食器

特別な夜だから。

クリスマスが近づいてきました。準備は 整いましたか?

素敵なお店で お酒を飲みながら・・・とか 友人と賑やかに・・・というクリスマスの過ごし方は はるか記憶のかなたの出来事です。プレゼントが楽しみでならなかった子供の頃にも もう戻れないし、これからは 静かな夜に ちょっとした贈り物を贈りあえるような そんな機会にしていきたいです。

ささやかなご馳走と 日頃の感謝を込めて用意したプレゼントで その日を楽しむ・・・本来の意味合いとは違うけれど そんな風に 特別な一夜を過ごしたいと思います。だから、普段の食卓とは 趣向を変えて・・・テーブルの演出も お忘れなく。

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ならでは。

クリスマスが近づいています。毎年のことながら どんなプレゼントにしようか迷う時期でも有ります。

娘が小さいときは サンタさんからのプレゼントと親からのプレゼント2つを用意するのが通例で それなりに苦労しました。二十歳を越えた今年は 出来るだけ希望のものをプレゼントすることになりそうで、予算に気を配ってリクエストしてくれると助かるのですが・・・。

でも、この時期は 贈った相手の喜ぶ顔が見れそうで 楽しみ一杯の気分です。お正月もすぐですし 普段とは違い ウキウキしてきますね。受験生をお持ちの親御さんにとっては そうともばかり言ってはいられませんが・・・。今年ももう少し・・・無事終えられるように。そして新しい年が いい年になるように、準備をしていこうと思います。

娘も成人を迎えるので、早かったなぁ・・・という感慨と これからの人生が幸せであるようにと 思うことが多くなりました。すると浮かんでくるのが 結婚して、子供が生まれて、家族が増える・・・そんな風になることも ありえなくもないわけです。もしそうなったら 私はお爺ちゃんで かみさんはお婆ちゃんです。想像するだけで むづがゆくなってきます。お爺ちゃんとか呼ばれることに抵抗は無いけれど、自分で認識するには 自分なりにアクションを起こす必要があるのでは・・・と考えました。自分がお爺ちゃんだと意識するために。

仮に 娘から何かしらのプレゼントをもらうとして、こんなプレゼントなら きっと嬉しくない。と思ったのです。

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アイラブ グランパのメッセージが入ったマグです。孫からのプレゼントなら きっとひとしおでしょうが 娘のおじいちゃんではありませんからね。ちょっとお門違い。でも、選ばれそうなものなので それはちょっと違うと・・・。

だから、きっと自分がお爺ちゃんであることを意識するために 自分でこういうものを用意するアクションを起こすことになりそうなのです。自分で アイラブのメッセージは選べませんが・・・。

プレゼントは 思いを伝える絶好の機会です。でも だから難しい。色んな思いを抱えて たくさんの人がプレゼントを選びます。どんな思いで、選ぶのか・・・雑貨屋ならではの楽しさが そこにはきっとあるのです。

12月12日(水)は お休みをいただきます。年末のお休みの予定は また日を改めてお知らせいたします。

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もっと出会いたい。

アメリカのミルクガラスなどのヴィンテージの食器も大好きですが その影響を受け、1970年代から始まった 日本製の耐熱ガラスのラインナップも 結構奥深くて大好きです。

オーブンや電子レンジが登場したものの 当時は高級品で 今のように普及するまでには相当な時間がかかった記憶があります。でも、当時の食器メーカーは そんな高級品もいつかは 欧米のように当たり前に使う時代が来ると踏まえ 先行する形で次々とラインナップを登場させました。透明な耐熱ガラスに オリジナルのプリントを施し、夢のある素敵な食卓を演出していたのです。

時代の流行にあわせ、すごくポップなものや 花柄やシックなデザインが その時代の食卓を彩ってきました。ギフトなどで選ばれることが多かったため 立派な化粧箱に入れられ、セット品なども多数ありました。一つのシリーズのアイテム数も多く 同じシリーズで集められる楽しさもあったのです。だから 結婚のお祝いなど 色んなギフトシーンに使われて たいていのお宅には 必ず一つはあったといえる食器なのです。

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電子レンジは無くても食器だけは持っていた。と言うご家庭も少なくは無かったのではないでしょうか。今は レンジやオーブンがあって当たり前の時代となりました。憧れを手にする夢の時代が終わって久しく、当たり前に馴染んでしまったようです。でも、そんな時代だから 食卓を彩るアイテムとして かつての夢を詰め込んだ食器が生かされるのだと思うのです。色んな時代を経ているので お好みに合わせて選べるところも 古いものならでは。たくさん出会えるものではなくなってしまいましたが これからも もっともっと出会いたいと思うのです。

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刺激で心は躍動す。

先日、蔦屋書店がオープンしました。江別にこんなに素敵なお店が出来るとは 想像もしていませんでした。観光地でもなく これといった特徴も無いベットタウンであるこの街に いったいどんな刺激を与えてくれるのか とても楽しみです。

でも、こういう施設が出来て嬉しいと感じるのと同時に その街に住む人たちが どう利用するかがこれからの課題のような気がします。いい環境で 何を学び、何に刺激を受け、どう暮らし 生きるのか・・・そこが試されていると思うのです。環境を与えられただけのことに安堵していてはいけないと思うのです。与えてくれたことを 自分なりに活かし、さらに磨きをかけるべく求め、大切な場所を守っていく役目が 利用者にはあるのです。いつまでも そこにあり続けてもらうために、投げかけられた問いだと私は感じるのです。せっかく自分の住む町に出来た刺激の泉ですから 大切にしていきたいと思います。

そこで過ごす時間の中で得られた刺激が この街をどう変えていくのか楽しみでなりません。たくさんの人の心が躍動し、この街を変えていく役割は 利用する側に託されているのではないでしょうか。そんな施設があるにふさわしい街に・・・していかなければと思うのです。

色んな刺激があるけれど 自分には どんな心躍るようなものが待っているのだろう・・・。ワクワクします。

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受け継いでくれるような・・・。

私たちが大切に集めてきた食器やたくさんのコレクション・・・娘がそのまま受け継いでくれるなら 何の懸念もないのですが、娘の気持ちになってみると たまったものじゃないと言われるに違いないでしょう・・・。

親が好きなものは あくまでも親の趣味。娘には娘の趣味があるでしょうし、残されるものが多いほど 困った問題となりかねません。大切にしてきたものと知っているだけに どうするべきか悩みの種となるに違いないのです。

今は 手軽に売買できる方法があり、将来は もっと簡単便利になることでしょう。気持ちの割り切りができて 整理と幾ばくかのお金ができるのなら それも悪くはないと思うしかないのかもしれません。その場合、一流ブランドのバックだったり 本物のお宝のほうが良かったかもしれないけれど、持ち合わせたものは 古いおもちゃと 可愛い食器ばかりですから 残されるほうは大変です。珍しいものばかりではあるけれど 知識のない娘にとっては ただの古いものですから。

店番をしていて あまりにも暇だったので 今の大手の雑貨屋さんはどんなキッチングッズを販売しているのか気になって 通販サイトを見てみました。現代の暮らしにフィットするような品のいい品物がずらっと並んでいました。すべてに目を通してみたのですが 欲しいな・・・と思えるものを私には見つけることができませんでした。大手の雑貨店は 文字通りたくさんの人に支持されるお店ですから 今はこういうものが好まれるんだな・・・と参考にはなっても 自分が使っている姿は想像できなかったのです。

こういうものなら残されても惜しげなく 売ったり捨てたりできるのかもしれないな・・・いやむしろ こういうもののほうが残されたとき 喜ばれたりして・・・と考えてしまいました。本当にそうなら どちらにしても困ったものだと思いました。

どんな品物であっても 毎日毎日の食事の支度をしてくれている 自分にとってはかみさんが 娘にとっては母親が 日々の暮らしを送る中で大切にしてきたものを 簡単に 売ったり捨てたりできるものなのだろうかと考えてしまいます。。思い入れもなく買ったものを使っているならば それも自然なことなのでしょうが、長い年月の中で 伝えられたものならば きっと少なからず 受け継いでくれるに違いないと・・・。あくまでも 親の希望ではあるけれど、そういうものではないだろうかと・・・。

そう思いを託すなら 娘にとってもいいものでなくてはならないわけです。そういう選び方を無意識にしてきたのだと 今にして思うようにしています。世界の一流品でも 有名作家の作ったものでもないけれど いつの日か受け継いでくれるようなもの選びを これからもしていこうと思うのです。

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私の集めた古おもちゃは 処分される運命だと思いますけれど・・・。

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畳の部屋で。

私には 将来、和室でくつろぐ時間を持ちたいという思いがあります。でも、和の家具を置いて いかにも日本的な和室にはしたくはありません。

竹久夢二の美人画を飾るイメージなので 少しだけ西欧の香りのする部屋にしたいのです。とはいっても ステンドグラス風の照明や猫足の椅子などを置くのとも違います。

あくまでも 日本人的な発想から生まれた 庶民的でモダンなもの・・・そういう古いものを組み合わせて 和室を楽しみたいのです。

具体的にいうと こんな食器たちが似合うテーブルや調度品のある部屋です。
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和食器なのに モダンなデザイン・・・チェックやライン、葉や果物など自然のものをデザインした器たち・・・和室だから 焼き物とか いかにも和食器じゃないんです。フランス人形も飾りたければ ブリキのおもちゃも飾りたいのですから。

虫の声を聞きながら・・・きれいな満月を眺めながら・・・畳の部屋で 時々はくつろぎの時間を楽しみたいのです。

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猫の目のように。

いいものがお店に入ると かみさんは 「欲しい。」と必ず言います。かみさんにとっていいものは お客様にとっても やはりいいものです。だから 簡単に「いいよ。」とは言えません。

それでも、簡単に諦めず 「家族3人分ちょうどあるし。」とか 「すっごい欲しい。」とか言ってきます。そんな時は まるで、猫が 猫じゃらしに向かって突進する前の 身構えた時にするような まん丸な目で 私を見ます。まずは お客様に見てもらわないと・・・と分かっていても 同意を求めて 一応、そんな風にしてくるのです。

先日の地震で 壊れてしまったものは もう戻りません。惜しい気持ちはありますが すでに気持ちは 新たな獲物を得ることに向かっているようです。

猫のような好奇心満々の くるくるっとした目で見られるときは 本心なんだろうと思うのです。

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このシックな大人っぽいデザインは 70年代の雰囲気そのもの。フェデラルマグのひまわりのプリントも、パイレックスのウッドランドのグレービーソースボードも、アンカーホッキングのプレイスセッターズコレクションのディナーセットも 50~60年代のポップさから離れ シックなデザインを装い、私たちの目を 確かにくるくるっとさせるのです。

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ぽっかりを埋める。

地震から一週間がたち 少しづつ日常を取り戻しつつあります。それでも 夜中の余震では 飛び起きるような状態・・・被災された方に比べれば 本当に恵まれていると感じますが 少しの緊張と、いまだ余震に備えて 倒しっぱなしの自宅の家具を見ると 心のどこかにぽっかり穴が開いて・・・何かと身の入らない日々が続いています。それでも、こんなさ中にも お店を心配して来てくださったお客様の無事と 被害の少なさに ほっと安堵し、心配の種が少しづつ減っているところです。


お店は 節電のため、かなりの数の明かりを消して 暗いのですが仕方ありません。お客様もご理解くださり 目を凝らして見ていただいています。そんな中ではありますが 新しい家具と食器をお迎えしました。

古い食器棚は 修理箇所が多く 少し手惑いましたが スッカリきれいになって生まれ変わりました。和風が洋風に・・・これで 今の住宅にも違和感なく溶け込んでくれそうです。可愛い食器の特等席として リビングの一番いい場所で いい景色を作り続けてくれることでしょう。シャボン玉をイメージして施したステンシルの背景に似合うような食器・・・キラキラ虹色に輝く食器を入れてみました。

ちょっと珍しいミルクガラスも入りました。下段のオーバルキャセロールは JAJのイングランドパイレックスです。チェルシーというシリーズで 花のような、雪の結晶のような 落ち着いた柄がとても素敵です。その横には パイレックスのグレービーソースボード。ウッドランドというシリーズです。上段の 蓋つきボウルは ノリタケプログレッション。シンプルでいい柄です。アデリアの足つきグラスも ブルーで揃えて・・・よそ行きの装いです。グラスは その他にも 可愛いのがたくさん入荷しています。おいおいご紹介してまいります。

いいものとの出会いは ぽっかり空いた穴を埋めてくれるようです。やはり 根っからの食器好きのようです。

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心に響くもの。

雑貨のお店には 様々な品物が並んでいます。便利なものや 可愛いもの、面白いものがたくさん並べられています。そんな雑貨店を見るのは とても楽しいものですが いざ、「買おうかな・・・」と思う基準とは いったいどこにあるんでしょう。

暮らしに必要なものが雑貨と言うものであれば どんな人にも必要不可欠なものです。食器が無ければ食事もままなりませんし、掃除道具なども雑貨にあたるわけです。どんな家にも雑貨はあります。どんな人の暮らし方にも対応できるように 様々な雑貨があるのです。だから たいていの雑貨店は いろんな人の趣味嗜好に対応できるよう まさに雑多な品揃えとなり 何でも置いてある広い売り場が必要となるわけです。

そう。いろんな人には それぞれの趣味嗜好があり、そのたいていの人が抵抗無く 雑貨を選ぶ基準は やはり安くて、それに見合う品物であることで 満足できてしまうのもまた 雑貨と言うものでもあるのです。

洋服や車に気を使う必要はあっても、人に見せることの無い暮らしぶりというものは 気を使う必要の無いもののような気がします。それは 仕方の無いことです。毎日が つつがなく、生きていられれば それが人の暮らしと言うものです。自分が どうありたいかは 仕事や人との付き合いの中で 形成されるもので そんなに重要に考えるほどのことではないのです。

それでも、時に 音楽に癒され、感動を求め映画を見たり 本を読んだり、人の思いに触れたくて 芸術を鑑賞したりするのです。それこそは 自分がどうありたいか・・・と言うことを求める行動であると思いたいのですが 案外、ストレス解消とか 憂さ晴らしとか、暇つぶしとか、珍しいもの見たさ・・・と言えるものかもしれません。普段から 自分がどうありたいかなんてことを 考える理由も無い中で 暮らしはつらつらと流れていくのです。

そんなことを思うのは うちが雑貨屋だからかもしれません。しかも 極めて趣味的な。でも、自分らしくありたいと思う人にとって 何かを感じてもらえる要素は あるのではないか・・・と思っていたりもします。自分が あえて選ぶものは どんなものなのか・・・そこには 自分しか知りえないものが きっとあるからです。メディアに提供されるものではなく 自分にしか作りえないものに目を向けて、湧き上がる気持ちを感じてみる・・・。雑貨選びの面白さや楽しさは そういうところにしかないのだと 私は思います。

お店の中を 一通り歩いて、心に響くものを探してみました。私の目に飛び込んできたのは なんてことの無い一つのグラスでした。ただの線に水玉模様がデザインされただけのグラスです。皆さんの目には どう映るのでしょうか。私には 雨がぽつぽつと降っている様子に見えます。長靴を履いて わざと水溜りに入っていく 幼い頃の不思議な感情が蘇ります。その感覚に触れられたのは このグラスのおかげです。雑貨選びの楽しみは 人それぞれ違います。そんな風に 雑貨を見てみると きっと暮らしに少し 潤いを感じられるのではないかと思うのです。

自分にしか見つけることの出来ない暮らしの道具・・・そんなものを見つけられる時間をゆっくりと楽しんでいただけますように・・・。

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追伸
9月5日(水)は 月に一度のお休みをいただきます。そして、7日(金)は法事のため特別にお休みをいただきます。

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見違えた姿。

古い食器は たいていの場合、未使用であっても 長年にわたり放置され 埃がかぶり、くすんでいたりします。だから 手に取ってみていると 手が埃っぽく汚くなってしまいます。それは どうしようもないことです。だから うちでは必ずきれいになるまで 漂白をし、水洗いする作業が欠かせません。

仕入れの量が少ないときはさほどのこともありませんが 大量になるとそれはもう、一苦労です。でも、それが とても大切なことだと考え ずっと続けています。

アクリルたわしに洗剤をつけ、一つ一つ丁寧に洗っていく作業は とても楽しい作業でもあります。「手が入らないから 柄のついたスポンジでないと洗いにくいな・・・でも 氷がたくさん入るからカクテルを飲むときは いいだろうな・・・」とか。「あのお皿と一緒に使うと めっちゃ可愛いぞ!」とか・・・そんなことを思いながらの作業だからです。

しかも、すすぎが終わり 水切り籠に置かれた状態の可愛いことと言ったら・・・あんなにくすんでいたグラスも輝きを取り戻し、ピカピカと輝きだします。作られた時の本来の姿を取り戻し、私たちの暮らしに溶け込んで 思わぬ喜びを与えてくれるのです。

ただ、懐かしむだけの存在などではないと改めて感じます。暮らしを自分らしく彩る喜びを知っていらっしゃるお客様のもとへ・・・見違えた姿でご紹介できる楽しさを思いながら、今日も きれいに磨き上げるのです。


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