懐かしいもの

引き立て役。

先日も タイルのストーブ台を利用したテーブルをご紹介しましたが 今や ストーブ台は その本来の役割だけでなく 違う使い方を模索しながら いい雰囲気をかもし出してくれるものとして 季節問わず好まれるものとなっています。

タイル職人さんたちが残してくれたいい仕事は 懐かしくもあり、また いろんなものを引き立ててくれるステージとしても重宝されています。およそ 同じものを見かけることなく、職人さんのセンスと美意識が発揮された場所だった気がします。

たいていは 木枠だったり、アルミの枠で囲われた台に タイルが敷き詰められていて 屋内での使用に限られ(ストーブによる火事を防ぐ役割なので当然です。)外で使うとすれば 劣化することを理解したうえでということになります。木枠は ぼろぼろになりますし、タイルのはがれ(凍害により)は覚悟の上ということです。

それでも、庭の雰囲気を引き立てて、お花や鉢を引き立ててくれるので 外で使いたくなるものでもあります。工夫と覚悟があれば 素敵な使い方もきっと出来ることでしょう。

今日ご紹介するのは そのストーブ台ですが 今まで出会ったものと基本的なつくりが違うので 是非、お庭の引き立て役として使っていただきたいと思います。何が違いかというと ベース自体がすべてコンクリートで タイルが貼り付けてあります。だから とても重量があり一人で持ち上げるのは 大変です。木などの劣化する材料が使われていないので 外での使用も問題ないと思います。ただし、凍害は避けられず タイルのはがれはあることでしょう。でも 大切にするのならコンクリートボンドでつけてあげれば 問題は解消できます。勿論、室内なら ずっと変わらずお使いいただけます。

形が円形というのも珍しいタイプ。お庭の中心のアクセントに・・・引き立て役でありながら きっと存在感を発揮して・・・いい雰囲気に お庭を導いてくれそうです。

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証。

私は 古いおもちゃが大好きです。だから 時々、専門店を覗き ぐっと来るものは無いものかと目を皿のようにして 探します。でも、高くて買えたもんじゃありません。昔は 気軽に買えたんですけどね。いい時代がありました。

ぐっと来るもの。それは おもちゃ好きの間でも 色々あるようで、どうせ買うなら状態のいいものをというのはありますが 私の場合、いいだけ遊ばれて こたこたになっているものに心惹かれます。だって それだけ子供に愛され たくさん遊ばれたという証ですから。そういうものが 良くぞ今まで残っていてくれたものだと ときめいてきます。

遊んでいた子供も成長し その存在を忘れてしまったとしても 残しておいてくれるだけの存在だったということでもありますから。

暮らしの道具にも そういう感情を思い起こさせてくれるものがたくさんあります。私は そういうものをこよなく好きで居たいと思います。こんな ぼろく こてこてのものも、いい雰囲気を出してくれます。ミシンの手元を照らしてくれる 小さなライトです。アルミのかさが べこべこにへこんで 塗装もはげて・・・でも、きれいにして その雰囲気に合わせて ジャンクな板に取り付けてあげることで ぼろいおもちゃも ぐっと引き立ててくれます。

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感情は人それぞれ。どういうものに惹かれるかも人それぞれ。ぐっとくると感じられるものには きっと大切にしたいと思う証があるものだと思うのです。

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出会いの週末。

ゴールデンウィーク明けから ここ数日で、いいものをたくさん迎え入れることが出来ました。

新しいものとの出会いは やはりとても刺激的。気分もわくわくしてきます。今まで何度も 出会い 気に入られて送り出してきたもの。今まで 見たことも無いようなもの。懐かしさがこみ上げてきて 迎え入れずには居られなかったもの。それぞれが 日の光を浴びて 再び光輝き始めているようです。

雑貨は 暮らしの道具です。暮らす人を生き生きと輝かせるために 必要なものです。個性ある特別なものは きっと暮らしを豊かにしてくれるはず・・・。そういうものとの出会いは 人にとって かけがえの無い時間を運んできてくれます。自分の中にある “想い”は そういう時にこそ 発見できるものです。だから かけがえの無い時間となるのではないかと思うのです。

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急いで写真を撮ったので 写りもいまひとつですし、綺麗にする時間もかかり 徐々に店頭に出している最中ですが 週末には すべてをご覧いただけそうです。

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どんな素敵な出会いが待っているのか・・・どんなものに心惹かれるのか・・・出会いの週末がやってきます。あなただけの 素敵な時間をお過ごしいただければと思います。

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思い出の余韻。

祭りのあとは 寂しくなるものです。それが楽しければ 楽しいほど・・・ゴールデンウィークも終わりに近づいています。今年は 連休も長かったし 比較的天候にも恵まれたので、楽しい思い出もたくさん出来たのではないでしょうか。

ちょうどこの時刻、連休も終わりだな・・・という気持ちと 明日からまた仕事だな・・・という感情が入り混じり ちょっと寂しさも込み上げて来ます。

休んだのだから 頑張らないとね。そう思い直して この時間、思い出の余韻に浸ってみますか。

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今月は 10日(水)にお休みを頂きます。かみさんと出かけてきます。

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温もりを残したい。

今のキッチンはシンプルで機能的。お掃除もしやすく 手間がかからないことが売り文句のようです。実際、毎日 キッチンに立つ人としては そのほうが断然いいのでしょう。それは そうです。

でも、昭和30年代を描いたテレビドラマのキッチン風景のほうが断然素敵だと思います。へたしたらガスコンロも無かったり、レンジは勿論 オーブンも電気釜も無い時代、料理は大変手間のかかることだったに違いありません。それでも 今のキッチンの風景よりも断然 温もりが感じられます。火加減も下ごしらえも 味付けも、すべては自分流。調理器具や 食器も大切に扱い、家族の元気を支える気概にあふれています。

しかし、いくら素敵だからといって 「そういう暮らしに戻るべき。」なんてことは言いません。できれば 少しでも手間をかけず 美味しいものを作りたいという気持ちがこの先 変わるなんて事ありっこないからです。それだけ 忙しい日々を送っているということです。

だけど、近未来的で便利な道具を使いこなし 美味しいものを作ることに長けたとしても、すべて手作業でしかできなかった時代の そこにあった温もりだけは 忘れずに居ることがこの先、大切になっていくような気がするのです。

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このキャビネットは とても素朴でいい味わいがあります。それに とてもがっしりしているので 上に物を置いても平気です。奥行きが広いので 大皿がそのまま入れられる 少し変わったサイズです。塗装をしようか・・・とも考えましたが この素朴さゆえ塗りがたく・・・もし ご希望があれば お好きな雰囲気に塗装しますので お申し付けください。

料理酒は 陶器のビンに移し変え、乾物は ブリキ缶の中へ。ガラスの窓がついているので 中身も見えるところがいいのです。絵になるお皿は 飾って楽しみます。今のキッチンにも こういう温もりを残しておきたいと思うのです。

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黄昏どき。

天候も回復し、晴れ間が見えた日曜の夕方。日も長くなって少し得した気分です。風はまだ冷たいけど 窓から差し込む夕日が綺麗です。

そんな黄昏どきに似合う場面を切り取って見ました。

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落ち着く景色。

インテリアを考える時、皆さんは 何を参考にしますか?今は いろんなタイプのインテリア雑誌があるので 好きなインテリアを探すのには事欠かないかもしれません。

私は・・・と考えてみると、頭に浮かぶ景色が参考になっているような気がしています。

私が小学校に入学したとき、その学校は 歴史ある古い木造校舎でした。5年生になって新校舎に移るまで 80周年を迎えた古い校舎で過ごしました。白い土壁に太い木の柱、ぎしぎしいう板の廊下と木の広い階段・・・トイレは コンクリート打ちっぱなしの仕切りのない古いトイレ・・・ちょっと怖かった思い出が・・・。

そして、風をひいていやいや行った病院の診察室の白いカバーのかかったスツールと白いカーテン・・・床屋さんの木枠の大きな鏡と白い医療棚。駄菓子屋さんのブリキやガラスのお菓子ケース・・・パンがいっぱい詰まったガラスのショーケース・・・それをきらきらと照らし出す裸電球の明かり・・・。そんな景色が 頭に浮かび、そういう景色を我が家にも 取り入れたいと思うのです。学校や床屋や病院や駄菓子屋で見た景色・・・それにまた出会いたくて 古いものを訪ね歩くのです。

自分にとっては 懐かしく 落ち着く景色。家でくつろぐ時間、そういうものに囲まれて過ごすことが 大事なインテリアの参考となっているのです。

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追伸

久々に 古い食器が大量に入荷しました。花柄つきの耐熱ガラスに、花柄グラス。ガラスの色付き小鉢に 可愛いお皿などなど・・・小引き出しも久々の入荷です。ご紹介はまた改めて・・・つたないお話とともに。

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旅の道連れ。

みなさん 旅はお好きですか?

日常を離れ、違う土地で 違う景色を見、違う空気を吸って 土地のものを頂く。非日常の体験を通して 心も体もリフレッシュできて、思い出のページ作りには 欠かせません。

うちは お店を始めてからまとまった休みも取れず 家族を旅行に連れ出すことはありませんでした。それでも 法事などで かみさんの実家に行くには 数日が必要で その道程は旅そのもの。この10年、その数回の帰省が唯一の旅と呼べるものでした。

やはり 違う土地に行けばその道すがらの景色・・・触れ合う人たち・・・記憶に残ることも多く、何てことない 切符の半券でさえ捨てられずにいるものです。何故か 旅の思い出は取っておきたくなるものです。そういうもの・・・誰しもきっとあることでしょう。

先日、古いトランクを仕入れました。それぞれサイズが違うので 積み上げてみました。どんな使い道があるかな・・・そんなことを考えてみました。

昔の人は こんなトランクに荷物をつめて、汽車に乗って旅に出たのかな・・・そんなことを想像すると、やはり 旅にまつわる使い方が似合うと思ったんです。今、これを抱えて旅をする・・・そういう人が居てくれれば本望だけど そんな人は居ません。だったら 旅の思い出を詰めておける収納にしてあげることが せっかく綺麗に残ってくれていたものに対する いい使い道ではないかと感じたのです。トランクですから 質実剛健、柔なつくりではありませんし、置いておくだけでもどこか絵になります。その中に 旅の思い出がいっぱい・・・って考えただけでも 素敵だと思うのです。

古いものに興味のない方は 想像もできないでしょう。こんなものを飾るなんて。そもそも旅とは 情緒的なものです。旅の道連れに 思いも残るものです。旅に思いを馳せられる人なら きっとわかってもらえる感情ではないかと思うのです。勿論、違う使い道もたくさんあるでしょう。でも、共通するのは 大切なものは大切にするという気持ちだと思うのです。

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見るという事。

お店には いろんな人がやってきます。外観とか 雰囲気で お店の特徴を演出しているはずなのですが わざわざ車を止めて、折角ドアを開けて入ってこられたのに・・・という方が少なくありません。

どんなものを置いてる店なのか?という興味からの行動ですし、よくある雑貨店と 少し違うような気がしているので 興味のない方にとっては 「通りすがりに見てみただけ。」ということなのでしょう。

勿論、雑貨屋は 見てもらわねば始まりませんから、お気に入りが見つからないことも当然のようにあり、むしろそれは お店側の品揃えの悪さからくることだと 承知しています。しかも うちの品揃えは ある意味偏っているので 街中の雑貨店とか 量販店の雑貨コーナーしか見たことの無い方にとっては異質な気がします。あえて そうしているわけです。だから、来られる方には 出来るだけ古いものと付き合う心地よさを精一杯お伝えできれば それでいいと思っています。せめて、普段の暮らしの一つのヒントとして 思う時間を持っていただけたとしたら・・・それで十分なのです。

でも、ほとんどの方は 「見ているのに見えていない。」のです。興味のある方は 違います。よくぞ 見つけてくれました!というものをしっかりと探してくださいます。感心するばかりです。

「見ているのに見えていない。」というのは 「見るに値しないものは 認識しない。」という言い方が出来るかもしれません。私自身も 興味のないものは 見ているのに 見たという記憶がありません。よくある事ですが 時間の無駄使いです。でも、不思議と好きなもの、興味のあるものは目に飛び込んできます。人って そういう風に出来ているのかもしれません。

「どう暮らすか?」という考えも 案外同じことが言えそうな気がします。新しい家があり、便利な家電を揃えます。それが“暮らす”という上で 大事なものだと誰しもが考えます。便利で快適!!そのために 新しい家電を求めるわけです。説明を聞き、出来るだけ使い勝手のいいものを探します。しっかり見て、満足するわけです。でも、それが 暮らしの中心だとすれば、古いものにその居場所はありません。積み上げてきた思い出さえも一緒に 処分してしまいます。それが普通で 当たり前だと思います。“見ているもの”が違うのです。

一例で 家電のことをあげましたが、うちにはおよそ 近代的な家電という存在は ありません。むしろその逆。近代的な家電には 合いそうもないものばかり。暮らすということの考え方の重きの置き方が違うのです。昔ながらの 暮らし方にもたくさんいいことがあり、それを大切にしていきたい・・・そう考えているのです。

何もすべての食品を冷蔵庫に入れる必要はありません。入れなくても大丈夫なものは 蝿帳へ・・・今では 家の中に蝿がいるなんてこともなくなりましたが・・・であれば 尚好都合。現代ですから 暮らしの中の大切に思っていることを 垣間見れそうな風景だと 私は感じるのです。

いろんな方が この風景を見ています。でも、本当の意味で “見えている”人は 滅多にいないことを 少し寂しく感じたりもするのです。
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看板犬。

うちのお店には 雨に日も風の日も、カンカン照りの日も大雪の日も・・・お客様を外で迎えてくれている看板犬がいます。とは言っても 本物の犬ではなく 犬型の子供用三輪車の犬です。

ずいぶん昔のもので、なおかつ ずっと外でお客様を迎え続けてくれているので プラスチックが劣化して もろくなり壊れてしまいそうです。以前は 子供に乗ってもらったりしたこともありますが 考えてみれば もうおじいちゃん・・・あとは 壊さぬように大事にしていこうと思っています。

一周年の記念でお配りした記念プレートの第一号デザインとして元気な姿を残して置けたこと・・・思い入れがあり 同じ犬種の小さなおもちゃを見つけては お店に飾ったりしてきました。店頭に並べるほどのものではなかったものは 手元に置いておこうと思います。でも、今日 ちょっと素敵なものと出会ってしまったので ご紹介します。

サンアンドスターという日本のぬいぐるみメーカーの 「101匹ワンちゃん」のぬいぐるみです。昔から ディズニーの版権を持ち たくさんのぬいぐるみを作ってきたメーカーのものです。ポンゴとパディータと子供が3匹。とても状態もよく、お店としては 離れがたいものですが 結構大きいので ちょこっと飾るというわけにはいきませんし、ばらばらに販売してしまうには 可愛そう・・・セットで気に入ってくださる方がいらっしゃれば・・・と考えました。

看板犬として ずっと付き合ってきたダルメシアンの三輪車と同じダルメシアン・・・離れがたいけど 大切にしてくださる方の元へなら寂しくはありません。ずっと居てくれてもいいのだけれど、お別れする日も来るのかもしれません。それまで 可愛がってあげようと思います。
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