景気を動かし、もっと便利に素敵にという 人の心が生み出したものたち・・・そこには たくさんの夢が込められていたと思うのです。

安くて、見栄えが悪くなければよし。という相互関係では 人の心は動きません。それが当たり前という考えにどっぷりつかってしまっては 日々は ただ流れていくばかりなのです。そんな時代は いい時代とは言いにくいと私は思います。

個人の好みに訴えかけて作られたものが溢れていた昭和という時代。きっと ものだけの豊かさではなく 人の感情の豊かさをも 育ててくれたのだと思います。来るべき新しい時代が そんな空気に満ち溢れることを心から期待したいと思います。

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好きなものに囲まれて。

お部屋の中にお気に入りの場所はお持ちですか?

何かに夢中になれる場所。もの思いにふけられる場所。何かをしようと考え、いい考えが浮かぶ場所・・・そんな場所が お部屋にあるといいと思いませんか?

お休みの日。何もすることがなければ 音楽でも聴きながら、寝転んで本でも読んだりすることも大事です。それがお休みですから。

ただ、「あれもしたい。これもしたい。」と考えを巡らせることは 案外時間がなければ出来ないことかもしれません。日々は 時間に追われるものですから、普段の暮らしの中では 「何かいいことないかしら・・・。」と思うところで止まってしまいがちなのではないでしょうか。だから、お休みは大事。そう思うのです。

仕事であれば やることは与えられるので、ただ遂行するのみ。でも、自由に考えることはとても難しく、自分のことでさえも 決められないものだったりします。何かに 夢中になって輝いている人を羨ましくは 思いつつも 自分に当てはめることの難しさは そこにあるのだと思います。

しかし、無理して見つけるものでもなく 何もなくてあせる必要もないことだったりします。「何かしてみたいな・・・」そう思う人のところだけに その思いつきは訪れるのだと思います。

でも、私は思います。好きな場所がお部屋にあり、そこで過ごす時間の中で 見つかることは きっと心からやりたいと思うことなんじゃないかと。自分が居心地がいいと思えるものに囲まれて、浮かぶ考えは 無駄になることはないのだと。だって、好きなものを選べる自分が居るからこそ出来ることなのですから。

好きなものに囲まれて過ごす時間は きっときっと、かけがえのないものを見つけてくれるに違いないと そう思うのです。

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ムードに誘われて。

オレンジの壁付けライトに 電球を入れてディスプレーしてみました。合わない場所につけると ムードがありすぎて 怪しい雰囲気が漂うのですが カラフルなキッチンには ぴったりです。
照明は 明るければいいものではないな・・・本当にそう思います。でも、この雰囲気は 実際には難しそう。普通じゃなく 独特な空間になりますから。
こんなキッチンで ムードに誘われて 味見がてら ワイン片手に料理するのも悪くない。ついついワインの量も増えそうな気がするのですけれど。

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春のパスティーユ。

冬のイベント、「冬のマルシェ」が終了しました。毎日寒く、足元も悪い中 足を運んで下さり お買い物をお楽しみいただいたお客様 本当にありがとうございました。一番厳しい季節を なんとか乗り越えることができました。それぞれのお客様の 冬のおうちでのくつろぎの時間がより楽しくなりますように・・・雑貨を通じて そう願ってやみません。
明日からは3月。いよいよ春の足音が聞こえてきそうです。通常営業に戻りますが アメリカからの荷物も届き、ファイヤーキングの食器とドイリーやテーブルクロスなど すっごく可愛いものをご紹介していきます。明日から店頭に並びますので お時間あれば見にいらして下さい。

チョコホリックが終了し、在庫も少なくなりつつありますが 同じコンセプトを貫きつつ 春のパスティーユを始めていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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素晴らしきかな。

この冬、野菜が高くて困ってしまいます。先日 ちょっと奮発して食べたキャベツの千切りの美味しいことといったら・・・どか雪の除雪作業に、燃料費に、野菜不足・・・北海道は 忍耐が無ければ暮らせませんね。

ここのところの連日の除雪作業で ほとほとお疲れ気味ですが お店もいつにもまして のんびりとしんみりとしています。雑貨は 食品などの生活必需品ではありませんからね。この時期は しょうがないと思うよりほかありません。

店を 見渡していると、いくつかの雑貨が目に留まりました。昔 配られたノベルティ雑貨であります。ノベルティをつけることで 販売促進が期待できますが 現代の事情と昔の考え方の違いは あまりにも歴然たる差があるような気がしてなりません。もらえれば何でも良いわけではないという点において、考え方の違いに気付くのです。

キャラクター頼りのノベルティは 昔もたくさんありました。その一方で 独自の色を強く打ち出し メッセージ性を感じさせるものが 昔は多くあったような気がするのです。

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例えば この初代クラウンの置物は 煙草入れになっています。実車を忠実に再現し、オーナーとしてのステイタスを感じさせる 素晴らしいものです。手前のライターは ロンソンタイプのオイルライターですが 朝日生命の名が刻まれています。憩いのひと時を・・・と言う意味か、健康へのいましめか・・・。それでも 簡単に壊れてしまうようなものではありません。また、小さなガラスのキャニスターは マックスウェルというインスタントコーヒーの刻印があります。刻印があるということは このノベルティのためにデザインされたものということではないでしょうか。チューリップのデザインが可愛くもあり、かっこいいです。アメリカマクドナルドのノベルティマグは 冬春夏秋がデザインされ たくさんの幸せが訪れますように・・・とメッセージが込められています。このデザインも素敵です。本当なら レアアイテムなのですが 状態がいまいちなので お手頃価格にしています。そして、森永のビスケット缶のデザインの奇抜さと かっこ良さといったら・・・デザイナーさんの個性が光る一品だと思います。

いずれも、時代が変われば捨てられても仕方の無いものです。ビスケットの中身が無くなれば 用済みとなる単なる入れ物ですし、思い入れも無くただ もらえるからもらっとこう。というものであれば 真っ先に処分されてしまったことでしょう。でも、どんなノベルティにしようかを考え、素敵なデザインをひねり出したデザイナーの 仕事に向かう姿勢は、とても素晴らしいと思います。こういうものを生み出してくれた 昔の企業家の考え方に共鳴できるのです。おまけだから・・・と考えなかったことで こうして、今のノベルティ事情との違いを感じることが出来るのですから。

素晴らしきかな 昔の人の考え方。素晴らしきかな 昔のノベルティ。そう思うのです。

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不思議なもので。

状態が とても良かったもので、古いままで 飾っていた文机がありました。いかにも 日本風なその佇まいのせいか しばらく売れずにいたので 思い切って塗装することにしました。本当は その元のままの姿をお楽しみいただきたかったのですが 古風で日本風なものは やはりうちには 似合わないのかもと再認識した次第です。

でも、塗装してみて 納得いたしました。古いものには間違いありませんが 色を塗ることで ある意味、洋風なものへと感じが変わったからです。これであれば ソファの前において センターテーブル代わりに使ってもいいのではないでしょうか。

ディスプレーは 色んな場所で出会ったものをごちゃごちゃと・・・でも、なんだかこの感じが 個人的にとても好きです。生まれた場所も 使っていた人もばらばらなのに こうして集まってみると なにやら楽しげです。一つ一つは がらくたなんですけれど。

不思議なもので 色を塗っただけで・・・がらくたを集めただけで・・・こんなに楽しげになるのですから。

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あの頃のワクワクを。

気がつけばもうすぐクリスマス。娘へのプレゼントも用意して なんとなくクリスマスの準備は進めていたけれど、子供の頃のような ワクワク感は 感じなくなっています。大人になってからも かみさんとのクリスマスは お互いにプレゼントなど用意して 心躍る楽しいものでした。娘も小さい頃は 喜ぶ顔が見たくて 同じようなワクワクを感じていたものでした。

小さかった娘も成長し、もうすっかり大人。プレゼントもきっと大喜びしてくれることだろう・・・と楽しみではありますが なにやら今までの自分の気持ちとは 少し変化してきていることに気付きます。

それは・・・きっと、自分自身が子供の頃感じていたようなワクワクした気持ちを感じられなくなっているからなのです。それもそうです。私もすっかりおじさん。ただ、のどから手が出るほど欲しかったおもちゃを待ち望む年ではありません。クリスマスは 家族で過ごせれば いい日へと変わってきたのです。しかも、娘もいつまで 親と一緒に過ごしてくれるか・・・なんてことを考えると 少し寂しさもあいまって・・・感慨深い行事へと変わってきているのです。

でも、せっかくのクリスマス。あの頃のワクワクを思い出して、そんな気持ちで迎えられたらいいなと思うのです。そんな時ふと目に留まったのが これです。

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大嫌いだった病院の診察室で 青白い光を放っていた存在。中に置いてある 診察器具が妙に綺麗で・・・格好良く感じて・・・その時 欲しくてたまらなかった「変身サイボーグ」というおもちゃを連想していました。スケルトンのボディの中は 機械になっていて 色んなヒーローに着せ替えできるというおもちゃでした。悪役や相棒の動物もサイボーグという未来的でSFチックな世界観は とても魅力的でした。ストーリーを考え、遊ぶ・・・遊びは創造ということを体験させてくれたおもちゃだったのです。

そんな気味もちをふっと蘇らせてくれて、少しだけ あの頃のワクワクを思い出し クリスマスを楽しむ気持ちがわいてきたのです。こういうことかもな・・・と思い出せてよかったと思いました。皆様も 素敵なクリスマスをお迎えくださいね。

ちなみに 中の蛍光灯を普通のものに変えてあるので、お気に入りのコレクションを飾る特等席にいいかもしれません。工夫する楽しさはまさに創造。おもちゃと同じワクワクする感覚です。

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『やる気』

去年の今頃は 娘が受験勉強中で、夜遅くまで眠い目をこすりながら 頑張っていたことを思い出します。その頑張りの甲斐もあり、春には いい便りが届いて 今やキャンパスライフを謳歌しています。

勉強は 一日にして成らず、日々の積み重ねといいます。やる気スイッチを押し続けてくれる環境があれば 持続してやる気も維持でき、いい結果を得られる機会も増えることでしょう。でも、本当の意味で やる気になるっていうことは やはり本人次第なのだと思います。地道に続けることの難しさは やる気によってカバーされるものだと思うのです。本当にやる気にならなければ やっているふりを繰り返すだけ。子供に いくら「やる気になりなさい。」と そう言ってみたところで、本人が見つけなければ意味が無いのです。

振り返ってみれば、そう言っている自分は どうだったのだろうと考えます。やる気を見せている人が言う場合と、あなたのためを思って・・・と言う場合と 受け取るほうの気持ちはどうなのでしょう。

自分のことを棚にあげて 親の威厳にかさを着て 言うことは簡単です。でも、子供は 簡単なことに向かうわけじゃない。やる気をコントロールしながら 眠い目を見開くのです。もし、言う側の私自身が 日頃から どんなことに対しても やる気をもって挑む日々を送っていたとしたら 「やる気が大事!」と言うだけで 説得力あるものになると思っています。だから 「やる気」は大切。そう思うのです。

毎日の仕事をそつなくこなし、時々楽しいことがあり 平和に暮らしていれば 何の文句もありません。でも、そんな日々は ある意味退屈といえなくもありません。どんなことでも 子供と同じように やる気を持って挑戦し、頑張っている姿は 悪い影響を与えるものではありません。やる気をもって仕事に精を出し、趣味にだって真摯に向かい合う・・・そういうことって 自然と伝わるものではないかと 私は都合よく解釈しています。

それには 自分自身が奮い立つためのやる気が大事。今日はやめとこうか・・・流される気持ちを起こさないためには 何が必要か。大人なのだから 自分で考えるしかありません。私には 自分だけの場所が必要です。そのために欠かせないお気に入りのものたちが必要だと 大真面目に思うのです。

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11周年記念祭も明日、12月10日(日)で終わります。お得なダブルスタンプも明日までです。よかったら 有意義にご利用くださいませ。

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ポップな時間。

「シックな時間。」というお話に続き 「ポップな時間。」にもお付き合いください。

懐かしく感じる方も多いかもしれません。この手の家具は 色んな友達の家にもあった記憶があるので たくさん売れたのではないでしょうか。割と低価格で 買いやすかったのがその理由だったのでは・・・と推測できます。でも、理由はそれだけだったのか?なにぶん子供だった頃のもので 親世代の人たちがこぞって買い求めた気持ちを知ることは出来ないので 本当のところはわかりません。

ただ、この当時 暮らしを取り巻く環境は ずいぶんと色にあふれ、ポップなものがあちこちで見かけられました。サイケデリックなどの近未来的なファッションが出てきて、ちょっと変わった時代だった気がします。食器なども ポップな花柄やフルーツ柄などがあり、そういう流行にあわせて ポップな家具も登場したのではないかと・・・・推測ですが。

だけど、冷静に この色の家具をたくさんの人が買ったのは 正直あまり理解できません。普段、シックな色の服ばかりを着ていた人が いきなり縦縞のパンタロンのズボンを履くようなものです。時代の気分というものは 消費社会を動かしてきた証拠のような気がします。

それでも よくよく見てみると ポップなものをこよなく愛す人たちには 大切な存在なのだと思います。普通の家具屋さんではもはや売っていませんから。昔の家具屋さんにいっぱい並んでいた時代、ポップ好きというこだわりがあるという人は どれくらいいたのでしょう・・・。実際には 黒電話を置いていたりして・・・ちぐはぐと思いつつも使われてきた・・・というのが本当のような気がします。

ディスプレーしていても本当に相性がいいものは 当時の飛び切りポップな感覚のものです。だから 正直 本当は難しい家具といえます。それでも ポップなものをこよなく愛す方にとっては これでなくては物足りないのではないでしょうか。大好きなポップで可愛いものを思いっきり引き立ててくれるに違いありません。

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